【コード付き】jQueryでinput type="file"をval('')、replaceWith()、reset()を使ってクリアする方法

2024-04-02

ここでは、jQueryを使ってinput type="file"要素をクリアする方法を紹介します。

val('')メソッドを使う

最も簡単な方法は、val('')メソッドを使うことです。これは、input要素の値を空の文字列に設定します。

<input type="file" id="file_input">
$('#file_input').val('');

このコードは、#file_inputというIDを持つinput type="file"要素を選択し、その値を空の文字列に設定します。

replaceWith()メソッドは、input要素を別の要素で置き換えることができます。

<input type="file" id="file_input">
$('#file_input').replaceWith($('#file_input').clone(true));

このコードは、#file_inputというIDを持つinput type="file"要素を選択し、その要素を自身のコピーで置き換えます。コピーされた要素は、元の要素と同じ値と属性を持つので、ファイル選択はクリアされます。

reset()メソッドは、フォーム内のすべての要素を初期状態に戻します。

<form id="form">
  <input type="file" id="file_input">
  <input type="submit" value="送信">
</form>
$('#form').reset();

このコードは、#formというIDを持つフォーム内のすべての要素を初期状態に戻します。そのため、#file_inputというIDを持つinput type="file"要素のファイル選択もクリアされます。

changeイベントは、input要素の値が変更されたときに発生します。このイベントを使って、ファイル選択がクリアされたことを検知し、必要に応じて処理を行うことができます。

<input type="file" id="file_input">
$('#file_input').on('change', function() {
  if (!this.files.length) {
    // ファイル選択がクリアされた
  }
});

このコードは、#file_inputというIDを持つinput type="file"要素のchangeイベントにリスナーを追加します。リスナーは、filesプロパティの長さが0かどうかをチェックします。filesプロパティは、選択されたファイルのリストを表します。

filesプロパティの長さが0であれば、ファイル選択がクリアされたことを意味します。この場合、必要に応じて処理を行うことができます。例えば、以下のような処理が考えられます。

  • input要素の値を空の文字列に設定する
  • input要素の周りの枠線を赤くする
  • メッセージを表示する

どの方法を使うかは、状況によって異なります。シンプルな方法としては、val('')メソッドを使うのがおすすめです。

より複雑な処理を行う場合は、changeイベントを使うと良いでしょう。




<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>Clearing input type="file" using jQuery</title>
  <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
</head>
<body>
  <h1>input type="file"をクリアする方法</h1>

  <p>
    <input type="file" id="file_input_1">
    <button id="clear_button_1">クリア</button>
  </p>

  <p>
    <input type="file" id="file_input_2">
    <button id="clear_button_2">クリア</button>
  </p>

  <p>
    <input type="file" id="file_input_3">
    <button id="clear_button_3">クリア</button>
  </p>

  <script>
  $(function() {
    // val('')メソッドを使う
    $('#clear_button_1').click(function() {
      $('#file_input_1').val('');
    });

    // replaceWith()メソッドを使う
    $('#clear_button_2').click(function() {
      $('#file_input_2').replaceWith($('#file_input_2').clone(true));
    });

    // reset()メソッドを使う
    $('#clear_button_3').click(function() {
      $('#file_input_3').closest('form').reset();
    });
  });
  </script>
</body>
</html>

このコードを保存してブラウザで開くと、input type="file"要素をクリアする3つの方法を試すことができます。

  • 方法1: val('')メソッドを使う

上記以外にも、input type="file"要素をクリアする方法はいくつかあります。詳細は、以下のサイトを参照してください。




input type="file"要素をクリアするその他の方法

prop()メソッドは、要素のプロパティを取得または設定するために使用できます。input type="file"要素の場合、filesプロパティを設定することで、ファイル選択をクリアすることができます。

<input type="file" id="file_input">
$('#file_input').prop('files', []);
<input type="file" id="file_input">
$('#file_input').trigger('change');

JavaScriptのネイティブメソッドを使う

jQueryを使用せずに、JavaScriptのネイティブメソッドを使ってinput type="file"要素をクリアすることもできます。

<input type="file" id="file_input">
document.getElementById('file_input').value = '';


javascript jquery html


【保存版】GUI/WebベースJSONエディタの作り方!jQuery、Ajax、JSONでプロパティエクスプローラーを実現

JSONエディタは、JSON形式のデータを編集するためのツールです。従来のテキストエディタとは異なり、JSONの構造を視覚的に表示し、編集を容易にする機能が備わっています。今回紹介するJSONエディタは、プロパティエクスプローラーのように、JSONデータの階層構造をツリー形式で表示します。ユーザーは、ツリーを展開/折りたたんだり、ノードをクリックして値を編集したりすることができます。...


HTMLの基本:pタグとdivタグを使いこなして美しい文章レイアウトを構築しよう

<p> タグ:ブラウザは、<p> タグの前後に自動的に改行と余白を挿入します。段落ごとに余白が生まれるため、文章が視覚的に区切られ、読みやすくなります。ブラウザは、<p> タグの前後に自動的に改行と余白を挿入します。段落ごとに余白が生まれるため、文章が視覚的に区切られ、読みやすくなります。...


jQueryイベントハンドラ:change、keyup、keydown、input、data属性の使い分け

jQueryを使用して、入力テキストボックスの内容が変更されたときに検出する方法について解説します。解説$(document).ready(function() { ... }): DOMContentLoadedイベントが発生した時に実行される関数です。 jQueryのコードはこの中に記述します。...


JavaScript、jQuery、Ajax を駆使!GET リクエストでパラメータを自在に操る

このチュートリアルでは、JavaScript、jQuery、Ajax を使って、GET リクエストでサーバーにパラメータを渡す方法を解説します。GET リクエストとパラメータGET リクエストは、サーバーからリソースを取得するために使用される HTTP リクエストメソッドです。パラメータは、リクエストに追加情報を含めるために使用されます。GET リクエストの場合、パラメータは URL にクエリ文字列として追加されます。...


【保存版】CSS & JavaScriptで実現!タッチデバイスにおける:hoverの挙動制御のベストプラクティス

以下、いくつかの方法をご紹介します。JavaScriptを使用して、タッチイベントを検出し、:hoverスタイルを無効にすることができます。Media Queryを使用して、タッチデバイス向けのCSSスタイルを定義することができます。Pointer Eventsを使用して、タッチイベントとマウスイベントを区別することができます。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



jQueryで実現!ファイル選択後の「やり直し」ボタン:実装方法と注意点

方法1:val()メソッドを使うこれは最もシンプルで一般的な方法です。以下のコードのように、val()メソッドに空文字 ("") を渡すことで、ファイル入力値をクリアできます。方法2:replaceWith()メソッドを使うこの方法は、ファイル入力要素自体を新しい空の要素に置き換えることでクリアします。以下のコードのように、replaceWith()メソッドを使って新しい空の<input type="file">要素を作成し、既存の要素と置き換えます。


ngModelとformControlNameを使ってinput type="file"をリセットする方法

ngModelとformControlNameを使うこの方法では、ngModelとformControlNameを使ってファイル入力をバインドします。resetForm()関数で、selectedFileをnullに設定し、form. get('file').reset()を使ってフォームコントロールをリセットします。