【初心者でも安心】textareaのリサイズ無効化のやり方を画像付きで解説
HTMLとCSSでtextareaのリサイズを無効にする方法
HTMLの<textarea>
要素は、ユーザーが入力できるテキスト領域を作成するために使用されます。デフォルトでは、ユーザーはこれらの領域をドラッグしてサイズを変更できます。しかし、場合によっては、この機能を無効にして、textareaのサイズを固定したいことがあります。
CSSによるリサイズ無効化
<textarea>
のリサイズを無効にするには、CSSのresize
プロパティを使用します。このプロパティには、以下の3つの値を設定できます。
- none: リサイズを完全に無効にします。これが最も一般的な方法です。
- vertical: 縦方向のリサイズのみを許可します。横方向のリサイズはできません。
以下のコード例は、textarea
のリサイズを完全に無効にする方法を示しています。
textarea {
resize: none;
}
注意点
resize
プロパティは、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。古いブラウザでは、このプロパティが無視される可能性があります。resize
プロパティをnone
に設定すると、ユーザーがテキストエリア内に収まらないテキストを入力した場合、スクロールバーが表示されません。
代替案
resize
プロパティを使用する代わりに、JavaScriptを使用してtextarea
のリサイズを無効にすることもできます。ただし、この方法は、CSSの方が簡単で汎用性が高いので、一般的には推奨されていません。
textarea
の幅と高さを明示的に設定することで、ユーザーがサイズを変更できないようにすることもできます。ただし、この方法では、ユーザーが入力できるテキストの量に制限が設けられることになります。overflow
プロパティを使用して、textarea
の内容がはみ出ないようにすることもできます。ただし、この方法は、ユーザーがスクロールできない領域を作成する可能性があるため、注意が必要です。
HTML
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Textarea リサイズ無効化</title>
<link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
<textarea rows="5" cols="30" placeholder="コメントを入力"></textarea>
<script src="script.js"></script>
</body>
</html>
CSS
textarea {
resize: none;
width: 200px;
height: 100px;
padding: 10px;
border: 1px solid #ccc;
}
JavaScript (オプション)
// JavaScript でリサイズを無効にする方法
const textareas = document.querySelectorAll('textarea');
for (const textarea of textareas) {
textarea.addEventListener('mousedown', (event) => {
event.preventDefault();
});
}
説明
このコードは、以下のことを行います。
- HTMLファイルで、
textarea
要素を作成します。 - CSSファイルで、
textarea
のリサイズをnone
に設定します。また、幅と高さを設定して、textarea
のサイズを固定します。 - JavaScriptファイル (オプション) で、
textarea
要素のmousedownイベントを無効化します。これにより、ユーザーがtextarea
をドラッグしてサイズを変更できなくなります。
このコードを参考に、ご自身のニーズに合わせて調整してください。
補足
- 上記のコードはあくまで一例です。必要に応じて、スタイルや属性を変更してください。
textarea
のリサイズを完全に無効にするには、CSSのresize
プロパティをnone
に設定するのが最善の方法です。
textareaのリサイズを無効にするその他の方法
JavaScript
前述のように、JavaScriptを使用してtextarea
のmousedown
イベントを無効にすることで、リサイズを無効にすることができます。
const textareas = document.querySelectorAll('textarea');
for (const textarea of textareas) {
textarea.addEventListener('mousedown', (event) => {
event.preventDefault();
});
}
この方法は、CSSのみで解決できない場合に役立ちます。ただし、すべてのブラウザで確実に動作するとは限らないことに注意する必要があります。
属性
一部のブラウザでは、readonly
属性を使用してtextareaのリサイズを無効にすることができます。ただし、この方法はすべてのブラウザでサポートされているわけではないことに注意する必要があります。
<textarea rows="5" cols="30" readonly placeholder="コメントを入力"></textarea>
ライブラリ
これらのライブラリは、textareaのリサイズを無効にするだけでなく、その他の機能も提供している場合があります。
textareaのリサイズを無効にする前に、以下の点に注意する必要があります。
- 一部のユーザーにとって、textareaのサイズ変更ができないことは、使いにくいと感じる場合があります。
- すべての方法がすべてのブラウザで確実に動作するとは限らないことに注意する必要があります。
textareaのリサイズを無効にする方法はいくつかあります。最善の方法 は、要件と使用するブラウザによって異なります。
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