Flexbox & Gridレイアウトも解説!CSSで巨大画像を中央揃えにする全方法
CSSで中央揃えの巨大な画像をDiv内に収める方法
Webデザインにおいて、画像を中央揃えに配置することはよくある課題です。特に、画像が親要素よりも大きい場合、適切なCSSプロパティを使用しないと、画像がはみ出てしまうことがあります。
このチュートリアルでは、CSSを使用して巨大な画像をDiv内に中央揃えに配置する方法を、初心者でも分かりやすく解説します。
必要なもの
- テキストエディタ(メモ帳、Sublime Text、Visual Studio Codeなど)
- Webブラウザ(Chrome、Firefox、Safariなど)
手順
- HTMLファイルを作成する
以下のHTMLコードをテキストエディタに保存し、「index.html」などの名前で保存します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>中央揃えの巨大な画像</title>
<link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
<div class="container">
<img src="image.jpg" alt="巨大な画像">
</div>
</body>
</html>
このコードは、image.jpg
という画像をcontainer
というクラスを持つDiv要素内に表示します。
.container {
width: 500px; /* コンテナの幅 */
height: 300px; /* コンテナの高さ */
margin: 0 auto; /* コンテナを水平方向に中央揃えにする */
}
.container img {
display: block; /* 画像をブロック要素として表示 */
margin: 0 auto; /* 画像を水平方向に中央揃えにする */
max-width: 100%; /* 画像の幅をコンテナの幅に収める */
max-height: 100%; /* 画像の高さをコンテナの高さに収める */
}
このCSSコードは、以下のことを行います。
container
クラスを持つ要素の幅を500px、高さを300pxに設定します。container
クラスを持つ要素を水平方向に中央揃えにします。container
クラスを持つ要素内にある画像をブロック要素として表示します。
- Webブラウザで確認する
作成したHTMLファイルとCSSファイルをWebブラウザで開くと、巨大な画像がDiv内に中央揃えに表示されていることを確認できます。
補足
- 画像のサイズによっては、縦方向に中央揃えがうまくいかない場合があります。その場合は、以下のCSSコードを追加してください。
.container img {
vertical-align: middle; /* 画像を垂直方向に中央揃えにする */
}
- 画像の縦横比がコンテナの縦横比と異なる場合、画像が一部トリミングされる可能性があります。トリミングを避けたい場合は、以下のCSSコードを追加してください。
.container img {
object-fit: cover; /* 画像全体を表示し、余白部分をトリミングする */
}
応用例
- レスポンシブデザインで、様々な画面サイズに対応する巨大な画像を表示したい場合
- 商品画像を中央揃えに表示したい場合
CSSを使用して
index.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>中央揃えの巨大な画像</title>
<link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
<div class="container">
<img src="[画像のURL]" alt="巨大な画像">
</div>
</body>
</html>
style.css
.container {
width: 500px; /* コンテナの幅 */
height: 300px; /* コンテナの高さ */
margin: 0 auto; /* コンテナを水平方向に中央揃えにする */
}
.container img {
display: block; /* 画像をブロック要素として表示 */
margin: 0 auto; /* 画像を水平方向に中央揃えにする */
max-width: 100%; /* 画像の幅をコンテナの幅に収める */
max-height: 100%; /* 画像の高さをコンテナの高さに収める */
}
説明
<div class="container">...</div>
: 巨大な画像を含むdiv
要素です。<img src="[画像のURL]" alt="巨大な画像">
: 巨大な画像です。src
属性: 画像のURLを指定します。alt
属性: 画像が表示できない場合に表示される代替テキストを指定します。
.container
width
: コンテナの幅をピクセル単位で指定します。margin: 0 auto
: コンテナを水平方向に中央揃えにします。
.container img
display: block
: 画像をブロック要素として表示します。これにより、画像の周りの余白が追加されます。max-width: 100%
: 画像の幅をコンテナの幅に収まるように制限します。
- このコードはあくまで一例です。必要に応じて、コードを調整してください。
.container img {
vertical-align: middle; /* 画像を垂直方向に中央揃えにする */
}
.container img {
object-fit: cover; /* 画像全体を表示し、余白部分をトリミングする */
}
上記の説明とサンプルコードを参考に、巨大な画像を div
要素内に中央揃えに配置してください。
CSSで中央揃えの巨大な画像をDiv内に収める方法:その他のアプローチ
Flexboxレイアウトは、柔軟なレイアウトを作成するためのCSSレイアウトモジュールです。画像を中央揃えに配置するには、以下のコードを使用できます。
.container {
display: flex;
justify-content: center;
align-items: center;
width: 500px;
height: 300px;
}
.container img {
max-width: 100%;
max-height: 100%;
}
.container
:display: flex
: コンテナをFlexboxコンテナに変換します。justify-content: center
: コンテナ内の要素を水平方向に中央揃えします。
.container img
:
利点
- Flexboxレイアウトは、レスポンシブデザインに適しています。
- コードが簡潔で分かりやすいです。
注意点
- Flexboxレイアウトは、古いブラウザではサポートされていない場合があります。
.container {
display: grid;
place-items: center;
width: 500px;
height: 300px;
}
.container img {
max-width: 100%;
max-height: 100%;
}
- Gridレイアウトは、複雑なレイアウトを作成するのに適しています。
- Gridレイアウトは、Flexboxレイアウトよりも複雑です。
background-image
プロパティを使用して、画像を背景として設定することもできます。この場合、画像を中央揃えにするには、以下のコードを使用できます。
.container {
width: 500px;
height: 300px;
background-image: url('[画像のURL]');
background-position: center;
background-size: cover;
}
.container
:background-image
: 背景画像として使用する画像のURLを指定します。background-position: center
: 背景画像を中央揃えにします。
- この方法は、シンプルな場合に適しています。
- 余分なHTML要素が不要になります。
background-image
プロパティは、古いブラウザではサポートされていない場合があります。- 画像をリンクとして使用できない場合があります。
上記以外にも、CSSで中央揃えの巨大な画像をDiv内に収める方法はいくつかあります。それぞれの方法には、
css