【JavaScript/jQuery/IE】Backspaceキーによるブラウザ戻る動作を無効化する方法

2024-05-14

JavaScript、jQuery、Internet Explorer で「Backspace キーによるブラウザの戻る動作を無効にする」方法

このガイドでは、JavaScript、jQuery、および Internet Explorer 固有のイベントを使用して、Web ページで「Backspace キー」によるブラウザの戻る動作を無効にする方法を説明します。

各方法の詳細

JavaScript

  1. keydown イベントを捕捉します。
  2. イベントオブジェクトの keyCode プロパティを使用して、押されたキーが「Backspace キー」かどうかを確認します。
  3. keyCode が 8 である場合は、preventDefault() メソッドを呼び出して、ブラウザのデフォルト動作をキャンセルします。
document.addEventListener('keydown', function(event) {
  if (event.keyCode === 8) {
    event.preventDefault();
  }
});

jQuery

  1. keydown イベントを $(document) にバインドします。
$(document).keydown(function(event) {
  if (event.which === 8) {
    event.preventDefault();
  }
});

Internet Explorer

  1. onkeydown イベントを window オブジェクトに割り当てます。
window.onkeydown = function(event) {
  if (event.keyCode === 8) {
    event.returnValue = false;
  }
};

注意事項

  • これらの方法は、ページ全体の「Backspace キー」の動作を無効にします。特定の入力要素でのみ無効化したい場合は、イベントハンドラー内でイベント発生元の要素を判定する必要があります。
  • 一部のブラウザでは、これらの方法が機能しない場合があります。

補足情報

  • この機能は、ユーザーがフォームに入力したデータを誤って送信してしまうのを防ぐために役立ちます。
  • 代わりに、history.pushState() API を使用して、ブラウザ履歴を操作し、Backspace キーによるナビゲーションを制御することもできます。



JavaScript

document.addEventListener('keydown', function(event) {
  if (event.keyCode === 8) {
    event.preventDefault();
  }
});

このコードは、keydown イベントを document オブジェクトに付加し、イベントハンドラー内で keyCode プロパティを使用して押されたキーが「Backspace キー」かどうかを確認します。もし「Backspace キー」であれば、preventDefault() メソッドを呼び出して、ブラウザのデフォルトの動作をキャンセルします。

jQuery

$(document).keydown(function(event) {
  if (event.which === 8) {
    event.preventDefault();
  }
});

Internet Explorer

window.onkeydown = function(event) {
  if (event.keyCode === 8) {
    event.returnValue = false;
  }
};



「Backspace キーによるブラウザの戻る動作を無効にする」その他の方法

ブラウザ拡張機能

  • 利点: 比較的簡単な実装で、コーディングの知識がなくても利用可能。多くのブラウザで利用可能な拡張機能が存在する。
  • 短所: ブラウザ拡張機能によっては、機能が限られている場合がある。セキュリティ上の懸念事項がある場合もある。

history.pushState() API

  • 利点: ブラウザ履歴を操作することで、よりきめ細かな制御が可能。特定のページでのみ Backspace キーを無効化できる。
  • 短所: JavaScript の知識が必要。一部の古いブラウザではサポートされていない。

サーバーサイドのロジック

  • 利点: ブラウザの互換性問題の影響を受けない。高度な制御が可能。
  • 短所: サーバー側の開発と実装が必要。複雑なシナリオには適していない。

具体的な方法

以下に、上記で紹介した代替手段の具体的な例を示します。

window.addEventListener('keydown', function(event) {
  if (event.keyCode === 8) {
    if (history.state) {
      history.pushState(null, null, '');
    } else {
      event.preventDefault();
    }
  }
});

この方法は、具体的な実装方法が複雑になるため、ここでは説明しません。

最適な方法は、個々のニーズと要件によって異なります。

  • シンプルで使いやすい方法 を求める場合は、ブラウザ拡張機能 が良いでしょう。
  • よりきめ細かな制御 が必要で、JavaScript の知識がある 場合は、history.pushState() API を使用する方法が適しています。
  • ブラウザの互換性問題が懸念事項ではない 場合は、サーバーサイドのロジック を使用する方法も検討できます。

javascript jquery internet-explorer


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