TypeScript 辞書入門
TypeScriptで辞書を宣言して初期化する方法
TypeScriptにおける辞書 (Dictionary) は、キーと値のペアを格納するデータ構造です。キーと値は任意の型にすることができます。
宣言と初期化の一般的な方法
ジェネリック型 object
let dictionary: { [key: string]: any; } = {};
key: string
は、キーの型を文字列に指定しています。any
は、値の型を任意の型に指定しています。
インターフェイス
interface Person { name: string; age: number; } let personDictionary: { [key: string]: Person; } = {};
- インターフェイス
Person
を定義し、辞書の値の型を指定しています。
- インターフェイス
例
let fruitDictionary: { [key: string]: string; } = {
apple: "りんご",
banana: "バナナ",
orange: "オレンジ"
};
console.log(fruitDictionary["apple"]); // 出力: りんご
キーの型と値の型
- 値の型は、任意の型 (文字列、数値、オブジェクト、配列など) にすることができます。
辞書の操作
- 要素の存在チェック
if (key in dictionary) { ... }
- 要素の取得
let value = dictionary[key];
- 要素の追加
dictionary[key] = value;
辞書のメソッド
- Object.entries(dictionary)
キーと値のペアのタプルの配列を取得します。 - Object.values(dictionary)
値の配列を取得します。
let fruitDictionary: { [key: string]: string; } = {
apple: "りんご",
banana: "バナナ",
orange: "オレンジ"
};
console.log(fruitDictionary["apple"]); // 出力: りんご
TypeScript 辞書入門
辞書の定義と初期化
- キーと値のペアを初期化します。
- キーの型と値の型を指定します。
- ジェネリック型
object
を使用して辞書を定義します。
- 要素の追加、削除、取得、存在チェックを行います。
- キーと値のペアのタプルの配列を取得します。
- キーや値の配列を取得します。
辞書の利用例
- 辞書を使用して、オブジェクトの属性を管理します。
- 辞書を使用して、データの保存や検索を行います。
Map オブジェクト
- 値の型も任意の型にすることができます。
Map
オブジェクトは、キーと値のペアを格納するコレクションです。
let map = new Map<string, string>();
map.set("apple", "りんご");
map.set("banana", "バナナ");
クラスとオブジェクト
- クラスのプロパティをキーとして、値を格納します。
- クラスを使用して、辞書のようなオブジェクトを作成することができます。
class FruitDictionary {
apple: string;
banana: string;
constructor() {
this.apple = "りんご";
this.banana = "バナナ";
}
}
let fruitDict = new FruitDictionary();
配列の配列
- キーを配列の最初の要素として、値を配列の2番目の要素として格納します。
- 配列の配列を使用して、キーと値のペアを格納することができます。
let fruitArray: [string, string][] = [
["apple", "りんご"],
["banana", "バナナ"]
];
Object.fromEntries()
Object.fromEntries()
メソッドを使用して、キーと値のペアの配列から辞書を作成することができます。
let fruitPairs: [string, string][] = [
["apple", "りんご"],
["banana", "バナナ"]
];
let fruitDict = Object.fromEntries(fruitPairs);
dictionary initialization typescript