JavaScriptによるChromeオートフィル機能の無効化
Chromeオートフィル無効化のプログラミング解説
Chromeオートフィル機能は、以下の情報を自動入力できます。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- クレジットカード情報
これらの情報は、過去にウェブサイトのフォームに入力した内容に基づいて保存されます。
Chromeオートフィル機能無効化の利点と欠点
利点
- プライバシー保護:過去の入力情報が第三者に閲覧されるリスクを軽減できます。
- 誤入力を防ぐ:過去の情報に誤りがあった場合、誤入力を防ぐことができます。
欠点
- フォーム入力が煩雑になる:毎回手入力する必要があり、手間がかかります。
Chromeオートフィル機能を無効にする方法は、以下の2つがあります。
方法1:Chrome設定
- Chromeブラウザを開き、右上の縦 dots メニューをクリックします。
- メニューから「設定」を選択します。
- 「パスワード」セクションで、「パスワードを保存できるようにする」スイッチをオフにします。
方法2:HTML属性
HTMLフォームのautocomplete
属性を使用して、特定の入力項目のオートフィル機能を無効化できます。
<input type="text" name="name" autocomplete="off">
上記の例では、name
属性を持つテキスト入力項目のオートフィル機能を無効化しています。
JavaScriptを使用して、Chromeオートフィル機能を無効化することもできます。
function disableAutofill() {
// Chromeオートフィル機能を無効化するコード
}
window.onload = disableAutofill;
上記の例では、disableAutofill
関数を使用して、Chromeオートフィル機能を無効化しています。
注意事項
- Chromeオートフィル機能を無効化すると、フォーム入力が煩雑になるため、利便性とセキュリティのバランスを考慮する必要があります。
- 特定の入力項目のみオートフィル機能を無効化したい場合は、HTML属性やJavaScriptを使用する方が効率的です。
Chromeオートフィル機能は便利な機能ですが、プライバシー上の懸念や誤入力が発生する可能性もあります。上記の内容を参考に、利便性とセキュリティのバランスを考慮しながら、Chromeオートフィル機能の無効化を検討してください。
Chromeオートフィル機能無効化のサンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Chromeオートフィル無効化サンプル</title>
</head>
<body>
<h1>フォーム</h1>
<form action="#">
<label for="name">氏名:</label>
<input type="text" id="name" name="name" autocomplete="off">
<br>
<label for="email">メールアドレス:</label>
<input type="email" id="email" name="email" autocomplete="off">
<br>
<input type="submit" value="送信">
</form>
</body>
</html>
方法2:JavaScript
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Chromeオートフィル無効化サンプル</title>
</head>
<body>
<h1>フォーム</h1>
<form action="#">
<label for="name">氏名:</label>
<input type="text" id="name" name="name">
<br>
<label for="email">メールアドレス:</label>
<input type="email" id="email" name="email">
<br>
<input type="submit" value="送信">
</form>
<script>
function disableAutofill() {
// Chromeオートフィル機能を無効化するコード
var inputs = document.querySelectorAll('input[type="text"], input[type="email"]');
for (var i = 0; i < inputs.length; i++) {
inputs[i].autocomplete = 'off';
}
}
window.onload = disableAutofill;
</script>
</body>
</html>
Chromeウェブストアには、Chromeオートフィル機能を無効化する拡張機能が多数公開されています。これらの拡張機能を利用することで、簡単にオートフィル機能を無効化できます。
上記の内容を参考に、利便性とセキュリティのバランスを考慮しながら、Chromeオートフィル機能の無効化を検討してください。
Chromeオートフィル機能を無効化するその他の方法
Chromeポリシーを使用して、Chromeオートフィル機能を無効化することができます。この方法は、企業や教育機関など、複数のユーザーでChromeを管理する場合に有効です。
方法5:レジストリエディタ
Windowsレジストリエディタを使用して、Chromeオートフィル機能を無効化することができます。この方法は上級者向けです。
方法6:サードパーティ製ツール
各方法の詳細
Chromeポリシーを使用してChromeオートフィル機能を無効化するには、以下の手順が必要です。
- Google管理コンソールにログインします。
- ユーザーとデバイス > ポリシーを選択します。
- ユーザーまたは組織単位を選択します。
- ポリシーテンプレート > Chrome > 拡張機能 > パスワードとフォーム入力 > 自動入力 > 自動入力機能を無効にするを選択します。
- ポリシーを有効にします。
- レジストリエディタを開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Google\Chrome
キーに移動します。Autofill
キーがない場合は作成します。Autofill
キーを右クリックし、新規 > DWORD (32 ビット) 値を選択します。- 新しい値の名前を
Disabled
に変更します。 Disabled
をダブルクリックし、値を1
に変更します。- コンピュータを再起動します。
Chromeオートフィル機能を無効化するサードパーティ製ツールは多数存在します。これらのツールを使用する場合は、ツールの使用方法をよく確認してから使用してください。
html forms google-chrome