create-react-app 4.0.1以降が動作しない問題:原因と解決策

2024-05-21

create-react-app 4.0.1以降が動作しない問題:原因と解決策

2020年11月下旬頃から、create-react-app 4.0.1以降でプロジェクトを作成しようとすると、以下のエラーが発生するケースが報告されています。

An unexpected error occurred: "https://registry.npmjs.org/create-react-app/-/download/create-react-app-4.0.1/-/create-react-app-4.0.1.tgz"

原因

この問題は、create-react-app 及び react-scripts のバージョン 4.0.0 と TypeScript 4.1.0 以降が組み合わさることで発生するバグが原因でした。現在は修正済みですが、当時は以下の状況で問題が発生していました。

  • create-react-appreact-scripts が 4.0.0
  • インストールされる TypeScript のバージョンが 4.1.0 以降

解決策

以下のいずれかの方法で解決できます。

create-react-app を再インストールする

npm install -g create-react-app

npx キャッシュをクリアする

npm cache clean --force

Node.js のバージョンを更新する

古いバージョンの Node.js を使用している場合は、最新バージョンに更新することで問題が解決する場合があります。

Yarn を使用する

npm の代わりに Yarn を使用して create-react-app をインストールすることで問題が解決する場合があります。

注意事項

  • create-react-app 4.0.0 は既にサポートが終了しているため、可能な場合は最新バージョンを使用することを推奨します。

    補足

    この問題は、create-react-app 4.0.1 だけの問題ではなく、react-scripts や TypeScript のバージョンとの組み合わせによっても発生する可能性があります。問題が発生した場合は、上記の解決策を試すだけでなく、それぞれのツールのバージョンも確認することをおすすめします。




    Create React App のサンプルコード

    npx create-react-app my-app
    

    上記のコマンドを実行すると、my-appという名前の新しい React プロジェクトが作成されます。

    ディレクトリ構成

    作成されたプロジェクトには、以下のディレクトリとファイルが含まれています。

    • src:React コンポーネントやその他のソースコードを格納するディレクトリ
      • App.js:メインの React コンポーネント
      • index.js:エントリーポイントとなるファイル
    • public:静的ファイル (HTML、CSS、画像など) を格納するディレクトリ
      • favicon.ico:ブラウザのタブに表示されるアイコン
      • index.html:HTML ファイル
    • package.json:プロジェクトの設定情報が記述されたファイル
    • README.md:プロジェクトに関する情報を記述したファイル

    コード例

    src/App.js ファイルには、以下のコードが記述されています。

    import React from 'react';
    
    function App() {
      return (
        <div className="App">
          <h1>Hello, Create React App!</h1>
        </div>
      );
    }
    
    export default App;
    

    このコードは、Hello, Create React App! という文字列を表示するシンプルな React コンポーネントを定義しています。

    アプリケーションの実行

    npm start
    

    上記のコマンドを実行すると、開発用サーバーが起動し、http://localhost:3000 でアプリケーションが起動します。

    コードの編集と更新

    src ディレクトリ内のファイルを編集して、アプリケーションを自由にカスタマイズすることができます。ファイルを保存すると、自動的にブラウザに反映されます。

    ビルド

    npm run build
    

    上記のコマンドを実行すると、本番環境用のビルドが作成されます。ビルドされたファイルは build ディレクトリに格納されます。

    その他

    • サンプルコードはあくまでも一例です。
    • より複雑なアプリケーションを作成するには、React のライブラリやツールを組み合わせて使用することができます。



      create-react-app 4.0.1以降が動作しない問題:その他の解決策

      npx create-react-app my-app [email protected]
      

      上記のコマンドを実行すると、create-react-app のバージョン 4.0.0 を指定して my-app という名前のプロジェクトを作成できます。

      yarn create react-app my-app
      

      手動でプロジェクトを作成する

      以下の手順で、手動でプロジェクトを作成することもできます。

      1. create-react-app のテンプレートをダウンロードします。
      npx create-react-app my-app --template empty
      
      npm install
      
        npm start
        
        • 手動でプロジェクトを作成した場合は、create-react-app が提供する自動化された機能が利用できない場合があります。

          reactjs npm create-react-app


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