yarn upgrade-interactiveを使って対話的に更新
Yarnを使ってpackage.jsonの依存関係を最新バージョンに更新する方法
このチュートリアルでは、Yarnを使って、package.json
ファイル内のすべての依存関係を最新バージョンに更新する方法を説明します。
対象読者
このチュートリアルは、以下のいずれかに該当する読者を対象としています。
- Node.js、React.js、npmに関する基礎知識がある
- Yarnを使ってプロジェクトを管理している
package.json
ファイル内の依存関係を最新バージョンに更新する方法を知りたい
前提条件
このチュートリアルを実行するには、以下のものが必要です。
- Node.jsがインストールされていること
- 更新したいプロジェクトがあること
手順
- プロジェクトディレクトリに移動します。
- 以下のコマンドを実行します。
yarn upgrade
オプション
- 特定のパッケージのみを更新するには、以下のコマンドを実行します。
yarn upgrade <package-name>
- インストールされているすべてのグローバルパッケージを更新するには、以下のコマンドを実行します。
yarn global upgrade
注意事項
- 依存関係を更新する前に、必ずバックアップを取っておいてください。
- 依存関係を更新すると、プロジェクトが破損する可能性があります。更新後にプロジェクトが正常に動作することを確認してください。
- 一部の依存関係は、互いに互換性がない場合があります。依存関係を更新する前に、互換性に関する情報を調べてください。
補足
yarn upgrade
コマンドは、依存関係を最新のバージョンのみに更新します。特定のバージョンの依存関係に更新したい場合は、yarn install
コマンドと--version
フラグを使用する必要があります。- Yarn v2とv3では、
npm-check-updates
というツールを使用して、更新可能な依存関係を一覧表示して、package.json
ファイルを自動的に更新することができます。
# プロジェクトディレクトリに移動します
cd my-project
# すべての依存関係を最新バージョンに更新します
yarn upgrade
# 特定のパッケージのみを更新します
yarn upgrade react
# インストールされているすべてのグローバルパッケージを更新します
yarn global upgrade
cd my-project
コマンドは、現在のディレクトリをmy-project
ディレクトリに変更します。これは、プロジェクトディレクトリに移動する必要があるためです。yarn upgrade react
コマンドは、react
パッケージのみを最新バージョンに更新します。yarn global upgrade
コマンドは、インストールされているすべてのグローバルパッケージを更新します。
このサンプルコードをプロジェクトに合わせて変更する必要があります。たとえば、プロジェクトディレクトリの名前が異なる場合は、cd my-project
コマンドを変更する必要があります。また、更新したい特定のパッケージがある場合は、yarn upgrade react
コマンドを他の yarn upgrade
コマンドに変更する必要があります。
Yarnを使ってpackage.jsonの依存関係を最新バージョンに更新するその他の方法
yarn upgrade-interactive
コマンドは、各依存関係を更新するかどうかを対話的に確認することができます。これは、すべての依存関係を盲目的に更新したくない場合に役立ちます。
yarn upgrade-interactive
このコマンドを実行すると、Yarnは以下のことを行います。
- 更新可能な各依存関係のリストを表示します。
- 各依存関係を更新するかどうかを確認します。
- 選択した依存関係を更新します。
npxを使う
npx
コマンドは、Node.jsパッケージをインストールせずに実行することができます。これを使用して、Yarnをインストールしていない環境でもyarn upgrade
コマンドを実行することができます。
npx yarn upgrade
Yarnはnpmと互換性があるため、npm install
コマンドを使用してYarnパッケージを更新することができます。
npm install --save-dev yarn
このコマンドを実行すると、Yarnがグローバルにインストールされます。その後、以下のコマンドを使用して依存関係を更新することができます。
yarn upgrade
手動で更新する
上記の方法で問題が発生した場合は、手動で依存関係を更新することができます。これを行うには、以下の手順を実行します。
package.json
ファイルを開きます。- 更新したい依存関係のバージョン番号を最新バージョンに変更します。
yarn install
node.js reactjs npm