jQuery .load キャッシュ防止

2024-10-18

jQueryの.load()レスポンスのキャッシュ防止について

jQueryの.load()メソッドは、指定したURLからコンテンツを読み込んで、現在の要素に挿入します。しかし、デフォルトではブラウザのキャッシュを利用するため、同じURLに何度もアクセスしても、以前のレスポンスが再利用されることがあります。これは、ページの更新や動的なコンテンツのロードにおいて、望ましくない場合があります。

キャッシュ防止の方法

  1. タイムスタンプをURLに追加する

    $('#target-element').load('page.html?timestamp=' + new Date().getTime());
    

    この方法では、URLにタイムスタンプを付与することで、ブラウザに毎回新しいリクエストであることを通知します。

  2. cacheオプションをfalseに設定する

    $('#target-element').load('page.html', function(response, status, xhr) {
        // レスポンス処理
    }, 'html');
    

    この方法では、.load()メソッドの第3引数に'html'を指定し、第4引数にcache: falseを設定することで、キャッシュを無効にします。

  3. $.ajax()メソッドを使用する

    $.ajax({
        url: 'page.html',
        cache: false,
        success: function(data) {
            $('#target-element').html(data);
        }
    });
    

    この方法では、.ajax()メソッドを使用して、直接HTTPリクエストを送信し、キャッシュを無効にします。

  • ブラウザの設定やネットワーク環境によっては、キャッシュの挙動が異なる場合があります。
  • キャッシュは一般的にパフォーマンスを向上させるため、必要に応じて適切に使用してください。
  • キャッシュを防止することで、ページの更新や動的なコンテンツのロードが遅くなる可能性があります。



$('#target-element').load('page.html?timestamp=' + new Date().getTime());
  • load('page.html?timestamp=' + new Date().getTime()): page.htmlを読み込み、URLにタイムスタンプを付与します。タイムスタンプは、new Date().getTime()で取得されます。
  • $('#target-element'): 読み込まれたコンテンツを挿入する要素のセレクタです。
$('#target-element').load('page.html', function(response, status, xhr) {
    // レスポンス処理
}, 'html');
  • load('page.html', function(response, status, xhr) { ... }, 'html'): page.htmlを読み込み、レスポンス処理を実行します。第3引数の'html'は、読み込まれたコンテンツのタイプを指定します。第4引数は省略されていますが、cache: falseを設定することでキャッシュを無効にすることができます。
$.ajax({
    url: 'page.html',
    cache: false,
    success: function(data) {
        $('#target-element').html(data);
    }
});
  • $('#target-element').html(data): 読み込まれたコンテンツを指定した要素に挿入します。
  • success: function(data) { ... }: リクエストが成功した場合に実行されるコールバック関数です。dataには、読み込まれたコンテンツが格納されます。
  • cache: false: キャッシュを無効にします。
  • url: 'page.html': リクエストのURLを指定します。
  • $.ajax({ ... }): $.ajax()メソッドを使用して、HTTPリクエストを送信します。



サーバーサイドのプログラミング言語(PHP、Node.jsなど)を使用して、HTTPレスポンスヘッダに「Cache-Control: no-cache」を設定することで、ブラウザにキャッシュを無効にするよう指示することができます。

PHPの例

header('Cache-Control: no-cache');

Node.jsの例

res.setHeader('Cache-Control', 'no-cache');

サーバーサイドでの動的なコンテンツ生成

サーバーサイドでコンテンツを動的に生成することで、毎回異なるレスポンスを返して、ブラウザのキャッシュを無効にすることができます。

<?php
// 現在の時刻を取得
$currentTime = date('Y-m-d H:i:s');

// HTMLを動的に生成
$html = "<p>現在の時刻: $currentTime</p>";

// レスポンスを返す
echo $html;
?>

$.ajax()メソッドのdataオプションを使用する

.ajax()メソッドのdataオプションを使用して、リクエストパラメータを追加することで、ブラウザに毎回新しいリクエストであることを通知することができます。

$.ajax({
    url: 'page.html',
    data: { timestamp: new Date().getTime() },
    success: function(data) {
        $('#target-element').html(data);
    }
});

.get()メソッドは、.ajax()メソッドの簡略版であり、GETリクエストを送信します。cacheオプションをfalseに設定することで、キャッシュを無効にすることができます。

$.get('page.html', function(data) {
    $('#target-element').html(data);
}, 'html');

jquery ajax caching



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