Bootstrap Popoverでクリックで現れる情報ウィンドウにHTMLコンテンツを挿入

2024-05-23

HTML、Twitter Bootstrap、Popover を使ったポップオーバー内部へのコンテンツ挿入

Twitter Bootstrap の Popover は、ボタンやリンクなどの要素の上に小さなウィンドウを表示する機能です。このウィンドウ内に HTML コンテンツを挿入することで、補足情報や詳細情報をわかりやすく表示することができます。

HTML 構造

Popover にコンテンツを挿入するには、以下の HTML 構造を使用します。

<button type="button" data-toggle="popover" data-placement="top" title="Popover title">
  ボタンテキスト
</button>

<div id="popover-content" style="display: none;">
  <h1>Popover ヘッダー</h1>
  <p>Popover の本文</p>
</div>

この例では、ボタンをクリックすると上部に Popover が表示されます。Popover 内には "Popover ヘッダー" と "Popover の本文" というコンテンツが含まれています。

JavaScript 設定

Popover を有効にするには、以下の JavaScript コードが必要です。

$(function() {
  $('#popover-content').popover({
    html: true,
    content: function() {
      return $('#popover-content').html();
    }
  });
});

このコードは、#popover-content 要素の内容を Popover のコンテンツとして設定します。html: true オプションは、HTML コンテンツを解釈するように Popover に指示します。

オプション

Popover の外観や動作をカスタマイズするには、さまざまなオプションを使用できます。詳細は、Bootstrap の Popover ドキュメント を参照してください。

以下の例は、data-content 属性を使用して Popover コンテンツを直接指定する方法を示しています。

<button type="button" data-toggle="popover" data-placement="top" title="Popover title" data-content="<h1>Popover ヘッダー</h1><p>Popover の本文</p>">
  ボタンテキスト
</button>

補足

  • Popover 内にフォーム要素や JavaScript を挿入することもできます。
  • Popover の位置や表示タイミングをカスタマイズするには、data-placementtrigger オプションを使用します。
  • Bootstrap の Popover は、モバイルデバイスでも良好に動作します。



    HTML、Twitter Bootstrap、Popover を使ったポップオーバー内部へのコンテンツ挿入:サンプルコード

    <!DOCTYPE html>
    <html lang="ja">
    <head>
      <meta charset="UTF-8">
      <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
      <title>Popover サンプル</title>
      <link rel="stylesheet" href="https://stackpath.bootstrapcdn.com/bootstrap/4.6.1/css/bootstrap.min.css">
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.5.1.slim.min.js"></script>
      <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/[email protected]/dist/umd/popper.min.js"></script>
      <script src="https://stackpath.bootstrapcdn.com/bootstrap/4.6.1/js/bootstrap.min.js"></script>
    </head>
    <body>
      <h1>Popover サンプル</h1>
    
      <button type="button" id="myPopoverButton" data-toggle="popover" data-placement="top" title="Popover タイトル">
        Popover ボタン
      </button>
    
      <div id="popoverContent" style="display: none;">
        <h1>Popover ヘッダー</h1>
        <p>Popover の本文</p>
        <a href="#" class="btn btn-primary">詳細</a>
      </div>
    
      <script>
        $(function() {
          $('#myPopoverButton').popover({
            html: true,
            content: function() {
              return $('#popoverContent').html();
            }
          });
        });
      </script>
    </body>
    </html>
    

    説明

    このコードは、以下の機能を提供します。

    • "Popover ボタン" というボタンをクリックすると、上部に Popover が表示されます。
    • Popover の本文には "詳細" というボタンがあり、クリックすると何らかのアクションを実行できます。

    動作確認

    1. 上記の HTML コードを保存し、popover-sample.html のような名前で保存します。
    2. Web ブラウザで popover-sample.html ファイルを開きます。

    カスタマイズ

    このサンプルコードは、必要に応じて自由にカスタマイズできます。

    • Popover のタイトルやコンテンツを変更できます。



    HTML、Twitter Bootstrap、Popover を使ったポップオーバー内部へのコンテンツ挿入:その他の方法

    前回ご紹介した方法は、Popover コンテンツを別の HTML 要素から読み込む方法でした。ここでは、Popover コンテンツを直接 HTML コードとして記述する方法をご紹介します。

    HTML

    <button type="button" id="myPopoverButton" data-toggle="popover" data-placement="top" title="Popover タイトル" data-content="
      <h1>Popover ヘッダー</h1>
      <p>Popover の本文</p>
      <a href="#" class='btn btn-primary'>詳細</a>
    ">
      Popover ボタン
    </button>
    

    このコードは、data-content 属性を使用して Popover コンテンツを直接記述しています。data-content 属性の値に、<h1> タグや <p> タグなどの HTML コードを記述することができます。

    メリット

    この方法のメリットは、以下のとおりです。

    • 別の HTML ファイルを読み込む必要がないため、コードが簡潔になります。
    • Popover コンテンツをすべて一箇所に記述できるので、管理が容易になります。
    • Popover コンテンツが長くなると、HTML コードが冗長になり、可読性が低下する可能性があります。
    • JavaScript を使用して、Popover コンテンツを動的に生成する。

      どの方法を選択するかは、プロジェクトの要件や開発者の好みによって異なります。


      html twitter-bootstrap popover


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