Node.jsでfindOne、insertOne、findOneAndUpdateを使ってMongoDBにデータを操作する

2024-07-27

Node.jsとMongoDBにおける原子的な「FindOrCreate」操作:findOne、存在しない場合は挿入、更新しない

Node.jsとMongoDBを使って「FindOrCreate」操作を実現するには、いくつかの方法があります。ここでは、最も一般的な2つの方法を紹介します。

方法1:findOneAndUpdateメソッドを使う

const MongoClient = require('mongodb').MongoClient;

const client = new MongoClient('mongodb://localhost:27017/');

async function findOrCreate(collectionName, query, document) {
  try {
    await client.connect();
    const db = client.db('test');
    const collection = db.collection(collectionName);

    const result = await collection.findOneAndUpdate(query, document, { upsert: true });
    if (result.lastErrorObject.updated === 0) {
      console.log('Document inserted');
    } else {
      console.log('Document updated');
    }
  } catch (err) {
    console.error(err);
  } finally {
    await client.close();
  }
}

// 例

const query = { name: 'John Doe' };
const document = { age: 30, city: 'New York' };

findOrCreate('users', query, document);

このコードは、usersコレクションにnameフィールドがJohn Doeのドキュメントが存在しない場合は挿入し、存在する場合はagecityフィールドを更新します。

方法2:findOneとinsertOneメソッドを使う

const MongoClient = require('mongodb').MongoClient;

const client = new MongoClient('mongodb://localhost:27017/');

async function findOrCreate(collectionName, query, document) {
  try {
    await client.connect();
    const db = client.db('test');
    const collection = db.collection(collectionName);

    const existingDocument = await collection.findOne(query);
    if (!existingDocument) {
      await collection.insertOne(document);
      console.log('Document inserted');
    } else {
      console.log('Document already exists');
    }
  } catch (err) {
    console.error(err);
  } finally {
    await client.close();
  }
}

// 例

const query = { name: 'John Doe' };
const document = { age: 30, city: 'New York' };

findOrCreate('users', query, document);

どちらの方法を使うべきか?

どちらの方法を使うべきかは、具体的な状況によって異なります。

  • findOneとinsertOneメソッドを使うと、ドキュメントが存在するかどうかを確認してから挿入できるため、より安全な操作になります。
  • findOneAndUpdateメソッドを使うと、ドキュメントが存在するかどうかを確認せずに挿入または更新できるため、コードが簡潔になります。
  • MongoDBのドキュメントを参照して、詳細についてはご覧ください。
  • エラー処理を適切に行うようにしてください。
  • 上記のコードはあくまで例であり、必要に応じて変更する必要があります。



// サンプルコード (Node.js & MongoDB)

const MongoClient = require('mongodb').MongoClient;

const client = new MongoClient('mongodb://localhost:27017/');

// 「users」コレクションにドキュメントを挿入または更新する関数
async function findOrCreateUser(name, age, city) {
  try {
    await client.connect();
    const db = client.db('test');
    const collection = db.collection('users');

    const query = { name };
    const update = { $set: { age, city } };
    const options = { upsert: true };

    const result = await collection.findOneAndUpdate(query, update, options);

    if (result.lastErrorObject.updated === 0) {
      console.log(`ユーザー ${name} が挿入されました。`);
    } else {
      console.log(`ユーザー ${name} が更新されました。`);
    }
  } catch (error) {
    console.error(error);
  } finally {
    await client.close();
  }
}

// 例

findOrCreateUser('Taro Yamada', 30, 'Tokyo');
findOrCreateUser('Hanako Suzuki', 25, 'Osaka');
  1. MongoClientモジュールをインポートします。
  2. MongoClientインスタンスを作成し、MongoDBサーバーへの接続文字列を指定します。
  3. findOrCreateUser関数を定義します。この関数は、名前、年齢、都市を受け取り、usersコレクションにドキュメントを挿入または更新します。
  4. MongoClientインスタンスに接続します。
  5. データベースとコレクションを取得します。
  6. 検索条件と更新ドキュメントを作成します。
  7. findOneAndUpdateメソッドを使用して、ドキュメントを検索し、存在しない場合は挿入、存在する場合は更新します。
  8. 挿入または更新が成功したかどうかを確認します。
  9. エラーが発生した場合はコンソールにログを出力します。
  10. findOrCreateUser関数を2回呼び出して、2人のユーザーを挿入または更新します。
  • エラー処理の方法
  • findOneAndUpdateメソッドを使用して、「FindOrCreate」操作を実行する方法



Node.jsとMongoDBにおける「FindOrCreate」操作の代替方法

方法3:createIndexとfindAndModifyを使う

const MongoClient = require('mongodb').MongoClient;

const client = new MongoClient('mongodb://localhost:27017/');

async function findOrCreate(collectionName, query, document) {
  try {
    await client.connect();
    const db = client.db('test');
    const collection = db.collection(collectionName);

    // 唯一のインデックスを作成する
    await collection.createIndex(query, { unique: true });

    const result = await collection.findAndModify(
      query,
      [],
      {
        upsert: true,
        new: true,
      },
      document
    );

    console.log(result);
  } catch (err) {
    console.error(err);
  } finally {
    await client.close();
  }
}

// 例

const query = { name: 'John Doe' };
const document = { age: 30, city: 'New York' };

findOrCreate('users', query, document);

この方法は、createIndexメソッドを使用して、queryで指定されたフィールドに唯一のインデックスを作成し、findAndModifyメソッドを使用してドキュメントを検索し、存在しない場合は挿入、存在する場合は更新します。

方法4:mongooseを使う

const mongoose = require('mongoose');

mongoose.connect('mongodb://localhost:27017/test');

const userSchema = new mongoose.Schema({
  name: String,
  age: Number,
  city: String,
});

const User = mongoose.model('User', userSchema);

async function findOrCreate(query, document) {
  try {
    const user = await User.findOneAndUpdate(query, document, { upsert: true });
    if (user.isNew) {
      console.log('Document inserted');
    } else {
      console.log('Document updated');
    }
  } catch (err) {
    console.error(err);
  }
}

// 例

const query = { name: 'John Doe' };
const document = { age: 30, city: 'New York' };

findOrCreate(query, document);

この方法は、Mongoose ODM(Object Data Modeling)ライブラリを使用して、「FindOrCreate」操作を実行します。Mongooseは、MongoDBとのやり取りを簡素化し、多くの機能を提供します。

  • Mongooseを使用して多くの機能を利用したい場合は、方法4がおすすめです。
  • 唯一のインデックスを作成する必要がある場合は、方法3がおすすめです。
  • シンプルで分かりやすい方法が必要な場合は、方法1または方法2がおすすめです。

node.js mongodb



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