ExpressでURLパラメータを使う

2024-10-09

Express で URL に複数のパラメータを渡す

Express は Node.js のウェブフレームワークで、URL に複数のパラメータを渡す機能を提供します。これにより、動的なコンテンツやルーティングを実現できます。

基本的な方法

  1. ルーティング定義
    • app.get() などのメソッドを使用して、URL パターンを定義します。
    • URL パターンに : を使用してパラメータを指定します。
const express = require('express');
const app = express();

app.get('/users/:id/:name', (req, res) => {
  const userId = req.params.id;
  const userName = req.params.name;
  // パラメータを使用して処理を行う
  res.send(`User ID: ${userId}, Name: ${userName}`);
});
  1. パラメータの取得

複数のパラメータの扱い

  • req.params オブジェクトから各パラメータの値を取得します。
  • 複数のパラメータを /users/:id/:name のように順に指定します。

オプションパラメータ

  • オプションパラメータが指定されていない場合、req.params.paramundefined になります。
  • オプションパラメータを /:param? のように ? を付けて指定します。
app.get('/users/:id/:name?', (req, res) => {
  const userId = req.params.id;
  const userName = req.params.name || 'Unknown';
  // ...
});

正規表現によるパターンマッチング

  • 正規表現を使用して、より複雑なパターンマッチングを行うことができます。
app.get('/users/:id([0-9]+)', (req, res) => {
  // id は数字のみ
  // ...
});



基本的な例

const express = require('express');
const app = express();

app.get('/users/:id', (req, res) => {
  const userId = req.params.id;
  res.send(`User ID: ${use   rId}`);
});

app.listen(3000, () => {
  console.log('Server listening on port 3000');
});
  • レスポンス
    res.send() でレスポンスを返します。
  • パラメータの取得
    req.params.id でパラメータの値を取得します。
  • URL パターン
    /users/:id
    • :id はパラメータを表します。
app.get('/users/:id/:name', (req, res) => {
  const userId = req.params.id;
  const userName = req.params.name;
  res.send(`User ID: ${userId}, Name: ${userName}`);
});
app.get('/users/:id/:name?', (req, res) => {
  const userId = req.params.id;
  const userName = req.params.name || 'Unknown';
  res.send(`User ID: ${userId}, Name: ${userName}`);
});
app.get('/users/:id([0-9]+)', (req, res) => {
  const userId = req.params.id;
  res.send(`User ID: ${userId}`);
});
  • /:id([0-9]+)id が数字のみであることを指定します。



クエリパラメータ

  • req.query オブジェクトを使用して、クエリパラメータを取得します。
  • URL の末尾に ? を付けて、キーと値のペアでパラメータを指定します。
app.get('/users', (req, res) => {
  const userId = req.query.id;
  const userName = req.query.name;
  // ...
});

パスパラメータ

  • URL のパス部分にパラメータを埋め込みます。
app.get('/users/:id', (req, res) => {
  const userId = req.params.id;
  // ...
});

ルーティングのネスト

  • ルーティングをネストすることで、より複雑な URL パターンを定義できます。
app.get('/users/:id/posts/:postId', (req, res) => {
  const userId = req.params.id;
  const postId = req.params.postId;
  // ...
});

ミドルウェア

  • カスタムミドルウェアを作成して、URL パラメータの処理をカスタマイズできます。
const express = require('express');
const app = express();

function userIdMiddleware(req, res, next) {
  const userId = req.params.id;
  // パラメータの検証や処理を行う
  next();
}

app.get('/users/:id', userIdMiddleware, (req, res) => {
  // ...
});

ルーティングの動的生成

const express = require('express');
const app = express();

const users = ['user1', 'user2'];

users.forEach(user => {
  app.get(`/users/${user}`, (req, res) => {
    // ...
  });
});

node.js express



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