【保存版】HTMLとCSSでdiv要素を中央に配置する方法を初心者向けに徹底解説!

2024-06-26

HTMLとCSSを使って、あるdiv要素を別のdiv要素の中央に配置する方法

Webページを作成する際、要素をきれいに配置することは重要です。特に、div要素を中央に配置することは頻繁に行われる操作です。ここでは、HTMLとCSSを使って、あるdiv要素を別のdiv要素の中央に配置する方法をいくつかご紹介します。

方法1: marginプロパティを使用する

これは、最も簡単で基本的な方法です。親div要素に以下のCSSを適用します。

.parent {
  text-align: center;
}

このCSSは、親div要素内のすべての要素を水平方向に中央揃えにします。次に、子div要素に以下のCSSを適用します。

.child {
  display: inline-block;
  margin: 0 auto;
}

display: inline-block は、子div要素をインライン要素として扱い、margin: 0 auto は、左右の余白を自動的に調整して中央に配置します。

方法2: flexboxを使用する

flexboxは、要素を柔軟に配置するためのレイアウトモードです。親div要素に以下のCSSを適用します。

.parent {
  display: flex;
  justify-content: center;
  align-items: center;
}

このCSSは、親div要素をflexコンテナにし、要素を水平方向と垂直方向に中央揃えにします。

この方法は、子div要素を絶対配置にして、親div要素の中央に配置します。親div要素に以下のCSSを適用します。

.parent {
  position: relative;
}

次に、子div要素に以下のCSSを適用します。

.child {
  position: absolute;
  top: 50%;
  left: 50%;
  transform: translate(-50%, -50%);
}

position: absolute は、子div要素を絶対配置にし、top: 50%left: 50% は、親div要素の上部と左側の50%の位置に配置します。 transform: translate(-50%, -50%) は、配置を微調整するために使用されます。

各方法の比較

  • 方法1: 簡単で基本的な方法ですが、子div要素がインライン要素になるため、高さを設定することができません。
  • 方法2: flexboxは、より柔軟なレイアウトが可能ですが、古いブラウザではサポートされていない場合があります。
  • 方法3: すべてのブラウザでサポートされていますが、他の方法に比べて記述量が多くなります。

補足

  • 上記以外にも、table要素やgrid layoutなどを利用する方法もあります。



    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
    <style>
    .parent {
      text-align: center;
    }
    
    .child {
      display: inline-block;
      margin: 0 auto;
      width: 200px;
      height: 100px;
      background-color: #ccc;
    }
    </style>
    </head>
    <body>
    <div class="parent">
      <div class="child">中央に配置されたdiv要素</div>
    </div>
    </body>
    </html>
    
    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
    <style>
    .parent {
      display: flex;
      justify-content: center;
      align-items: center;
      width: 500px;
      height: 300px;
      background-color: #ccc;
    }
    
    .child {
      width: 200px;
      height: 100px;
      background-color: #f00;
    }
    </style>
    </head>
    <body>
    <div class="parent">
      <div class="child">中央に配置されたdiv要素</div>
    </div>
    </body>
    </html>
    
    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
    <style>
    .parent {
      position: relative;
      width: 500px;
      height: 300px;
      background-color: #ccc;
    }
    
    .child {
      position: absolute;
      top: 50%;
      left: 50%;
      transform: translate(-50%, -50%);
      width: 200px;
      height: 100px;
      background-color: #f00;
    }
    </style>
    </head>
    <body>
    <div class="parent">
      <div class="child">中央に配置されたdiv要素</div>
    </div>
    </body>
    </html>
    

    これらのコードを実行すると、いずれの場合も子div要素が親div要素の中央に配置されることが確認できます。

    上記はあくまでも基本的な例であり、状況に合わせて様々なカスタマイズが可能です。




    HTMLとCSSを使ってdiv要素を中央に配置するその他の方法

    display: table を使用する

    親div要素に display: table を設定し、子div要素に display: table-cellvertical-align: middle を設定することで、子div要素を垂直方向に中央揃えすることができます。

    .parent {
      display: table;
    }
    
    .child {
      display: table-cell;
      vertical-align: middle;
    }
    

    この方法は、古いブラウザでも比較的安定して動作しますが、flexboxほど柔軟ではありません。

    calc()関数を使用する

    親div要素の幅と子div要素の幅を分かっている場合は、calc()関数を使用して、子div要素の左右マージンを自動的に計算することができます。

    .child {
      margin: 0 auto;
      width: calc(50% - (width / 2));
    }
    

    この方法は、レスポンシブデザインに適していますが、古いブラウザではサポートされていない場合があります。

    CSS Grid Layoutは、より新しいレイアウトモードであり、行と列のグリッドを作成して要素を配置することができます。親div要素をグリッドコンテナにし、子div要素をグリッドアイテムとして配置することで、中央に配置することができます。

    .parent {
      display: grid;
      place-items: center;
    }
    

    この方法は、最新のブラウザでは幅広くサポートされていますが、複雑なレイアウトを構築する場合は、習得に時間がかかる場合があります。

    • 簡単で基本的な方法であれば、方法1:marginプロパティを使用するがおすすめです。
    • 柔軟なレイアウトが必要であれば、方法2:flexboxを使用するがおすすめです。
    • 垂直方向に中央揃えのみが必要であれば、方法1:display: table を使用するがおすすめです。
    • レスポンシブデザインに適した方法が必要であれば、方法2:calc()関数を使用するがおすすめです。
    • 最新のブラウザで複雑なレイアウトを構築する必要がある場合は、方法3:CSS Grid Layout を使用するがおすすめです。

      html css


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