Node.jsとSQLiteのサンプルコード: データベースの接続、データの操作、そしてクローズまで

2024-04-18

Node.jsでSQLiteを使う

sqlite3は、Node.js用の最も人気のあるSQLiteパッケージです。軽量で使いやすく、多くの機能を備えています。

利点:

  • 軽量で使いやすい
  • 多くの機能を備えている
  • 活発なコミュニティと豊富なドキュメントがある
  • 非同期APIは少し使いにくい
  • Promisesやasync/awaitを使用する場合は、別のPromiseライブラリが必要になる

better-sqlite3は、sqlite3の上に構築されたラッパーライブラリです。sqlite3の使いやすさを向上させ、いくつかの追加機能を提供します。

  • sqlite3よりも使いやすく、直感的
  • 同期と非同期の両方のAPIを提供している
  • Promisesとasync/awaitをネイティブでサポートしている
  • sqlite3よりも少し重い
  • sqlite3ほど多くの機能はない

どちらのパッケージを選ぶかは、あなたのニーズによって異なります。

  • 軽量で使いやすいパッケージが必要な場合は、sqlite3がおすすめです。
  • 使いやすく、直感的なAPIが必要な場合は、better-sqlite3がおすすめです。

以下の例は、sqlite3を使ってデータベースに接続し、クエリを実行する方法を示しています。

const sqlite3 = require('sqlite3');

const db = new sqlite3.Database('database.sqlite');

db.run('CREATE TABLE IF NOT EXISTS users (id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT, name TEXT, email TEXT)');

db.run('INSERT INTO users (name, email) VALUES (?, ?)', ['Alice', '[email protected]']);

db.each('SELECT * FROM users', (row) => {
  console.log(row.id, row.name, row.email);
});

db.close();

この例では、次のことが行われます。

  1. sqlite3パッケージをインポートします。
  2. database.sqliteという名前のデータベースに接続します。
  3. usersという名前のテーブルが存在しない場合は作成します。
  4. Aliceという名前と[email protected]という電子メールアドレスを持つユーザーをusersテーブルに挿入します。
  5. usersテーブルのすべての行をループし、各行のID、名前、電子メールアドレスを出力します。
  6. データベース接続を閉じます。

この例はほんの一例です。sqlite3とbetter-sqlite3を使って、Node.jsでデータベース操作を行うためのより多くの例を見つけることができます。




Node.jsとSQLiteのサンプルコード

データベースの作成とテーブルの作成

const sqlite3 = require('sqlite3');

const db = new sqlite3.Database('database.sqlite');

db.run('CREATE TABLE IF NOT EXISTS users (id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT, name TEXT, email TEXT)');

このコードは、以下のことを行います。

  • usersテーブルには、次の3つの列があります。
    • id: 主キーであり、自動的に増加する整数值
    • name: テキスト型の列

データの挿入

db.run('INSERT INTO users (name, email) VALUES (?, ?)', ['Alice', '[email protected]']);
db.run('INSERT INTO users (name, email) VALUES (?, ?)', ['Bob', '[email protected]']);
  • usersテーブルに2つのレコードを挿入します。
  • 1つ目のレコードは、名前がAlice、電子メールアドレスが[email protected]です。

データの読み取り

db.each('SELECT * FROM users', (row) => {
  console.log(row.id, row.name, row.email);
});
  • usersテーブルのすべての行をループします。
  • 各行のID、名前、電子メールアドレスを出力します。

データベースのクローズ

db.close();

説明

このサンプルコードは、基本的なデータベース操作のほんの一例です。sqlite3とbetter-sqlite3を使って、Node.jsでより複雑な操作を行うことができます。

以下のリソースでは、Node.jsとSQLiteに関する詳細情報を見つけることができます。




Node.jsでSQLiteを使うその他の方法

Knex.jsは、JavaScript向けのクエリビルダーライブラリです。SQLをより直感的なJavaScriptコードに変換することで、データベース操作を簡素化します。

  • SQLをより直感的なJavaScriptコードに変換できる
  • さまざまなデータベースとの互換性がある
  • マイグレーションやシーディングなどのタスクを容易にする
  • sqlite3better-sqlite3よりも重い
  • 学習曲線が少し急

Sequelizeは、Node.js用のORM(Object-Relational Mapper)です。オブジェクトをデータベースのテーブルにマッピングすることで、データベース操作をよりオブジェクト指向的に行うことができます。

  • オブジェクト指向的な方法でデータベース操作を行える
  • アソシエーションやトランザクションなどの複雑な操作を容易にする
  • Knex.jsやsqlite3よりも重い

Prismaは、TypeScriptとJavaScript向けのORMです。スキーマファーストのアプローチを採用しており、データベースのスキーマを定義することで、データベース操作を自動的に生成することができます。

  • スキーマファーストのアプローチにより、データベースのスキーマを変更する際のメンテナンスが容易になる
  • 型安全性により、コードのバグを減らすことができる
  • 比較的新しいライブラリであり、コミュニティが小さい

Lowdbは、JSONファイルをベースにしたNoSQLデータベースです。軽量で使いやすく、ちょっとしたアプリケーションに最適です。

  • ファイルベースなので、サーバー側で実行する必要がない
  • リレーショナルデータベースほど強力ではない
  • 複雑なアプリケーションには適していない
  • シンプルで軽量なデータベースソリューションが必要な場合は、sqlite3がおすすめです。
  • オブジェクト指向的な方法でデータベース操作を行いたい場合は、Knex.jsやSequelizeがおすすめです。
  • スキーマファーストのアプローチが必要な場合は、Prismaがおすすめです。
  • 軽量で使いやすく、ファイルベースのデータベースソリューションが必要な場合は、Lowdbがおすすめです。

Node.jsでSQLiteを使う方法はたくさんあります。それぞれの方法には、それぞれ利点と欠点があります。自分のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。


node.js sqlite


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