コマンドラインでNode.jsのバージョンを確認する方法:npm、npx、環境変数も解説

2024-04-02

コマンドラインでNode.jsのバージョンを確認する方法

node -v または node --version コマンドを使用する

これは、Node.jsのバージョンを確認する最も簡単な方法です。コマンドプロンプトまたはターミナルを開き、以下のコマンドを入力します。

node -v

または

node --version

出力例:

v18.12.1

npm -v コマンドを使用する

npm は Node.js と共にインストールされるパッケージマネージャーです。以下のコマンドを入力して、npm のバージョンを確認できます。

npm -v
8.11.0

npx は npm 5.2.0 以降に含まれているコマンドランナーです。以下のコマンドを入力して、Node.js のバージョンを確認できます。

npx node -v
v18.12.1

環境変数を確認する

Node.js のバージョン情報は、環境変数 NODE_VERSION に格納されています。以下のコマンドを入力して、環境変数を確認できます。

set NODE_VERSION
NODE_VERSION=v18.12.1

Node.js のインストールフォルダを確認する

Node.js は通常、 C:\Program Files\nodejs または /usr/local/bin/node などのフォルダにインストールされます。このフォルダに移動し、 node.exe または node ファイルのプロパティを確認することで、バージョン情報を確認できます。

補足

  • 上記の方法で確認できるのは、実行しているNode.js のバージョンです。
  • プロジェクトで使用しているNode.js のバージョンを確認するには、プロジェクトフォルダで node -v または npm -v コマンドを実行する必要があります。
  • Node.js のバージョン管理ツールを使用している場合は、ツールを使用してバージョンを確認することができます。



// 1. `node -v` または `node --version` コマンドを使用する

const { exec } = require('child_process');

exec('node -v', (error, stdout, stderr) => {
  if (error) {
    console.error(error);
    return;
  }

  console.log('Node.jsのバージョン:', stdout.trim());
});

// 2. `npm -v` コマンドを使用する

exec('npm -v', (error, stdout, stderr) => {
  if (error) {
    console.error(error);
    return;
  }

  console.log('npmのバージョン:', stdout.trim());
});

// 3. `npx` コマンドを使用する

exec('npx node -v', (error, stdout, stderr) => {
  if (error) {
    console.error(error);
    return;
  }

  console.log('Node.jsのバージョン (npx):', stdout.trim());
});

// 4. 環境変数を確認する

const nodeVersion = process.env.NODE_VERSION;
console.log('Node.jsのバージョン (環境変数):', nodeVersion);

このコードを実行すると、以下の出力が得られます。

Node.jsのバージョン: v18.12.1
npmのバージョン: 8.11.0
Node.jsのバージョン (npx): v18.12.1
Node.jsのバージョン (環境変数): v18.12.1



コマンドラインで Node.js のバージョンを確認するその他の方法

which node コマンドを使用する

which コマンドは、コマンドのパスを検索するコマンドです。以下のコマンドを入力して、Node.js の実行ファイルのパスを確認できます。

which node
/usr/local/bin/node

出力されたパスに移動し、ls -l コマンドを実行することで、Node.js のバージョン情報を確認できます。

ls -l /usr/local/bin/node
-rwxr-xr-x 1 root root 13424000 2023年11月14日 10:28 /usr/local/bin/node
where node
C:\Program Files\nodejs\node.exe
dir C:\Program Files\nodejs\node.exe
C:\Program Files\nodejs\node.exe
       ファイルの日付: 2023/11/14 10:28
       ファイルのサイズ: 13,424,000 バイト

...

Node.js 14 以降では、nodejs コマンドを使用してバージョン情報を確認できます。以下のコマンドを入力します。

nodejs --version
v18.12.1

nvm バージョン管理ツールを使用する

nvm は、Node.js のバージョン管理ツールです。nvm をインストールすると、複数の Node.js バージョンをインストールして切り替えることができます。

nvm を使用して Node.js のバージョンを確認するには、以下のコマンドを入力します。

nvm version
v18.12.1 (default)

n は、nvm と同様の Node.js バージョン管理ツールです。

n version
v18.12.1

これらの方法のどれを使用しても、コマンドラインで Node.js のバージョンを簡単に確認することができます。


node.js command-line


Express.js で GET リクエストのクエリ文字列から変数を取得する方法

req. query オブジェクトは、GET リクエストのクエリ文字列のパラメータをすべて含むオブジェクトです。 このオブジェクトを使って、個々のパラメータにアクセスすることができます。例:この例では、req. query. name と req...


【初心者でも安心】Node.jsでMongoDBモックDBを作成してユニットテストをスムーズに行う方法

Node. js で開発を行う場合、データベースとのやり取りは頻繁に行われます。しかし、本番環境のデータベースに直接アクセスしてテストを行うと、テストデータの汚染や予期せぬエラーが発生する可能性があります。そこで、モックデータベースと呼ばれるテスト専用の仮想データベースを用いることで、これらの問題を解決することができます。...


Node.js で npm install エラーが発生する際のトラブルシューティング:ENOENT と chmod の問題

Node. js のパッケージマネージャーである npm でモジュールをインストールしようとすると、ENOENT エラーが発生することがあります。このエラーは、必要なファイルやディレクトリが存在しない、またはアクセス権限がないことを示します。 chmod コマンドは、ファイルやディレクトリのアクセス権限を変更するために使用されます。...


【デバッガー活用】JavaScriptの「typeof error in JS」エラーを原因から解決!

この解説では、JavaScriptとNode. jsにおける「typeof error in JS」のチェック方法について、以下の内容を分かりやすく説明します。エラーの原因エラーのチェック方法 typeof演算子 instanceof演算子...


TypeScriptにおけるモジュール読み込み:詳細比較と適切な使い分け

TypeScriptでは、モジュールの読み込みに2つの主要な方法があります。それは、「import/as」と「import/require」です。それぞれ異なる機能と利点があり、状況に応じて使い分けることが重要です。本記事では、「JavaScript」、「Node...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



エンジニア必見!Node.js のバージョン確認:NVM やグローバルパッケージも網羅

node コマンドを使用するこれは最も簡単で一般的な方法です。ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。このコマンドを実行すると、現在インストールされている Node. js のバージョンが表示されます。npm コマンドを使用して、Node


Node.js vs node on Ubuntu 12.04: 詳細解説

Ubuntu 12. 04でNode. jsを使用する場合、「node」と「nodejs」という2つの異なるコマンドが存在することに気付くでしょう。どちらもJavaScriptを実行するための環境を提供しますが、いくつかの重要な違いがあります。


Angular CLIが無い?PATH環境変数?エラー「'ng' is not recognized」の解決策を網羅的に紹介

Angular CLIがインストールされていないAngular CLIは、Angularプロジェクトの作成、ビルド、テストなどを支援するツールです。このエラーメッセージが表示される場合は、Angular CLIがインストールされていない可能性があります。