JavaScriptで日付を入力欄に設定

2024-08-20

JavaScriptで現在の日付をdd/mm/yyyy形式で取得して入力欄に設定する

JavaScriptで現在の日付を取得し、dd/mm/yyyy形式にフォーマットして、HTMLの入力欄に設定する方法について説明します。

HTML

まず、HTMLで入力欄を作成します。

<input type="text" id="dateInput">

JavaScript

次に、JavaScriptで日付を取得し、フォーマットして入力欄に設定します。

// 現在の日付を取得
const today = new Date();

// 日付をdd/mm/yyyy形式にフォーマット
const dd = String(today.getDate()).padStart(2, '0');
const mm = String(today.getMonth() + 1).padStart(2, '0'); // 月は0から始まるので+1
const yyyy = today.getFullYear();

const formattedDate = dd + '/' + mm + '/' + yyyy;

// 入力欄を取得
const dateInput = document.getElementById('dateInput');

// フォーマットされた日付を入力欄に設定
dateInput.value = formattedDate;

コードの説明

  1. new Date() で現在の日付を取得します。
  2. getDate(), getMonth(), getFullYear() メソッドを使って日、月、年を取得します。
  3. padStart(2, '0') で日と月の桁数を2桁に揃えます。
  4. 取得した日、月、年をスラッシュで結合して formattedDate 変数に格納します。
  5. document.getElementById('dateInput') で入力欄の要素を取得します。
  6. dateInput.value = formattedDate でフォーマットされた日付を入力欄に設定します。

備考

  • 入力欄の属性 readonly を設定すると、ユーザーが入力できないようにすることができます。
  • toLocaleDateString() メソッドを使うこともできますが、ロケールによってフォーマットが異なるため、dd/mm/yyyy形式を確実に得るためには上記の方法が適しています。
<input type="text" id="dateInput" readonly>

このコードをHTMLファイルとJavaScriptファイルに記述し、ブラウザで実行すると、現在の日付がdd/mm/yyyy形式で入力欄に表示されます。

注意

  • padStart() メソッドは、文字列の長さが指定された桁数未満の場合、先頭に指定した文字を繰り返して追加します。
  • getMonth() メソッドは0から始まるため、1を加算する必要があります。



コード解説

コード1: 現在の日付をdd/mm/yyyy形式で取得して入力欄に設定

// 現在の日付を取得
const today = new Date();

// 日付をdd/mm/yyyy形式にフォーマット
const dd = String(today.getDate()).padStart(2, '0');
const mm = String(today.getMonth() + 1).padStart(2, '0'); // 月は0から始まるので+1
const yyyy = today.getFullYear();

const formattedDate = dd + '/' + mm + '/' + yyyy;

// 入力欄を取得
const dateInput = document.getElementById('dateInput');

// フォーマットされた日付を入力欄に設定
dateInput.value = formattedDate;
  1. const today = new Date();: 現在の日付を取得し、today 変数に代入します。
  2. const dd = String(today.getDate()).padStart(2, '0');: 日付を取得し、文字列に変換後、2桁になるように0埋めします。
  3. const yyyy = today.getFullYear();: 年を取得します。
  4. const formattedDate = dd + '/' + mm + '/' + yyyy;: 日、月、年をスラッシュで結合して、dd/mm/yyyy形式の文字列を作成します。
  5. const dateInput = document.getElementById('dateInput');: HTMLでidがdateInputの要素を取得します。

コード2: JavaScriptで日付を入力欄に設定

このコードは、HTMLの<input type="date">要素を利用して、ユーザーが直接日付を入力できるようにする方法です。

<input type="date" id="dateInput">

このコードでは、JavaScriptのコードは必要ありません。HTMLの<input type="date">要素を使うことで、ブラウザが自動的に日付入力欄を表示します。ユーザーはカレンダーから日付を選択することができます。

  • 日付のフォーマットはブラウザのロケール設定に依存します。
  • <input type="date">要素はブラウザのサポート状況によって表示が異なる場合があります。



JavaScriptで日付を取得・設定する代替方法

現在の日付を取得してフォーマットする代替方法

toLocaleDateString() メソッドを利用する

const today = new Date();
const formattedDate = today.toLocaleDateString('ja-JP'); // 日本語ロケールで表示
  • これを dd/mm/yyyy に変換するには、文字列操作が必要になります。
  • 'ja-JP' を指定することで、日本での標準的な日付形式である yyyy/MM/dd が取得できます。
  • toLocaleDateString() メソッドは、ロケールに応じた日付形式で文字列を返します。

ライブラリを利用する

  • これらのライブラリは、日付のフォーマット、計算、操作などの機能を提供しています。
  • Moment.js や Luxon などの日付操作ライブラリを使用すると、より柔軟な日付処理が可能になります。

入力欄に日付を設定する代替方法

<input type="date"> 要素の利用

  • ユーザーはカレンダーから直接日付を選択できます。
  • HTML5 の <input type="date"> 要素を使用すると、ブラウザが標準的な日付選択インターフェースを提供します。

カスタム日付ピッカーの作成

  • これにより、よりカスタマイズされたユーザー体験を提供できます。
  • JavaScriptとCSSを使用して、独自の日付選択インターフェースを作成することができます。

コード例

toLocaleDateString() を利用して dd/mm/yyyy フォーマットを取得

const today = new Date();
const formattedDate = today.toLocaleDateString('ja-JP'); // yyyy/MM/dd形式

// yyyy/MM/dd を dd/mm/yyyy に変換
const parts = formattedDate.split('/');
const formattedDateDMY = parts[2] + '/' + parts[1] + '/' + parts[0];

// 入力欄に設定
const dateInput = document.getElementById('dateInput');
dateInput.value = formattedDateDMY;

カスタム日付ピッカーの例 (簡易版)

function createDatePicker() {
  // HTML要素を作成
  const datePicker = document.createElement('div');
  // ... (カレンダーの構造を作成)

  // イベントハンドラを追加
  // ... (日付選択時の処理)

  return datePicker;
}

// 使用例
const dateInput = document.getElementById('dateInput');
dateInput.addEventListener('focus', () => {
  const datePicker = createDatePicker();
  // ... (datePickerを表示)
});
  • ライブラリを利用することで、開発効率を向上させることができます。
  • カスタム日付ピッカーの作成は、より複雑な要件に対応できますが、実装コストが高くなります。
  • toLocaleDateString() の結果はロケールによって異なるため、常に dd/mm/yyyy 形式になるとは限りません。

これらの方法を適切に組み合わせることで、さまざまな要件に対応する日付処理を実現することができます。

  • ライブラリを使用する場合は、ライブラリのドキュメントをよく確認してください。
  • カスタム日付ピッカーの実装には、アクセシビリティやユーザー体験に配慮する必要があります。

javascript html input



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