MongoDB日付クエリ
MongoDB/Mongooseで特定の日付をクエリする (Node.js, MongoDB, Express)
前提
- MongoDBのドキュメントに日付フィールドが存在し、その型はDateである。
- Node.js, MongoDB, Mongooseがインストール済みで、基本的な使い方を理解している。
方法
- Mongooseのモデルを定義する
const mongoose = require('mongoose'); const mySchema = new mongoose.Schema({ date: { type: Date, required: true } }); const MyModel = mongoose.model('MyModel', mySchema);
- 特定の日付をクエリする
const queryDate = new Date('2024-09-29'); // 2024年9月29日 MyModel.find({ date: queryDate }) .then(results => { console.log(results); // クエリに一致するドキュメントを表示 }) .catch(err => { console.error(err); });
解説
MyModel.find()
でクエリを実行し、date
フィールドが指定した日付と一致するドキュメントを検索している。new Date('2024-09-29')
で特定の日付オブジェクトを作成している。mongoose.Schema
で日付フィールドを定義している。
より細かいクエリ
- 日付のフォーマット
MyModel.find({ date: { $regex: /2024-09/ } }) // 年月で検索
- 日付の比較
MyModel.find({ date: { $gt: new Date() } }) // 今日より後の日付
- 範囲指定
($gte: greater than or equal to, $lte: less than or equal to)MyModel.find({ date: { $gte: startDate, $lte: endDate } })
注意
- タイムゾーンの考慮が必要な場合は、適切なタイムゾーン設定を行う。
- MongoDBの日付はミリ秒単位で格納されるため、正確な比較を行うには日付オブジェクトを使用する必要がある。
$whereクエリオペレーター:
MyModel.find({ $where: function() {
return this.date.getTime() === queryDate.getTime();
} })
this.date.getTime()
でドキュメントの日付を取得し、queryDate.getTime()
と比較する。- JavaScript関数を使用して条件を定義する。
MongoDBのaggregation pipeline:
MyModel.aggregate([
{
$match: {
date: {
$gte: startDate,
$lte: endDate
}
}
},
{
$project: {
date: 1,
// 他のフィールドを投影する
}
}
])
$match
で日付範囲を指定し、$project
で必要なフィールドを投影する。- aggregation pipelineを使用して、複数のステージでデータを処理する。
Mongooseのquery builder:
MyModel.find()
.where('date').equals(queryDate)
.exec()
- Mongooseのquery builderを使用して、チェーンメソッドでクエリを構築する。
- Mongooseのquery builderは簡潔なクエリを記述できるが、複雑なクエリの場合は可読性が低下する可能性がある。
- aggregation pipelineは複雑なクエリやデータの変換に適しているが、単純なクエリの場合はパフォーマンスが低下する可能性がある。
$where
はJavaScript関数を使用するため、パフォーマンスに影響を与える可能性がある。
node.js mongodb express