React Router v6における"Property 'exact' does not exist on type"エラーの解決策とは？

2024-05-21

React、TypeScript、React Routerにおける「Property 'exact' does not exist on type」エラーの解決策

このエラーは、React、TypeScript、React Routerを使用する際に発生する一般的な問題です。これは、exact プロパティが Route コンポーネントの型定義に存在しないことを示しています。

原因

このエラーが発生する主な理由は2つあります。

解決策

このエラーを解決するには、以下の方法があります。

React Router v5を使用している場合は、exact プロパティを使用することができます。

import { Route } from 'react-router-dom';

const App: React.FC = () => {
  return (
    <BrowserRouter>
      <Routes>
        <Route exact path="/" element={<Home />} />
        <Route path="/about" element={<About />} />
      </Routes>
    </BrowserRouter>
  );
};

React Router v6を使用している場合は、exact プロパティを使用する代わりに、path プロパティを調整することで完全一致ルーティングを実現することができます。

import { Route } from 'react-router-dom';

const App: React.FC = () => {
  return (
    <BrowserRouter>
      <Routes>
        <Route path="/" element={<Home />} />
        <Route path="/about" element={<About />} />
      </Routes>
    </BrowserRouter>
  );
};

型定義ファイルを更新する

TypeScriptの型定義ファイルが古い場合は、最新バージョンに更新する必要があります。

npm install --save @types/react-router-dom

React Router v6 での完全一致ルーティングと部分一致ルーティング

完全一致ルーティングは、URL がパスと完全に一致する場合にのみコンポーネントをレンダリングします。

import { Route } from 'react-router-dom';

const App: React.FC = () => {
  return (
    <BrowserRouter>
      <Routes>
        <Route path="/" element={<Home />} />  {/* 完全一致ルーティング */}
        <Route path="/about" element={<About />} />
      </Routes>
    </BrowserRouter>
  );
};

上記のコードでは、/ パスにアクセスすると Home コンポーネントがレンダリングされ、/about パスにアクセスすると About コンポーネントがレンダリングされます。

import { Route } from 'react-router-dom';

const App: React.FC = () => {
  return (
    <BrowserRouter>
      <Routes>
        <Route path="/*" element={<Profile />} />  {/* 部分一致ルーティング */}
      </Routes>
    </BrowserRouter>
  );
};

上記のコードでは、/* パスにアクセスすると Profile コンポーネントがレンダリングされます。これは、/、/users/123、/settings などのすべてのパスに一致します。

注意事項

完全一致ルーティングと部分一致ルーティングを組み合わせる場合は、より具体的なパスを先に定義する必要があります。
ネストされたルートを使用する場合は、より具体的なルートを先に定義する必要があります。

React Router v6 での完全一致ルーティングと部分一致ルーティング：その他の方法

useMatch フックを使用して、現在の URL がルートと一致するかどうかを確認できます。

import { useMatch } from 'react-router-dom';

const Profile: React.FC = () => {
  const match = useMatch();

  if (match.isExact) {
    return <ProfileDetails />;
  } else {
    return <ProfileOverview />;
  }
};

上記のコードでは、useMatch フックを使用して match オブジェクトを取得します。isExact プロパティは、現在の URL がルートと完全に一致するかどうかを示します。

ネストされたルートを使用して、より複雑なルーティング構造を作成できます。

import { Routes, Route } from 'react-router-dom';

const App: React.FC = () => {
  return (
    <BrowserRouter>
      <Routes>
        <Route path="/" element={<Home />} />
        <Route path="/users">
          <Route path=":userId" element={<UserDetails />} />
          <Route path="" element={<UserList />} />
        </Route>
      </Routes>
    </BrowserRouter>
  );
};

上記のコードでは、/users パスにアクセスすると UserList コンポーネントがレンダリングされます。/users/:userId パスにアクセスすると、userId パラメータが UserDetails コンポーネントに渡されます。

import { Route } from 'react-router-dom';

const App: React.FC = () => {
  return (
    <BrowserRouter>
      <Routes>
        <Route path="/articles/:slug((\w|-)+)" element={<Article />} />
      </Routes>
    </BrowserRouter>
  );
};

上記のコードでは、/articles/:slug パスにアクセスすると、Article コンポーネントがレンダリングされます。:slug パラメータは、英数字とハイフンのみを含む文字列に一致します。

React Router v6 には、完全一致ルーティングと部分一致ルーティングを実装する様々な方法があります。上記の例は、一般的な方法をいくつか紹介したものです。具体的なニーズに合った方法を選択してください。

reactjs typescript react-router