「...」でユーザーインターフェースを洗練させる!HTMLとCSSでスパン要素をスタイリッシュに実装

2024-06-14

HTMLとCSSで「...」を表示するスパンの実装方法

方法1: text-overflow プロパティを使用する

この方法は、CSSの text-overflow プロパティを使用して、「...」を表示します。

HTML

<span class="ellipsis">長い文章を表示したい場合は、この方法を使用します。</span>

CSS

.ellipsis {
  white-space: nowrap;
  overflow: hidden;
  text-overflow: ellipsis;
}

説明

  • white-space: nowrap;: テキストの折り返しを禁止します。
  • overflow: hidden;: スパン要素からはみ出たテキストを隠します。
  • text-overflow: ellipsis;: はみ出した部分に「...」を表示します。

方法2: ::after 疑似要素を使用する

この方法は、CSSの ::after 疑似要素を使用して、「...」を別途作成します。

<span class="ellipsis">長い文章を表示したい場合は、この方法を使用します。</span>
.ellipsis {
  position: relative;
}

.ellipsis::after {
  content: "...";
  position: absolute;
  right: 0;
  top: 50%;
  transform: translateY(-50%);
}
  • position: relative;: スパン要素を相対位置づけします。
  • ::after: スパン要素の後ろに疑似要素を追加します。
  • content: "...";: 疑似要素内に「...」を表示します。
  • right: 0;: 疑似要素をスパン要素の右端に配置します。
  • transform: translateY(-50%);: 疑似要素を垂直方向に上へ移動して、中央揃えを調整します。

上記2つの方法はそれぞれ利点と欠点があります。

  • 方法1:
    • 利点: シンプルで記述量が少ない
    • 欠点: 疑似要素が使えないため、デザインの自由度が低い
  • 方法2:
    • 利点: 疑似要素を使って自由にデザインできる
    • 欠点: 記述量が多くなる

状況に応じて、適切な方法を選択してください。

補足

  • 上記のコードはあくまで基本的な例です。必要に応じて、フォントサイズ、色、配置などを調整してください。
  • レスポンシブデザインに対応させる場合は、メディアクエリを使用して、画面サイズに応じて「...」の表示・非表示を切り替えたり、サイズを調整したりすることができます。



    <!DOCTYPE html>
    <html lang="ja">
    <head>
      <meta charset="UTF-8">
      <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
      <title>HTML & CSS サンプル</title>
      <link rel="stylesheet" href="style.css">
    </head>
    <body>
      <span class="ellipsis-method1">長い文章を表示したい場合は、この方法1を使用します。</span>
      <span class="ellipsis-method2">長い文章を表示したい場合は、この方法2を使用します。</span>
    </body>
    </html>
    
    /* 方法1 */
    .ellipsis-method1 {
      white-space: nowrap;
      overflow: hidden;
      text-overflow: ellipsis;
    }
    
    /* 方法2 */
    .ellipsis-method2 {
      position: relative;
    }
    
    .ellipsis-method2::after {
      content: "...";
      position: absolute;
      right: 0;
      top: 50%;
      transform: translateY(-50%);
    }
    
    • このコードは、2つの方法で「...」を表示するスパン要素を作成します。
    • ellipsis-method1 クラスは、方法1で説明した text-overflow プロパティを使用しています。
    • それぞれの方法で作成されたスパン要素は、ページ上に表示されます。

    実行方法

    1. 上記のHTMLとCSSコードをそれぞれ index.htmlstyle.css というファイルに保存します。
    2. ブラウザで index.html ファイルを開きます。
    3. ページ上には、2つのスパン要素が表示され、「...」で余分なテキストが隠されていることが確認できます。



    HTMLとCSSで「...」を表示するスパンの実装方法:その他の方法

    <span class="ellipsis">長い文章を表示したい場合は、この方法3を使用します。</span>
    
    .ellipsis {
      display: inline-block;
      white-space: nowrap;
      overflow: hidden;
      text-overflow: ellipsis;
      width: 150px; /* 必要な幅を設定 */
    }
    
    • display: inline-block;: スパン要素をインラインブロック要素として表示します。
    • width: 150px;: スパン要素の幅を150pxに設定します。

    この方法は、JavaScriptを使用して、スパン要素のテキスト長さに基づいて「...」を動的に表示します。

    <span id="ellipsis-target">長い文章を表示したい場合は、この方法4を使用します。</span>
    

    JavaScript

    const targetElement = document.getElementById('ellipsis-target');
    const maxLength = 50; /* 表示する最大文字数 */
    
    if (targetElement.textContent.length > maxLength) {
      targetElement.textContent = targetElement.textContent.substring(0, maxLength - 1) + '...';
    }
    
    • getElementById メソッドを使用して、スパン要素を取得します。
    • textContent プロパティを使用して、スパン要素のテキストコンテンツを取得します。
    • substring メソッドを使用して、テキストコンテンツの先頭から maxLength - 1 文字までを切り取ります。

    各方法の比較

    方法利点欠点
    方法1シンプルで記述量が少ない疑似要素が使えないため、デザインの自由度が低い
    方法2疑似要素を使って自由にデザインできる記述量が多くなる
    方法3方法1と2の中間的な方法方法1と2の利点と欠点がある
    方法4動的に「...」を表示できるJavaScriptが必要

      html css


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