【初心者向け】JavaScript/jQueryでkeyupイベントを遅延させるサンプルコード

2024-04-02

JavaScript/jQueryでキー入力を一定時間停止後に入力内容を反映させる方法

keyupイベントは、ユーザーがキーを離したタイミングで発火します。しかし、タイピング速度が速いユーザーの場合、キー入力を検知する頻度が高くなり、処理が重くなる可能性があります。

そこで、keyupイベントの発火を一定時間遅延させることで、処理負荷を軽減し、スムーズな操作を実現することができます。

JavaScript

  1. setTimeout関数を使用して、keyupイベントハンドラを一定時間後に実行するタイマーを設定します。
  2. タイマーが実行される前に、clearTimeout関数を使用して、前回のタイマーをクリアします。
let timer;

const input = document.querySelector('input');

input.addEventListener('keyup', () => {
  clearTimeout(timer);

  timer = setTimeout(() => {
    // 処理内容
  }, 500); // 500ミリ秒後に処理を実行
});

jQuery

  1. keyupイベントに、debounce関数を使用して遅延処理を設定します。
const input = $('input');

input.on('keyup', $.debounce(500, () => {
  // 処理内容
}));

ポイント

  • 遅延時間は、処理内容やユーザーのタイピング速度に合わせて調整してください。
  • 処理内容が複雑な場合は、debounce関数よりもthrottle関数の方が適している場合があります。
  • 上記のコードは基本的な例です。必要に応じて、条件分岐やエラー処理などを追加してください。



<input type="text" id="input">
const input = document.querySelector('#input');

input.addEventListener('keyup', () => {
  // 処理内容
  console.log(input.value);
});

動作

テキスト入力欄に文字を入力すると、500ミリ秒後にコンソールにに入力内容が表示されます。

改良点

  • 処理内容の例として、入力内容をコンソールに出力するコードを追加しました。
  • 実際の処理内容に合わせて、コードを修正してください。



他の方法

keydownイベントを使用する

const input = document.querySelector('input');

input.addEventListener('keydown', () => {
  // 処理内容
  console.log(input.value);
});

メリット

  • keyupイベントよりも処理頻度を抑えることができる。
  • ユーザーがキーを押しっぱなしにした場合、処理が何度も実行される。

setInterval関数を使用して、一定間隔で処理を実行する方法があります。

const input = document.querySelector('input');

const interval = setInterval(() => {
  // 処理内容
  console.log(input.value);
}, 500); // 500ミリ秒間隔で処理を実行

// 処理が不要になった場合は、clearInterval関数でタイマーを停止する
input.addEventListener('blur', () => {
  clearInterval(interval);
});
  • キー入力を検知するタイミングを細かく制御できる。
  • 処理頻度が高くなり、処理負荷が大きくなる可能性がある。

ライブラリを使用する

debouncethrottleなどの機能を提供するライブラリを使用する方法があります。

  • コードを簡潔に記述できる。
  • ライブラリの読み込みが必要になる。
  • 処理頻度を抑えたい場合は、keydownイベントを使用する。
  • キー入力をリアルタイムに反映したい場合は、keyupイベントを使用する。

javascript jquery


【超便利】JavaScriptでオブジェクトのプロパティの有無を瞬時にチェックする方法

in 演算子を使う最も簡潔な方法です。オブジェクトのプロパティ名が in 演算子の右側に指定されたオブジェクトに存在するかどうかをチェックします。利点簡潔で読みやすい欠点プロパティがオブジェクトに直接存在するかどうかしか確認できない継承されたプロパティは確認できない...


JavaScriptでinput要素のonchangeイベントをプログラム的に発生させる3つの方法

JavaScriptでinput要素のonchangeイベントをプログラム的に発生させる方法はいくつかあります。 以下では、代表的な3つの方法について解説します。方法1: dispatchEvent()メソッドを使うdispatchEvent()メソッドは、要素に対してイベントを発生させるためのメソッドです。 以下のコードのように、dispatchEvent()メソッドに作成したイベントオブジェクトを渡すことで、onchangeイベントを発生させることができます。...


【パフォーマンス向上】Google CDN とローカルホスティングの jQuery を使い分けて読み込み速度を劇的に改善する方法

Google CDN経由でjQueryをホスティングするGoogle CDNに接続できない場合、ローカルホスティングのjQueryライブラリにフォールバックするHTMLファイルに以下のコードを追加します。このコードは、まずGoogle CDNからjQuery 3.6.0をロードしようとします。しかし、何らかの理由でGoogle CDNに接続できない場合は、path/to/local/jquery...


Webページを美しく保つ秘訣!要素のはみ出しをJavaScriptとCSSで賢く処理

Webページを作成していると、要素の内容が意図せずはみ出してレイアウトが崩れてしまうことがあります。これは、要素内に収まるはずのコンテンツが要素の境界を超えてしまう「オーバーフロー」と呼ばれる現象が原因です。オーバーフローは、ユーザーエクスペリエンスを損なったり、デザインが崩れたりするため、適切に処理することが重要です。そこで今回は、JavaScriptとCSSを使って要素の内容がオーバーフローしているかどうかを確認する方法を解説します。...


JavaScriptでJSONデータをPOSTするベストプラクティス

Fetch API は、JavaScript でネットワークリクエストを行うための標準的な API です。この API を使って、JSON データをサーバーに送信することができます。手順fetch() 関数を使い、リクエストを作成します。リクエストのヘッダーに Content-Type を application/json に設定します。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



JavaScript、jQuery、Keyboardを使って、ユーザー入力が完了したタイミングで処理を実行する方法

通常、テキスト入力欄でキーが押されるたびに keyup イベントが発生し、それに応じて JavaScript 関数が実行されます。しかし、ユーザーがまだ入力を続けている場合、キー入力ごとに処理が実行されるのは望ましくありません。例えば、入力内容に基づいて検索結果を提示するような場合、ユーザーがまだ入力を終えていない段階で検索を実行してしまうと、不必要な処理が発生してしまうことになります。