jQueryでフォーム入力無効化
jQueryでフォーム内の全ての<input>要素を無効にする
JavaScript
$(document).ready(function() {
$('form input').prop('disabled', true);
});
解説
-
$(document).ready(function() { ... })
- このコードは、HTMLドキュメントが完全に読み込まれた後に実行されることを保証します。
-
$('form input')
- すべての
<form>
要素内の<input>
要素を取得します。
- すべての
-
.prop('disabled', true)
例
<form id="myForm">
<input type="text" name="firstName">
<input type="text" name="lastName">
<button type="submit">Submit</button>
</form>
上記のHTMLコードで、id="myForm"
のフォーム内のすべての<input>
要素を無効にするには、次のjQueryコードを使用します。
$(document).ready(function() {
$('#myForm input').prop('disabled', true);
});
コードの解説
$(document).ready(function() {
$('form input').prop('disabled', true);
});
このコードを一行ずつ解説していきます。
- .prop('disabled', true)
- $(document).ready(function() { ... })
- この部分は、HTMLのすべての要素が読み込まれた後に、中の処理を実行するためのjQueryの書き方です。つまり、ページが表示された後に、この中のコードが実行されます。
全体的な動作
- ページが読み込まれる。
- 上記のコードが実行される。
- フォーム内のすべての入力欄が選択される。
- 選択された入力欄がすべて無効化される。
例
<form id="myForm">
<input type="text" name="firstName">
<input type="text" name="lastName">
<button type="submit">送信</button>
</form>
上記のHTMLで、idが"myForm"のフォーム内のすべての入力欄を無効にするには、次のように書きます。
$(document).ready(function() {
$('#myForm input').prop('disabled', true);
});
このコードは、jQueryを使って、ある特定のフォーム内のすべての入力欄を簡単に無効にするためのものです。例えば、ユーザーが特定の操作を行うまで入力欄を無効にしておきたい場合などに利用できます。
- 入力欄を再び有効化したい場合
true
の部分をfalse
に変更することで、入力欄を有効化できます。
- 特定のフォーム以外の入力欄も無効化したい場合
応用
- 特定の入力欄だけを無効化したい場合
- 条件によって入力欄の有効/無効を切り替えたい場合
注意点
- 古いブラウザ
- JavaScriptが無効になっている環境
- JavaScriptが無効になっている環境では、このコードは動作しません。
- disabled属性
- propメソッド
jQueryでフォーム入力無効化の代替方法
CSSを使用する
form input {
pointer-events: none;
}
この方法では、CSSのpointer-events
プロパティを使用して、フォーム内のすべての入力要素に対してポインターイベントを無効にします。これにより、ユーザーがクリックしても入力欄が反応しなくなります。
JavaScriptのdisabled属性を使用する
document.getElementById("myForm").elements.firstName.disabled = true;
document.getElementById("myForm").elements.lastName.disabled = true;
この方法では、JavaScriptのdisabled
属性を直接設定して、個々の入力要素を無効にします。この方法は、特定の入力要素だけを無効化したい場合に便利です。
jQueryのattr()メソッドを使用する
$('#myForm input').attr('disabled', true);
.disabled {
pointer-events: none;
}
// JavaScript
$('#myForm input').addClass('disabled');
この方法では、CSSクラスを使用して、入力要素のスタイルを制御します。addClass()
メソッドを使用して、このクラスを適用することで、入力要素を無効化します。
$('#myForm input').each(function() {
$(this).prop('disabled', true);
});
この方法は、jQueryのeach()
メソッドを使用して、フォーム内のすべての入力要素をループ処理し、個別に無効化します。これは、複雑な条件に基づいて入力要素を無効化したい場合に便利です。
これらの方法の比較
- each()メソッド
複雑な条件に基づいて入力要素を無効化できます。 - CSSクラス
スタイルを制御でき、複数の要素に対して一括で無効化できます。 - JavaScript
個々の要素を制御できますが、コードが冗長になる可能性があります。
jquery forms