【徹底解説】jQueryでフォーム送信を確実に阻止!3つの方法とサンプルコード

2024-05-21

jQueryを使ってフォーム送信を防止する方法

フォーム送信を防止することは、様々な場面で役立ちます。例えば、

  • ユーザーが誤ってフォームを送信してしまうのを防ぐ
  • フォームの入力内容をチェックしてから送信する
  • Ajaxを使って非同期通信を行う

などです。

jQueryを使ってフォーム送信を防止するには、いくつかの方法があります。ここでは、最も一般的によく使われる2つの方法をご紹介します。

方法1:submitイベントを無効化する

最も簡単な方法は、submitイベントを無効化することです。これは、次のようなコードで行うことができます。

$("form").submit(function(e) {
  e.preventDefault();
});

このコードは、フォーム内のすべての要素に対してsubmitイベントを無効化します。つまり、ユーザーがフォーム内のいずれかのボタンをクリックしても、フォームは送信されません。

方法2:送信ボタンを無効化する

$("form").submit(function(e) {
  $("button[type=submit]").prop("disabled", true);
});

上記以外にも、jQueryを使ってフォーム送信を防止する方法はいくつかあります。例えば、

  • Ajaxを使って非同期通信を行い、送信前にデータを検証する



    HTML

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>jQueryフォーム送信防止サンプル</title>
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
    </head>
    <body>
      <form id="myForm">
        <label for="name">名前:</label>
        <input type="text" id="name" name="name">
        <br>
        <label for="email">メールアドレス:</label>
        <input type="email" id="email" name="email">
        <br>
        <button type="submit">送信</button>
      </form>
    
      <script>
        $(document).ready(function() {
          $("#myForm").submit(function(e) {
            e.preventDefault();
    
            // 入力内容をチェック
            var name = $("#name").val();
            var email = $("#email").val();
    
            if (name === "" || email === "") {
              alert("名前とメールアドレスを入力してください。");
              return false;
            }
    
            // 送信処理
            // ...
    
            // 送信ボタンを無効化
            $("button[type=submit]").prop("disabled", true);
          });
        });
      </script>
    </body>
    </html>
    

    説明

    このコードは、以下のことを行います。

    1. フォーム送信時にe.preventDefault()を実行して、送信をキャンセルします。
    2. 入力内容をチェックします。
    3. 入力内容が空の場合は、アラートを表示して送信をキャンセルします。
    4. 入力内容が正しい場合は、送信処理を行います。
    5. 送信処理完了後、送信ボタンを無効化します。

    このコードはあくまで一例です。状況に合わせて、自由にカスタマイズしてください。

    補足

    • このコードでは、Ajaxを使った送信処理は省略しています。
    • フォームの入力内容をチェックするロジックは、必要に応じて変更してください。
    • 送信ボタンを無効化以外にも、送信完了後にメッセージを表示するなど、様々な処理を追加することができます。



    jQueryでフォーム送信を防止するその他の方法

    return false;を使う

    submitイベントハンドラ内でreturn false;を記述することで、フォーム送信をキャンセルすることができます。この方法は、シンプルでわかりやすいのが特徴です。

    $("form").submit(function(e) {
      // 入力内容をチェック
      // ...
    
      // 送信条件を満たさない場合は送信をキャンセル
      if (!条件を満たす) {
        return false;
      }
    
      // 送信処理
      // ...
    });
    

    disable()を使う

    フォーム送信前に、disable()メソッドを使ってフォーム全体または送信ボタンを無効化することができます。この方法は、誤操作による送信を防ぐのに効果的です。

    $("form").submit(function(e) {
      // 入力内容をチェック
      // ...
    
      // 送信条件を満たさない場合はフォームを無効化
      if (!条件を満たす) {
        $("form").disable();
        return false;
      }
    
      // 送信処理
      // ...
    });
    

    Ajaxを使って非同期通信を行うことで、フォーム送信を完全に回避することができます。この方法は、サーバーとのやり取りを減らしたい場合や、複雑な処理を行いたい場合に適しています。

    $("form").submit(function(e) {
      e.preventDefault();
    
      // 入力内容を取得
      var data = {
        name: $("#name").val(),
        email: $("#email").val()
      };
    
      // Ajaxリクエストを送信
      $.ajax({
        url: "/submit",
        type: "POST",
        data: data,
        success: function(result) {
          // 送信成功時の処理
          // ...
        },
        error: function(error) {
          // 送信失敗時の処理
          // ...
        }
      });
    });
    

    プラグインを使う

    jQueryには、フォーム送信を防止するための様々なプラグインが用意されています。プラグインを使うことで、より簡単にフォーム送信を防止することができます。

      どの方法が最適かは、状況によって異なります。それぞれの方法の特徴を理解し、状況に合わせて適切な方法を選択してください。


        jquery forms


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