Mongoose配列要素削除と保存

2024-10-14

Node.jsとMongooseにおける配列要素の削除と保存

Node.jsMongooseを使用して、MongoDBドキュメント内の配列から要素を削除し、その後ドキュメントを保存する方法について説明します。

モデルの設定

まず、Mongooseモデルを定義します。このモデルには、配列フィールドを含める必要があります。

const mongoose = require('mongoose');

const mySchema = new mongoose.Schema({
  arrayField: [String]
});

const MyModel = mongoose.model('MyModel', mySchema);

配列要素の削除

ドキュメントを取得し、配列フィールドから特定の要素を削除します。Mongooseの$pull演算子を使用します。

MyModel.findOneAndUpdate(
  { _id: 'yourDocumentId' },
  { $pull: { arrayField: 'elementToDelete' } },
  { new: true }, // 更新後のドキュメントを返す
  (err, updatedDocument) => {
    if (err) {
      console.error('Error:', err);
    } else {
      console.log('Updated document:', updatedDocument);
    }
  }
);

ドキュメントの保存

findOneAndUpdateメソッドは自動的にドキュメントを保存します。そのため、追加の保存操作は必要ありません。

説明

  • コールバック関数
    更新操作の結果を処理するための関数です。
  • new: trueオプション
    更新後のドキュメントを返すように指定します。
  • $pull演算子
    配列から特定の要素を削除します。


もし、配列フィールドに ["apple", "banana", "orange"] が含まれていて、banana を削除したい場合は、次のようにします。

MyModel.findOneAndUpdate(
  { _id: 'yourDocumentId' },
  { $pull: { arrayField: 'banana' } },
  { new: true },
  // ...
);



Mongoose配列要素削除と保存のコード例解説

const mongoose = require('mongoose');

const mySchema = new mongoose.Schema({
  arrayField: [String]
});

const MyModel = mongoose.model('MyModel', mySchema);
  • arrayField
    配列フィールドを定義します。
  • mongoose.Schema
    Mongooseスキーマを定義します。
MyModel.findOneAndUpdate(
  { _id: 'yourDocumentId' },
  { $pull: { arrayField: 'elementToDelete' } },
  { new: true }, // 更新後のドキュメントを返す
  (err, updatedDocument) => {
    if (err) {
      console.error('Error:', err);
    } else {
      console.log('Updated document:', updatedDocument);
    }
  }
);
  • { $pull: { arrayField: 'elementToDelete' } }
    配列フィールド arrayField から要素 elementToDelete を削除します。
  • { _id: 'yourDocumentId' }
    更新対象のドキュメントのIDを指定します。
  • MyModel.findOneAndUpdate
    指定した条件のドキュメントを検索し、更新します。

コード例解説

  1. モデルの定義
    MyModel という名前のモデルを定義し、配列フィールド arrayField を含めます。
  2. 配列要素の削除と保存
    • MyModel.findOneAndUpdate を使用して、IDが yourDocumentId のドキュメントを検索します。
    • $pull 演算子を使用して、配列フィールド arrayField から要素 elementToDelete を削除します。
    • new: true オプションを指定することで、更新後のドキュメントを取得します。
    • コールバック関数を使用して、更新操作の結果を処理します。エラーが発生した場合にはエラーメッセージを出力し、成功した場合には更新後のドキュメントをログに出力します。

具体的な例

MyModel.findOneAndUpdate(
  { _id: '12345' },
  { $pull: { arrayField: 'banana' } },
  { new: true },
  (err, updatedDocument) => {
    // ...
  }
);



update()メソッドの使用

MyModel.update(
  { _id: 'yourDocumentId' },
  { $pull: { arrayField: 'elementToDelete' } },
  (err, numAffected) => {
    if (err) {
      console.error('Error:', err);
    } else {
      console.log('Number of affected documents:', numAffected);
    }
  }
);
  • numAffected
    更新されたドキュメントの数を返します。
  • update()メソッド
    指定した条件のドキュメントを更新します。
MyModel.updateOne(
  { _id: 'yourDocumentId' },
  { $pull: { arrayField: 'elementToDelete' } },
  (err, result) => {
    if (err) {
      console.error('Error:', err);
    } else {
      console.log('Result:', result);
    }
  }
);
  • result
    更新操作の結果を返します。

findByIdAndUpdate()メソッドの使用

MyModel.findByIdAndUpdate(
  'yourDocumentId',
  { $pull: { arrayField: 'elementToDelete' } },
  { new: true },
  (err, updatedDocument) => {
    if (err) {
      console.error('Error:', err);
    } else {
      console.log('Updated document:', updatedDocument);
    }
  }
);
  • findByIdAndUpdate()メソッド
    指定したIDのドキュメントを更新します。

findById()メソッドとsave()メソッドの使用

MyModel.findById('yourDocumentId')
  .then(document => {
    document.arrayField.pull('elementToDelete');
    return document.save();
  })
  .then(updatedDocument => {
    console.log('Updated document:', updatedDocument);
  })
  .catch(err => {
    console.error('Error:', err);
  });
  • save()メソッド
    ドキュメントを保存します。
  • pull()メソッド
    配列から要素を削除します。

node.js mongoose



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