.htm と .html の違いは?
.htm と .html のファイル拡張子について
日本語での解説
.htm と .html は、HTML (HyperText Markup Language) ファイルの拡張子としてよく使用されます。両者は基本的に同じ意味を持ち、どちらを使っても問題ありません。
歴史的な理由から、.htm が初期のブラウザで広く使用されていたため、今でも一部で使用されています。しかし、現代では .html の方が標準的であり、新しいプロジェクトでは一般的に .html を使用することが推奨されています。
違いと選び方
- 既存のプロジェクト
既存のプロジェクトに合わせる必要がある場合は、そのプロジェクトで使用されている拡張子を使用してください。 - プロジェクト
新しいプロジェクトでは .html を使用するのが一般的です。 - 標準
.html がより標準的で推奨されています。 - 意味
両者とも HTML ファイルであることを示します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>HTML Example</title>
</head>
<body>
<h1>Hello, World!</h1>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>HTML Example</title>
</head>
<body>
<h1>Hello, World!</h1>
</body>
</html>
解説
上記の例コードは、どちらも同じ HTML ファイルであり、機能的にまったく同じです。唯一の違いはファイル拡張子です。
- .html ファイル
現代の標準的な拡張子で、新しいプロジェクトでは一般的に使用されます。 - .htm ファイル
伝統的な拡張子で、歴史的な理由から使用されます。
.htm と .html のファイル拡張子は、HTML ファイルを識別するための最も一般的な方法ですが、他にもいくつかの代替方法があります。
MIMEタイプ
- ブラウザは、このヘッダーに基づいてファイルの解釈を行います。
- HTML ファイルは、HTTPリクエストの
Content-Type
ヘッダーでtext/html
MIMEタイプを指定することで識別することができます。
ファイル内容
- HTML ファイルは、通常、
<html>
タグで始まり、</html>
タグで終わります。 - HTML ファイルは、ファイルの内容に基づいて識別することもできます。
ファイル拡張子の省略
- この場合、サーバーがファイルの内容に基づいてファイルタイプを判断し、適切な処理を行います。
- 一部のサーバー環境では、ファイル拡張子を省略することができます。
html naming-conventions file-extension