JavaScriptでフォーム送信時のEnterキー無効化を簡単解説!jQueryとその他の方法

2024-06-09

jQueryを使ってフォーム送信時のEnterキー無効化

必要なもの

  • jQueryライブラリ
  • フォーム

手順

  1. jQueryライブラリを読み込みます。
  2. フォーム要素に対して、keydownイベントハンドラを設定します。
  3. イベントハンドラ内で、押されたキーがEnterキーかどうかを判定します。
  4. Enterキーが押された場合は、preventDefault()メソッドを使って、デフォルトの送信動作をキャンセルします。

コード例

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>Enterキー無効化</title>
  <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
  <script>
    $(document).ready(function() {
      $("form").on("keydown", function(e) {
        if (e.key === "Enter") {
          e.preventDefault();
        }
      });
    });
  </script>
</head>
<body>
  <form>
    <input type="text" name="name">
    <input type="email" name="email">
    <button type="submit">送信</button>
  </form>
</body>
</html>

解説

上記のコードでは、まずjQueryライブラリを読み込んでいます。次に、$("form")セレクタを使って、すべてのフォーム要素を選択します。そして、on("keydown", function(e))メソッドを使って、これらの要素に対してkeydownイベントハンドラを設定しています。

keydownイベントハンドラ内では、e.keyプロパティを使って、押されたキーの種類を取得しています。e.key === "Enter"という条件式は、Enterキーが押されたかどうかを判定しています。Enterキーが押された場合は、e.preventDefault()メソッドを使って、デフォルトの送信動作をキャンセルしています。

このコードを実行すると、フォーム内の入力欄でEnterキーを押しても、フォームは送信されなくなります。

補足

  • 上記のコードは、フォーム内のすべての入力欄に対してEnterキー無効化を適用します。特定の入力欄のみ無効化したい場合は、セレクタを調整する必要があります。
  • Enterキー無効化以外にも、JavaScriptやjQueryを使ってフォームの動作を様々な方法でカスタマイズすることができます。



    jQueryでフォーム送信時のEnterキー無効化 - サンプルコード

    フォーム全体

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>フォーム全体でEnterキー無効化</title>
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
      <script>
        $(document).ready(function() {
          $("form").on("keydown", function(e) {
            if (e.key === "Enter") {
              e.preventDefault();
            }
          });
        });
      </script>
    </head>
    <body>
      <form>
        <input type="text" name="name" placeholder="名前">
        <input type="email" name="email" placeholder="メールアドレス">
        <button type="submit">送信</button>
      </form>
    </body>
    </html>
    

    このコードは、冒頭の説明で紹介した基本的な例と同じです。$("form")セレクタを使ってフォーム全体を選択し、keydownイベントハンドラでEnterキー押下を検知して無効化しています。

    特定の入力欄

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>特定の入力欄でEnterキー無効化</title>
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
      <script>
        $(document).ready(function() {
          $("#email").on("keydown", function(e) {
            if (e.key === "Enter") {
              e.preventDefault();
            }
          });
        });
      </script>
    </head>
    <body>
      <form>
        <input type="text" name="name" placeholder="名前">
        <input type="email" name="email" id="email" placeholder="メールアドレス">
        <button type="submit">送信</button>
      </form>
    </body>
    </html>
    

    このコードでは、$("#email")セレクタを使って、IDがemailである入力欄のみを選択します。あとは、keydownイベントハンドラでEnterキー押下を検知して無効化処理を行う点は、フォーム全体の場合と同様です。

    • 上記のサンプルコードは、あくまで基本的な例です。必要に応じて、セレクタやイベントハンドラの処理内容を調整してください。



    jQuery以外の方法でフォーム送信時のEnterキー無効化する方法

    JavaScriptによるイベントハンドラ

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>JavaScriptでEnterキー無効化</title>
    </head>
    <body>
      <form onsubmit="return false;">
        <input type="text" name="name" placeholder="名前">
        <input type="email" name="email" placeholder="メールアドレス">
        <button type="submit">送信</button>
      </form>
      <script>
        const form = document.querySelector("form");
        form.addEventListener("keydown", function(e) {
          if (e.key === "Enter") {
            e.preventDefault();
          }
        });
      </script>
    </body>
    </html>
    

    このコードでは、まずonsubmit="return false;"属性を使って、フォーム送信時のデフォルト動作を無効化しています。次に、JavaScriptでaddEventListenerメソッドを使って、フォーム要素にkeydownイベントハンドラを設定しています。イベントハンドラ内では、Enterキーが押されたかどうかを判定し、preventDefault()メソッドで送信をキャンセルしています。

    HTMLのonsubmit属性

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>HTMLでEnterキー無効化</title>
    </head>
    <body>
      <form onsubmit="return handleFormSubmit(event);">
        <input type="text" name="name" placeholder="名前">
        <input type="email" name="email" placeholder="メールアドレス">
        <button type="submit">送信</button>
      </form>
      <script>
        function handleFormSubmit(event) {
          if (event.key === "Enter") {
            event.preventDefault();
            // 独自の処理を実行
            return false;
          }
          // フォーム送信を許可する場合
          return true;
        }
      </script>
    </body>
    </html>
    

    このコードでは、onsubmit属性にJavaScript関数を呼び出すように設定しています。handleFormSubmit関数内で、Enterキーが押されたかどうかを判定し、preventDefault()メソッドで送信をキャンセルしています。また、Enterキー以外の場合は、return true;としてフォーム送信を許可しています。

    input type="button"

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>input type="button"でEnterキー無効化</title>
    </head>
    <body>
      <form>
        <input type="text" name="name" placeholder="名前">
        <input type="email" name="email" placeholder="メールアドレス">
        <input type="button" value="送信" onclick="submitForm();">
      </form>
      <script>
        function submitForm() {
          // 送信処理を実行
        }
      </script>
    </body>
    </html>
    

    このコードでは、送信ボタンのtype属性をbuttonに変更しています。type="button"の場合、Enterキーを押してもデフォルトの送信動作は行われません。送信処理は、JavaScriptのonclickイベントハンドラで定義したsubmitForm関数内で実行します。

    それぞれの方法のメリット・デメリット

    • JavaScriptによるイベントハンドラ:
      • メリット: 柔軟性が高く、フォーム全体や特定の入力欄のみなど、個別に制御しやすい。
      • デメリット: 若干のJavaScript知識が必要。
    • HTMLのonsubmit属性:
      • メリット: 比較的シンプルで分かりやすい。
      • デメリット: 柔軟性に欠け、フォーム全体のみの制御となる。
    • input type="button":
      • デメリット: 送信処理をJavaScriptで記述する必要がある。見た目も通常の送信ボタンと異なる場合がある。

    上記以外にも、様々な方法でEnterキー無効化を実現できます。最適な方法は、状況や目的に応じて選択してください。


    javascript jquery forms


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