Prism.js vs Highlight.js:JavaScriptにおける構文強調表示ライブラリの比較
JavaScriptを使って構文強調表示を行うコード解説
JavaScriptを使って構文強調表示を行う方法はいくつかありますが、ここでは最も一般的な方法である「Prism.js」ライブラリを使った方法を紹介します。
準備
まず、以下のファイルをプロジェクトにダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをプロジェクトの適切な場所に配置します。
コード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Syntax Highlighting with JavaScript</title>
<link rel="stylesheet" href="prism.css">
</head>
<body>
<h1>JavaScriptの構文強調表示</h1>
<pre><code class="language-javascript">
function helloWorld() {
console.log("Hello, world!");
}
helloWorld();
</code></pre>
<script src="prism.js"></script>
</body>
</html>
解説
prism.js
: Prism.js の JavaScript ファイルです。class="language-javascript"
: コードブロックにこの属性を追加することで、Prism.js が JavaScript コードであることを認識します。prism.css
: Prism.js のスタイルシートファイルです。
実行
上記のコードをブラウザで開くと、以下のようにコードが色分けされて表示されます。
function helloWorld() {
console.log("Hello, world!");
}
helloWorld();
Prism.js は、JavaScript 以外にも多くの言語に対応しています。対応言語の一覧は、Prism.js の公式サイト () で確認できます。
また、Prism.js のテーマを変更したり、独自のスタイルを適用したりすることもできます。詳細は、Prism.js のドキュメント () を参照してください。
JavaScriptを使って構文強調表示を行う方法は、Prism.js ライブラリを使うと簡単です。Prism.js は多くの言語に対応しており、テーマ変更や独自のスタイル適用も可能です。
応用
構文強調表示は、コードをより読みやすく理解しやすくするために役立ちます。以下のような場面で活用できます。
- プログラミング学習を行う
- コードレビューを行う
- ドキュメントを作成する
- ソースコードを公開する
改善点
- 応用例を追加しました。
- コード解説に日本語の情報を追加しました。
- コードブロックのスタイルを調整しました。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Syntax Highlighting with JavaScript</title>
<link rel="stylesheet" href="prism.css">
</head>
<body>
<h1>JavaScriptの構文強調表示</h1>
<pre><code class="language-javascript">
// コメント
function helloWorld(name) {
// 変数
var message = "Hello, " + name + "!";
// 条件分岐
if (name === "John") {
console.log(message.toUpperCase());
} else {
console.log(message);
}
// ループ
for (var i = 0; i < 10; i++) {
console.log(i);
}
}
helloWorld("John Doe");
</code></pre>
<script src="prism.js"></script>
</body>
</html>
- 括弧: 灰色
- 演算子: 赤色
- リテラル: 橙色
- 識別子: 紫色
- キーワード: 青色
- コメント: 緑色
// コメント
function helloWorld(name) {
// 変数
var message = "Hello, " + name + "!";
// 条件分岐
if (name === "John") {
console.log(message.toUpperCase());
} else {
console.log(message);
}
// ループ
for (var i = 0; i < 10; i++) {
console.log(i);
}
}
helloWorld("John Doe");
- 色分け対象の構文要素を追加しました。
Prism.js 以外
Highlight.js
- テーマのカスタマイズが容易
- 多くの言語に対応
- 軽量で高速なライブラリ
Ace
- 学習曲線がやや steep
- 自動補完、エラーチェックなど
- コードエディタ風の機能を提供
CodeMirror
- 複雑な設定が必要
- 豊富なプラグイン
- Ace と同様に、コードエディタ風の機能を提供
Monaco Editor
- IntelliSense、デバッグなど
- TypeScript に特化
- Microsoft 製のコードエディタ
自作
上記の方法以外にも、JavaScript で構文強調表示機能を自作することも可能です。構文解析の知識が必要となりますが、自由度の高いカスタマイズが可能です。
選び方
どの方法を選ぶかは、以下の要素を考慮する必要があります。
- 学習曲線
- カスタマイズ性
- パフォーマンス
- 言語の対応
- 必要な機能
javascript html syntax