JavaScript、jQuery、HTMLを使ってブラウザのウィンドウ/タブが閉じられた時にlocalStorage項目を削除する方法

2024-04-02

ブラウザのウィンドウ/タブが閉じられた時に localStorage 項目を削除する方法

JavaScript

window イベントを使う

以下のコードは、window オブジェクトの beforeunload イベントに処理を登録し、ウィンドウ/タブが閉じられる前に localStorage 項目を削除します。

window.addEventListener('beforeunload', () => {
  // localStorage から削除したい項目のキー
  const key = 'my_item';

  // localStorage から項目を削除
  localStorage.removeItem(key);
});

unload イベントを使う

beforeunload イベントと同様に、unload イベントもウィンドウ/タブが閉じられる前に発生します。以下のコードは、unload イベントを使って localStorage 項目を削除します。

window.addEventListener('unload', () => {
  // localStorage から削除したい項目のキー
  const key = 'my_item';

  // localStorage から項目を削除
  localStorage.removeItem(key);
});

$(window).on('beforeunload')を使う

jQuery を使えば、より簡潔にコードを書くことができます。以下のコードは、$(window).on('beforeunload') を使って beforeunload イベントに処理を登録し、localStorage 項目を削除します。

$(window).on('beforeunload', () => {
  // localStorage から削除したい項目のキー
  const key = 'my_item';

  // localStorage から項目を削除
  localStorage.removeItem(key);
});

$(window).on('unload')を使う

$(window).on('beforeunload') と同様に、$(window).on('unload') を使って unload イベントに処理を登録することもできます。

$(window).on('unload', () => {
  // localStorage から削除したい項目のキー
  const key = 'my_item';

  // localStorage から項目を削除
  localStorage.removeItem(key);
});

HTML

上記の JavaScript コードは、HTML ファイル内に <script> タグを使って記述します。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>localStorage 項目を削除</title>
</head>
<body>
  <h1>localStorage 項目を削除</h1>
  <script>
    // localStorage から削除したい項目のキー
    const key = 'my_item';

    // localStorage から項目を削除
    localStorage.removeItem(key);
  </script>
</body>
</html>

注意点

  • 上記のコードは、すべての localStorage 項目を削除します。特定の項目のみを削除したい場合は、localStorage.removeItem() メソッドの引数にキー名を指定する必要があります。
  • beforeunload イベントと unload イベントは、ブラウザによってはキャンセルされる可能性があります。確実に localStorage 項目を削除したい場合は、両方のイベントに処理を登録することをおすすめします。

まとめ

ブラウザのウィンドウ/タブが閉じられた時に localStorage 項目を削除するには、JavaScript の window オブジェクトの beforeunload または unload イベント、または jQuery の $(window).on('beforeunload') または $(window).on('unload') を使います。




<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>localStorage 項目を削除</title>
</head>
<body>
  <h1>localStorage 項目を削除</h1>
  <p>
    <button id="set-item">localStorage に項目を設定</button>
    <button id="remove-item">localStorage から項目を削除</button>
  </p>
  <script>
    // localStorage に項目を設定する
    const setItem = () => {
      const key = 'my_item';
      const value = 'This is my item.';

      localStorage.setItem(key, value);

      alert('localStorage に項目を設定しました。');
    };

    // localStorage から項目を削除する
    const removeItem = () => {
      const key = 'my_item';

      localStorage.removeItem(key);

      alert('localStorage から項目を削除しました。');
    };

    // ボタンのイベントリスナーを設定
    document.getElementById('set-item').addEventListener('click', setItem);
    document.getElementById('remove-item').addEventListener('click', removeItem);
  </script>
</body>
</html>

使い方

  1. 上記のコードを HTML ファイルに保存します。
  2. ブラウザで HTML ファイルを開きます。
  3. "localStorage に項目を設定" ボタンをクリックします。

動作

  1. "localStorage に項目を設定" ボタンをクリックすると、"my_item" というキーと "This is my item." という値を持つ項目が localStorage に設定されます。

確認方法

  1. ブラウザの開発者ツールを開きます。
  2. "Application" タブを開きます。
  3. 左側のメニューから "Local Storage" を選択します。
  4. "my_item" というキーが存在しないことを確認します。

補足

  • 上記のサンプルコードは、基本的な動作を説明するために簡略化されています。実際の用途に合わせてコードを修正する必要があります。
  • localStorage はブラウザごとに保存されているため、別のブラウザで確認する場合は、そのブラウザで localStorage を確認する必要があります。



localStorage 項目を削除する他の方法

localStorage.clear() メソッドを使う

localStorage.clear() メソッドを使うと、すべての localStorage 項目を削除することができます。

// すべての localStorage 項目を削除
localStorage.clear();

注意:

  • localStorage.clear() メソッドは、すべての localStorage 項目を削除します。特定の項目のみを削除したい場合は、このメソッドを使用しないことをおすすめします。

ブラウザの開発者ツールを使うと、localStorage 項目を手動で削除することができます。

手順:

  1. 削除したい項目のキーを選択します。
  2. "Delete" ボタンをクリックします。

ライブラリを使う

localStorage を操作するライブラリを使うこともできます。

  • ライブラリを使う場合は、ライブラリのドキュメントをよく読んでから使用することをおすすめします。

localStorage 項目を削除するには、いくつかの方法があります。

  • 特定の項目のみを削除したい場合は、localStorage.removeItem() メソッドを使う。
  • すべての localStorage 項目を削除したい場合は、localStorage.clear() メソッドを使う。
  • 手動で削除したい場合は、ブラウザの開発者ツールを使う。
  • ライブラリを使うこともできる。

javascript jquery html


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