HTML input 属性の違い

2024-09-20

HTML input: name vs. id の違い

HTML<input> 要素は、ユーザーからの入力を受け取るための基本的なフォーム要素です。この要素には、name 属性と id 属性があります。これらは、異なる目的で使用されます。

name 属性

  • 使用方法
    • <input> 要素の属性として指定します。
    • 同じ名前を持つ複数の <input> 要素をグループ化できます。
  • 目的
    • フォームの送信時にサーバーに送信されるデータの識別子として使用されます。
    • 複数の <input> 要素を同じ名前でグループ化し、サーバサイドで処理することができます。


<form action="/submit" method="post">
  <input type="text" name="username">
  <input type="password" name="password">
  <input type="submit" value="Submit   ">
</form>

id 属性

  • 使用方法
    • 各要素にユニークな id を割り当てます。
  • 目的
    • JavaScript で要素を識別するためのユニークな識別子として使用されます。
    • CSS で要素をスタイルするための選択子として使用されます。
<input type="text" id="username-input">
<script>
  const usernameInput = document.getElementById('username-input');
  // ...
</script>

要約

  • id 属性
    JavaScript や CSS で要素を識別するためのユニークな識別子。
  • name 属性
    フォームの送信時にサーバーに送信されるデータの識別子。

どちらを使用するか

  • JavaScript または CSS での要素操作
    id 属性を使用します。
  • フォーム送信
    name 属性を使用します。



<form action="/submit" method="post">
  <input type="text" name="username">
  <input type="password" name="password">
  <input type="submit" value="Submit   ">
</form>
  • フォームが送信されると、サーバーはこれらの名前を使用して、ユーザーが入力した値を取得します。
  • name 属性は、各 <input> 要素にユニークな名前を割り当てています。
  • このフォームは、ユーザー名とパスワードの入力を受け取り、/submit エンドポイントに送信します。
<input type="text" id="username-input">
<script>
  const usernameInput = document.getElementById('username-input');
  // ...
</script>
  • JavaScript で document.getElementById('username-input') を使用することで、この要素を参照し、その値を取得したり、変更したりすることができます。
  • id 属性は、要素にユニークな識別子 username-input を割り当てています。
  • このコードは、ユーザー名の入力を受け取る <input> 要素を JavaScript で操作しています。

HTML input 属性の違い

HTML の <input> 要素には、多くの属性があり、それぞれの属性は異なる機能を提供します。以下は、いくつかの一般的な属性とその違いです。

type 属性

  • 可能な値: text, password, submit, radio, checkbox, button, file, number, email, date, time, datetime-local, month, week, color, search, tel, url, textarea など。

value 属性

  • type 属性が submit または button の場合、ボタンのラベルになります。

placeholder 属性

  • <input> 要素の入力フィールド内にヒントテキストを表示します。

required 属性

  • <input> 要素への入力が必須であることを示します。

disabled 属性

  • <input> 要素を無効にします。

readonly 属性

size 属性

maxlength 属性

  • <input> 要素に入力できる最大文字数を指定します。

pattern 属性

  • <input> 要素の入力値が特定のパターンに一致するかどうかを検証します。



  • サーバサイドで、これらの属性の値を解析して処理します。
  • カスタム属性を使用して、任意のデータを <input> 要素に関連付けることができます。
<input type="text" data-username="john_doe">

JavaScript で直接操作

  • JavaScript を使用して、<input> 要素の値を取得または設定することができます。
<input type="text" id="username-input">
<script>
  const usernameInput = document.getElementById('username-input');
  // ...
</script>

CSS セレクター

  • ただし、JavaScript で個々の要素を操作する場合には、id 属性が便利です。
input[type="text"] {
  // ...
}

カスタム要素

  • Web Components を使用して、独自の <input> 要素を作成し、その動作をカスタマイズすることができます。
class CustomInput extends HTMLElement {
  // ...
}
customElements.define('custom-input', CustomInput);
const inputElement = document.getElementById('my-input');
inputElement.value = 'Default value';

JavaScript でラベル要素を作成

  • JavaScript を使用して、<input> 要素の横にラベル要素を作成し、ヒントテキストを表示することができます。
const inputElement = document.getElementById('my-input');
const labelElement = document.createElement('label');
labelElement.textContent = 'Enter your name';
inputElement.parentNode.insertBefore(labelElement, inputElement);

html html-input



ポップアップブロック検知とJavaScript

ポップアップブロックを検知する目的ポップアップブロックはユーザーのプライバシーやセキュリティを保護するためにブラウザに組み込まれている機能です。そのため、ポップアップブロックが有効になっている場合、ポップアップを表示することができません。この状況を検知し、適切な対策を講じるために、JavaScriptを使用することができます。...


HTML5 Doctype を含む基本的な HTML テンプレート

HTML5 Doctype を使用する利点将来性 HTML5 は今後も進化し続ける最新規格です。HTML4 Doctype は時代遅れになりつつあり、将来的にサポートされなくなる可能性があります。新機能 HTML5 Doctype は、video、audio、canvas などの新しい要素と API を導入します。これらの機能により、より魅力的でインタラクティブな Web サイトを作成できます。...


テキストエリア自動サイズ調整 (Prototype.js)

Prototype. js を使用してテキストエリアのサイズを自動調整する方法について説明します。Prototype. js を読み込みます。window. onload イベントを使用して、ページの読み込み後にスクリプトを実行します。$('myTextarea') でテキストエリアの要素を取得します。...


順序付きリストのカスタマイズ方法

HTML、CSS、そしてHTML リストを使用することで、順序付きリストの番号をカスタマイズすることができます。リスト項目 <li>タグを使用して作成します。順序付きリスト <ol>タグを使用して作成します。例CSSを使用して、順序付きリストの番号をカスタマイズすることができます。...


CSS最小高さレイアウト解説

HTML、CSS、XHTMLにおける100%最小高さCSSレイアウトについて、日本語で解説します。100% 最小高さレイアウトは、要素の最小高さを親要素の100%に設定するCSSレイアウト手法です。これにより、要素が常に親要素と同じ高さになるよう確保することができます。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



Internet Explorer 7 で子要素の幅が意図せず崩れる?原因と解決策を解説

Internet Explorer 7 (IE7) では、絶対配置された親要素の子要素にパーセンテージ幅を設定すると、幅が意図せず崩れる場合があります。これは、IE7 の古いボックスモデルと CSS 2.1 の解釈に起因する問題です。原因この問題の根本的な原因は、IE7 が古いボックスモデルを使用していることです。このモデルでは、要素の幅はコンテンツ幅、パディング、ボーダーの合計で計算されます。一方、CSS 2.1 では、要素の幅はコンテンツ幅のみで計算されます。


ユーザーのタイムゾーン決定方法

HTML、ブラウザ、タイムゾーンの文脈で「ユーザーのタイムゾーンを決定する」とは、Webページのユーザーが現在いる地域の時間帯を特定することを指します。JavaScriptのIntl. DateTimeFormatオブジェクトを使用する Intl


HTML フォームの複数送信ボタン

HTML フォームでは、通常、送信ボタンは1つのみ存在します。しかし、特定のシナリオにおいて、複数の送信ボタンを使用することが有用な場合があります。より直感的なユーザーインターフェイス 複数のボタンを使用することで、ユーザーが意図するアクションを明確に選択できるようになります。


JavaScript、HTML、CSSでWebフォントを検出する方法

CSS font-family プロパティを使用するCSS font-family プロパティは、要素に適用されるフォントファミリーを指定するために使用されます。このプロパティを使用して、Webページで使用されているフォントのリストを取得できます。


オートコンプリート無効化設定

上記のコードでは、usernameという名前の入力フィールドにautocomplete="off"を設定しています。これにより、ブラウザは過去の入力履歴に基づいて自動的に値を提案しなくなります。autocomplete属性には、以下のような値を設定することもできます。