絶対URLと相対URLの日本語解説

2024-09-23

HTMLにおけるURLの概念

HTMLにおいて、URL(Uniform Resource Locator)は、ウェブ上のリソース(画像、スタイルシート、スクリプトなど)へのリンクを設定するために使用されます。

絶対URL

絶対URLは、ウェブ上のリソースの完全なアドレスを指定します。これには、プロトコル(http://, https://)、ドメイン名、パスが含まれます。例えば、https://example.com/images/logo.png は絶対URLです。

相対URLは、現在のドキュメント(HTMLファイル)からの相対的な位置を指定します。これは、絶対URLの一部を省略することで、より簡潔なリンクを作成することができます。相対URLには、相対パスとファイル名のみが含まれます。

相対パスの種類

  • 親ディレクトリへの相対パス
    ../ を使用して、親ディレクトリへの相対的なパスを指定します。例えば、../images/logo.png は、現在のディレクトリの親ディレクトリの images フォルダーにある logo.png ファイルへのリンクです。
  • 相対URL
    • ウェブサイト内のリンクを簡潔に表現したい場合。
    • リンク先のリソースが現在のドキュメントと同じドメインにある場合。
  • 絶対URL
    • ウェブサイト全体で一貫したリンクを維持したい場合。
    • 外部のウェブサイトへのリンクを設定する場合。


  • 相対URL
    <img src="images/logo.png">
  • 絶対URL
    <img src="https://example.com/images/logo.png">



絶対URLと相対URLのプログラミング例(HTML)

<img src="https://example.com/images/logo.png" alt="ロゴ">

このコードは、外部ウェブサイト https://example.comimages ディレクトリにある logo.png ファイルへの絶対URLを指定しています。

<img src="images/logo.png" alt="ロゴ">

このコードは、現在のHTMLファイルと同じディレクトリの images ディレクトリにある logo.png ファイルへの相対URLを指定しています。

親ディレクトリへの相対URLの例

<img src="../images/logo.png" alt="ロゴ">
  • 絶対URL



絶対URLと相対URLの代替方法(HTML)

URLの動的な生成

  • JavaScript
    • JavaScriptのコードを使用して、URLを動的に生成することができます。これにより、ページの読み込み時にURLを変更したり、ユーザーの入力に基づいてURLを調整することができます。
    • 例:
      var imageUrl = "images/image_" + userChoice + ".jpg";
      document.getElementById("image").src = imageUrl;
      

URLのテンプレートエンジン

  • テンプレートエンジン
    • テンプレートエンジンを使用することで、HTMLファイル内のURLをテンプレートとして定義し、動的に値を埋め込むことができます。これにより、URLの管理と更新が容易になります。

URLの相対パスと絶対パスの変換

  • JavaScript
    • JavaScriptを使用して、相対パスを絶対パスに変換することができます。これにより、ページの移動やブラウザの履歴操作にも対応することができます。
    • 例:
      var relativeUrl = "images/logo.png";
      var absoluteUrl = window.location.origin + relativeUrl;
      document.getElementById("image").src = absoluteUrl;
      

URLのキャッシュ制御

  • HTTPヘッダ
    • HTTPヘッダを使用して、ブラウザにURLのリソースをキャッシュするかどうかを指示することができます。これにより、ページの読み込み速度を向上させることができます。
    • 例:
      <img src="images/logo.png" alt="ロゴ" />
      
      Cache-Control: max-age=3600
      

html url relative-url



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