Angular 9 で MatToolbar エラーをデバッグ! エラーメッセージから原因を特定

2024-07-27

Angular 9 で MatToolbar を使用するときに発生するエラーの解決方法

Error: Can't resolve 'MatToolbar'

このエラーは、MatToolbarModule が正しく ngcc によって処理されていないか、Angular Ivy と互換性がないことを意味します。

この問題を解決するには、以下の方法を試してください。

Angular Material と ngcc を最新バージョンに更新する

npm install @angular/material @angular/cdk ngcc

node_modules フォルダを削除して再インストールする

古いバージョンの Angular Material や ngcc が問題の原因となっている可能性があるため、node_modules フォルダを削除して再インストールしてみてください。

rm -rf node_modules
npm install

MatToolbarModule 全体を読み込む

一部のコンポーネントのみをインポートする代わりに、MatToolbarModule 全体を読み込むことで問題が解決する場合があります。

import { MatToolbarModule } from '@angular/material/toolbar';

@NgModule({
  imports: [
    MatToolbarModule
  ],
  declarations: [
    AppComponent
  ],
  providers: [],
  bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule {}

プロジェクトを AOT コンパイルする

AOT コンパイルを使用すると、ビルド時にすべてのコンポーネントとテンプレートが事前にコンパイルされるため、この問題が発生する可能性が低くなります。

ng build --prod

キャッシュをクリアする

ブラウザのキャッシュをクリアすると、問題が解決する場合があります。

これらの方法を試しても問題が解決しない場合は、Angular Material の GitHub リポジトリ で問題を報告してください。




<mat-toolbar color="primary">
  <span>My App</span>
  <span class="spacer"></span>
  <button mat-icon-button>
    <mat-icon>search</mat-icon>
  </button>
  <button mat-icon-button>
    <mat-icon>account_circle</mat-icon>
  </button>
</mat-toolbar>

このコードは、以下の内容を作成します。

  • 青色のツールバー
  • ツールバーの左側に "My App" というテキスト
  • ツールバーの右側にスペーサー
  • 検索アイコン付きのボタン
  • アカウントアイコン付きのボタン

コードの説明

  • <mat-toolbar> タグは、MatToolbar コンポーネントを定義します。
  • color 属性は、ツールバーの色を設定します。
  • <span> タグは、ツールバー内のテキストコンテンツを定義します。
  • タイトルを設定する
  • ナビゲーションリンクを追加する
  • ロゴを追加する
<mat-toolbar color="primary">
  <img src="logo.png" alt="Logo">
  <span>My App</span>
  <a mat-button routerLink="/">Home</a>
  <a mat-button routerLink="/about">About</a>
</mat-toolbar>
  • ロゴと "My App" というテキストを含むツールバー
  • "Home" と "About" へのナビゲーションリンク

リソース




TypeScript コンパイラーオプションを変更することで、MatToolbar エラーを解決できる場合があります。

"compilerOptions": {
  "module": "esnext",
  "target": "es2015",
  "strict": true,
  "esModuleInterop": true,
  "skipLibCheck": true,
  "experimentalDecorators": true,
  "emitDecoratorMetadata": true,
  "sourceMap": true,
  "inlineSources": false,
  "removeComments": false,
  "preserveValueTrivia": false,
  "allowSyntheticDefaultImports": true,
  "typeRoots": [
    "./node_modules/@types"
  ]
}

この設定は、以下のことを行います。

  • モジュールシステムを "esnext" に設定します。
  • ターゲット JavaScript ランタイムを "es2015" に設定します。
  • 厳格なモードを有効にします。
  • ES モジュールインターオペレーションを有効にします。
  • ライブラリチェックをスキップします。
  • 実験的なデコレータを有効にします。
  • デコレータのメタデータを生成します。
  • ソースマップを生成します。
  • インラインソースを無効にします。
  • コメントを削除しません。
  • 値トリビアを保持しません。
  • 合成デフォルトインポートを許可します。
  • @types ディレクトリを型ルートとして設定します。

カスタムビルドスクリプトを使用する

カスタムビルドスクリプトを使用して、ngcc を手動で実行し、MatToolbarModule を AOT コンパイルすることができます。

npx ngc --build --prod --base-path src/app --output-path dist/app --define=BUILD_OPTIMIZATIONS
  • ngcc をビルドモードで実行します。
  • ソースディレクトリを "src/app" に設定します。
  • BUILD_OPTIMIZATIONS 定義を有効にします。

別のツールを使用する

MatToolbar に代わる他のツールを使用することもできます。いくつかの人気のあるオプションは以下のとおりです。

これらのツールは、MatToolbar と同様の機能を提供していますが、独自の API と設定を持っています。

Angular チームにサポートを依頼する

上記の方法を試しても問題が解決しない場合は、Angular チームにサポートを依頼することができます。 で問題を報告してください。

注意事項


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