【保存版】HTMLとCSSで簡単!ブラウザ間互換性のある縦書きテキストの書き方

2024-06-24

HTML、CSSでブラウザ間互換性のある縦書きテキストを実現する方法

このチュートリアルでは、HTMLCSSを使用して、クロスブラウザ対応の縦書きテキストを作成する方法を詳しく説明します。

必要なもの

  • テキストエディタ
  • ウェブブラウザ

手順

  1. HTMLでコンテンツを構造化する

まず、縦書きにしたいテキストを含むHTML要素を作成します。例えば、以下のようなHTMLコードになります。

<p>これは縦書きテキストです。</p>
  1. CSSで縦書きを設定する

次に、CSSを使用して、縦書きテキストのスタイルを設定します。以下のコードは、すべてのブラウザで縦書きテキストを表示するために必要な基本的なスタイルです。

p {
  writing-mode: vertical-rl;
}

このコードは、p要素内のテキストを縦書きにし、右から左に流れるように設定します。

ブラウザごとの互換性

上記の基本的なスタイルに加えて、主要なブラウザごとに以下の追加スタイルが必要になる場合があります。

  • Internet Explorer 11 以前:
p {
  /* 基本的なスタイル */
  -ms-writing-mode: tb-rl;
}
  • Safari:
p {
  /* 基本的なスタイル */
  word-break: break-all;
}

これらの追加スタイルは、それぞれのブラウザで縦書きテキストが正しく表示されるようにするために必要です。

その他のヒント

  • 縦書きテキストの行の高さを調整するには、line-heightプロパティを使用します。

以下のコードは、上記のすべてのスタイルを組み合わせて、見栄えの良い縦書きテキストを作成する例です。

<p>これは縦書きテキストです。<br>
改行も縦書きで表示されます。</p>
p {
  writing-mode: vertical-rl;
  font-family: "メイリオ", serif;
  font-size: 16px;
  line-height: 1.5;
  letter-spacing: normal;
  word-break: break-all;
  -ms-writing-mode: tb-rl;
}

このコードは、メイリオフォント、16ピクセルの文字サイズ、1.5行高、標準的な文字間隔、改行も縦書きで表示されるように設定します。 Internet Explorer 11 以前でも正しく表示されるように、-ms-writing-modeプロパティも追加されています。

HTMLとCSSを使用して、ブラウザ間互換性のある縦書きテキストを作成することは可能です。上記のチュートリアルで説明した基本的なスタイルとヒントを参考に、ご自身のニーズに合わせて縦書きテキストをカスタマイズしてください。




HTML

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>縦書きテキスト</title>
  <link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
  <p>これは縦書きテキストです。</p>
  <p>改行も縦書きで表示されます。</p>
</body>
</html>

CSS

p {
  writing-mode: vertical-rl;
  font-family: "メイリオ", serif;
  font-size: 16px;
  line-height: 1.5;
  letter-spacing: normal;
  word-break: break-all;
  -ms-writing-mode: tb-rl;
}

説明

  • このHTMLコードは、p要素内に2つの段落テキストを含んでいます。
  • CSSコードは、すべてのブラウザで縦書きテキストを表示するために必要な基本的なスタイルを定義しています。
  • writing-mode: vertical-rl; プロパティは、テキストを縦書きにし、右から左に流れるように設定します。
  • font-family プロパティは、メイリオフォントを指定します。
  • font-size プロパティは、文字サイズを16ピクセルに設定します。
  • line-height プロパティは、行高を1.5倍に設定します。
  • letter-spacing プロパティは、文字間隔を標準に設定します。
  • word-break プロパティは、長い単語が次の行に折り返されるように設定します。
  • -ms-writing-mode: tb-rl; プロパティは、Internet Explorer 11 以前で正しく表示されるようにするために追加されています。

このサンプルコードを参考に、ご自身のニーズに合わせて縦書きテキストをカスタマイズすることができます。

以下の例は、CSSを使用して縦書きテキストを実現するその他の方法を示しています。

  • 文字を90度回転させる:
p {
  writing-mode: vertical-rl;
  transform: rotate(90deg);
}
  • インライン要素を縦書きにする:
span {
  writing-mode: vertical-rl;
}
  • 縦書きリストを作成する:
ul {
  list-style-type: none;
  padding: 0;
}

li {
  writing-mode: vertical-rl;
  margin-bottom: 10px;
}

これらの例は、CSSの柔軟性を示すほんの一例です。様々な方法を試し、ご自身のニーズに合った縦書きテキストを作成してみてください。




CSSで縦書きを実現するその他の方法

text-orientation プロパティは、縦書きテキストの方向を制御するために使用できます。以下の値が用意されています。

  • upright: すべての文字を縦書きにします。これがデフォルト値です。
  • mixed: 日本語は縦書き、英語は横書き、その他の記号はそれぞれ適切な向きに自動的に設定されます。
  • sideways: すべての文字を90度回転させて縦書きにします。

例:

p {
  writing-mode: vertical-rl;
  text-orientation: sideways;
}

inline-block 要素を使用して、インライン要素を縦書きにすることができます。

span {
  display: inline-block;
  writing-mode: vertical-rl;
}

transform プロパティを使用して、文字を90度回転させて縦書きにすることができます。

p {
  writing-mode: vertical-rl;
  transform: rotate(90deg);
}

ruby 要素を使用して、振り仮名を縦書きにすることができます。

<ruby><ruby>(かん</ruby></ruby>
ruby {
  writing-mode: vertical-rl;
}

第三者ライブラリを使用する

css-writing-modevertical-text などの第三者ライブラリを使用して、縦書きを実現することもできます。これらのライブラリは、より多くの機能とオプションを提供することがあります。

上記の方法に加えて、以下の点にも注意する必要があります。

  • フォント: すべてのフォントが縦書きに対応しているわけではありません。縦書きを使用する場合は、縦書きに対応したフォントを選択してください。
  • 行間: 縦書きの場合、行間が適切に調整されるようにする必要があります。
  • ブラウザの互換性: すべてのブラウザで縦書きが正しく表示されるとは限りません。必要に応じて、ベンダープレフィックスを使用する必要があります。

これらの方法を参考に、様々な方法でCSSを使って縦書きを実現してみてください。


html css cross-browser


表の空白にさようなら! CSSで空のセルの罫線をスマートに表示する

方法以下のコードをHTMLファイルに追加します。上記のコードでは、table 要素に border-collapse: collapse; プロパティを設定しています。これは、テーブルのセル間の余白をなくすために必要です。次に、td 要素に border: 1px solid black; プロパティを設定しています。これは、すべてのセルの罫線を1pxの黒線で表示します。...


知っておきたい! インライン CSS で 'a:hover' を記述する3つの方法

インライン CSS で 'a:hover' を記述するには、以下の2つの方法があります。style 属性上記の例では、style 属性を使用して、color プロパティと text-decoration プロパティを設定しています。color: red; は、マウスポインターがリンクの上に置かれたときに、リンクの色を赤に変更します。...


【初心者向け】CSSで要素の子要素にスタイルを当てる方法を徹底解説

子要素セレクタ最も基本的な方法は、子要素セレクタを使うことです。子要素セレクタは、親要素の子要素にのみスタイルを適用するセレクタです。書き方は以下の通りです。例えば、div要素の子要素であるp要素にのみ赤い色を設定したい場合は、以下のようになります。...


【CSS】親コンテナの高さを基準としたマージン・パディング設定:3つの方法とそれぞれの特徴

例:親コンテナの高さを50%とした要素のマージン設定以下のコード例では、親コンテナの高さを50%とした要素の上部マージンを設定しています。このコードにおいて、要素のmargin-topは親コンテナの高さを基準とした50%に設定されます。親コンテナの高さが変化しても、要素は常に親コンテナの高さを50%の位置から配置されます。...


HTML、HTMLテーブル、Bootstrap 4でテーブルの行全体をリンクとしてクリックできるようにする方法

HTMLテーブルで、行全体をクリックして別のページに遷移したい場合があります。これは、各行の詳細ページへのリンクとして役立ちます。このチュートリアルでは、HTML、HTMLテーブル、Bootstrap 4を使用して、テーブルの行全体をリンクとしてクリックできるようにする方法を説明します。...