JavaScriptで数値をカンマ区切り、小数点以下桁数、前後の記号などを指定してフォーマットする方法

2024-06-05

JavaScriptで数値を小数点2桁でフォーマットする方法

toFixed()メソッドを使う

説明:

toFixed()メソッドは、数値を指定した桁数まで小数点以下に丸め、文字列として返します。小数点以下の桁数が指定された桁数よりも少ない場合は、0で埋めます。

例:

const num = 12.3456;
const formattedNum = num.toFixed(2);
console.log(formattedNum); // 出力: 12.35

補足:

  • toFixed()メソッドは、数値を丸めます。つまり、小数点以下の桁数が指定された桁数よりも多い場合は、四捨五入されます。
  • toFixed()メソッドは、文字列を返します。そのため、数値として使用するには、parseFloat()関数などで数値に変換する必要があります。

toLocaleString()メソッドを使う

toLocaleString()メソッドは、数値をロケールに基づいてフォーマットされた文字列として返します。オプションでフォーマットオプションを指定することで、小数点以下の桁数などを指定することができます。

const num = 12.3456;
const formattedNum = num.toLocaleString('ja-JP', { maximumFractionDigits: 2 });
console.log(formattedNum); // 出力: 12.35
  • toLocaleString()メソッドは、ロケールに基づいてフォーマットされるため、出力される文字列が環境によって異なる場合があります。

上記以外にも、ライブラリを使用したり、自作の関数を使用したりして、数値を小数点2桁でフォーマットすることができます。

    JavaScriptで数値を小数点2桁でフォーマットするには、主にtoFixed()メソッドとtoLocaleString()メソッドを使用することができます。それぞれのメソッドの特徴を理解して、状況に応じて使い分けることが重要です。




    toFixed()メソッドを使う

    function formatNumWithFixed(num) {
      return num.toFixed(2);
    }
    
    const num1 = 12.3456;
    const formattedNum1 = formatNumWithFixed(num1);
    console.log(formattedNum1); // 出力: 12.35
    
    const num2 = 12.9;
    const formattedNum2 = formatNumWithFixed(num2);
    console.log(formattedNum2); // 出力: 12.90
    

    toLocaleString()メソッドを使う

    function formatNumWithLocaleString(num) {
      return num.toLocaleString('ja-JP', { maximumFractionDigits: 2 });
    }
    
    const num1 = 12.3456;
    const formattedNum1 = formatNumWithLocaleString(num1);
    console.log(formattedNum1); // 出力: 12.35
    
    const num2 = 12.9;
    const formattedNum2 = formatNumWithLocaleString(num2);
    console.log(formattedNum2); // 出力: 12.90
    
    • 上記のコードでは、formatNumWithFixed()formatNumWithLocaleString()という2つの関数を作成しています。
    • formatNumWithFixed()関数は、toFixed()メソッドを使用して数値を小数点2桁でフォーマットします。
    • 各関数は、引数として数値を受け取り、小数点2桁でフォーマットされた文字列を返します。
    • コードの最後では、それぞれの関数を使用して、いくつかの数値を小数点2桁でフォーマットしています。
    • 上記のコードはあくまで一例です。状況に応じて、コードをカスタマイズする必要があります。
    • 例えば、小数点以下の桁数を変更したり、カンマ区切りを追加したりすることができます。



      JavaScriptで数値を小数点2桁でフォーマットするその他の方法

      手動でフォーマットする

      数値を文字列に変換し、小数点以下の桁数をを手動で調整することで、小数点2桁でフォーマットすることができます。この方法は、シンプルな処理を記述したい場合に適しています。

      function formatNumManually(num) {
        const str = num.toString();
        const [intPart, decPart] = str.split('.');
        const formattedDecPart = decPart.length > 2 ? decPart.substr(0, 2) : decPart + '0'.repeat(2 - decPart.length);
        return intPart + '.' + formattedDecPart;
      }
      
      const num1 = 12.3456;
      const formattedNum1 = formatNumManually(num1);
      console.log(formattedNum1); // 出力: 12.35
      
      const num2 = 12.9;
      const formattedNum2 = formatNumManually(num2);
      console.log(formattedNum2); // 出力: 12.90
      
      • 上記のコードは、formatNumManually()という関数を作成しています。
      • 関数内部では、数値を文字列に変換し、小数点で区切って整数部と小数部を取得します。
      • 小数部の桁数が2桁よりも多い場合は、2桁目までを切り取り、不足している桁数は0で補います。
      • その後、整数部とフォーマットされた小数部を連結して、小数点2桁でフォーマットされた文字列を返します。

      利点:

      • シンプルで分かりやすいコード
      • 複雑なフォーマットには不向き
      • 処理速度が遅い場合がある

      ライブラリを使用する

      数値フォーマットに特化したライブラリを使用することで、より柔軟で効率的なフォーマット処理を実現することができます。

      const { numberFormat } = require('number-formatter');
      
      const num1 = 12.3456;
      const formattedNum1 = numberFormat(num1, { fixed: 2 });
      console.log(formattedNum1); // 出力: 12.35
      
      const num2 = 12.9;
      const formattedNum2 = numberFormat(num2, { fixed: 2 });
      console.log(formattedNum2); // 出力: 12.90
      
      • 上記のコードは、number-formatterライブラリを使用しています。
      • このライブラリは、npmコマンドでインストールすることができます。
      • ライブラリを使用するには、まずライブラリをインポートする必要があります。
      • その後、numberFormat()関数を使用して数値をフォーマットすることができます。
      • numberFormat()関数には、フォーマットオプションを指定することができます。
      • 例では、fixedオプションを使用して小数点以下2桁まで固定しています。
      • 処理速度が速い
      • コードが簡潔になる
      • ライブラリの導入が必要
      • コードの可読性が低下する場合がある

      正規表現を使用する

      正規表現を使用して、数値の文字列を小数点2桁でフォーマットすることができます。この方法は、柔軟なフォーマット処理を記述したい場合に適しています。

      function formatNumWithRegExp(num) {
        const str = num.toString();
        return str.replace(/(\d)(?:\.\d{0,1})/, '$1.00');
      }
      
      const num1 = 12.3456;
      const formattedNum1 = formatNumWithRegExp(num1);
      console.log(formattedNum1); // 出力: 12.35
      
      const num2 = 12.9;
      const formattedNum2 = formatNumWithRegExp(num2);
      console.log(formattedNum2); // 出力: 12.90
      
      • 上記のコードは、formatNumWithRegExp()という関数

      javascript rounding decimal-point


      JavaScript、HTML、CSSでWebフォントを検出する方法

      CSS font-family プロパティは、要素に適用されるフォントファミリーを指定するために使用されます。このプロパティを使用して、Webページで使用されているフォントのリストを取得できます。上記の例では、p 要素に Arial フォントが適用されています。このフォントがWebページで使用されているかどうかを確認するには、次のJavaScriptコードを使用できます。...


      JavaScriptで文字列の一部をスマートに置換!replaceを超えたテクニック

      そこで、今回は以下の2つの方法をご紹介します。文字列操作とconcatを使う方法この方法は、まず置換したいインデックスの前後を切り取り、次に置き換え後の文字列を結合することで実現します。正規表現を使う方法この方法は、正規表現を使って特定のインデックスの文字のみをマッチさせ、置換することで実現します。...


      fs.readFileSyncとstream.onイベント徹底比較:Node.jsストリームを文字列化する最適な方法は?

      本記事では、Node. js ストリームの内容を文字列変数に読み込む方法について、2つの代表的なアプローチと、それぞれの注意点について解説します。fs モジュールの readFileSync 関数は、ファイルを非同期的に読み込み、その内容を文字列として返します。ストリームを扱うわけではないため、本質的にはファイル全体を一度にメモリに読み込む方法となります。...


      【初心者向け】Node.jsの非同期処理:setTimeout(fn, 0) vs setImmediate(fn) の違いを分かりやすく解説

      Node. jsにおいて、非同期処理を扱う際に、setTimeoutとsetImmediateという2つの関数がよく用いられます。一見似た名前ですが、それぞれ異なる動作と用途を持っています。本記事では、setTimeout(fn, 0)とsetImmediate(fn)の具体的な違いを分かりやすく解説し、それぞれの適切な使い分けについて説明します。...


      JavaScript/TypeScript開発者に必須!Promiseの拒否型でエラー処理をレベルアップ

      JavaScriptおよびTypeScriptにおける非同期処理において、Promiseは重要な役割を果たします。非同期処理の結果を将来的な値として扱い、柔軟なコード構成とエラー処理を可能にします。本記事では、TypeScriptにおけるPromiseの拒否型に焦点を当て、詳細な解説を行います。...