HTML埋め込み要素の比較

2024-10-08

iframe, embed, object 要素の違いについて (日本語)

HTML でウェブサイトに外部コンテンツを埋め込むための要素として、iframeembedobject の 3 つが使用されます。それぞれの要素には異なる特性と用途があります。

iframe

  • JavaScript制御
    埋め込まれたコンテンツに対して JavaScript を使用して操作することができます。
  • クロスオリジンリソース
    異なるドメインのコンテンツを埋め込むことができます。
  • 独立したフレーム
    埋め込まれたコンテンツは、独立したフレームとして扱われ、親ページとは異なるスクロールバーや URL を持つことができます。
  • 最も一般的な方法
    他のウェブサイトを現在のページ内に表示する。

embed

  • 外部プレーヤー
    埋め込まれたコンテンツは、外部のプレーヤーを使用して表示されます。
  • 特定のコンテンツタイプ
    特定のコンテンツタイプ (例えば、PDF、SWF ファイルなど) を埋め込むための要素です。

object

  • プラグイン依存
    埋め込まれたコンテンツを表示するために、ブラウザに適切なプラグインがインストールされている必要があります。
  • 汎用的な埋め込み
    さまざまな種類のコンテンツを埋め込むための要素です。
  • object
    さまざまな種類のコンテンツをプラグインを使用して表示する。
  • embed
    特定のコンテンツタイプを外部プレーヤーを使用して表示する。
  • iframe
    他のウェブサイトを独立したフレームとして表示する。

選択基準

  • クロスオリジン
    異なるドメインのコンテンツを埋め込む必要がある場合は、iframe を使用します。
  • コントロール
    埋め込まれたコンテンツに対して JavaScript を使用して操作する必要がある場合は、iframe を使用します。
  • コンテンツタイプ
    埋め込みたいコンテンツの種類に応じて選択します。



  • 他のウェブサイトを埋め込む
<iframe src="https://example.com" width="400" height="300"></iframe>
  • JavaScript で操作
var iframe = document.getElementById("myIframe");
iframe.src = "https://new-example.com";
  • 特定のコンテンツタイプを埋め込む
<embed src="document.pdf" width="400" height="300" type="application/pdf">
  • さまざまなコンテンツを埋め込む
<object data="video.mp4" width="400" height="300" type="video/mp4">
  <p>Your browser does not support video.</p>
</object>

比較表

要素用途クロスオリジンJavaScript制御
iframe他のウェブサイトを埋め込む
embed特定のコンテンツタイプを埋め込む不可制限あり
objectさまざまなコンテンツを埋め込む不可制限あり

注意

  • JavaScript を使用して埋め込まれたコンテンツを操作する場合、適切なセキュリティ対策を講じてください。
  • クロスオリジンリソースを埋め込む場合は、セキュリティ上の考慮が必要です。
  • embedobject 要素は、ブラウザのプラグインに依存することがあります。



JavaScript による動的なコンテンツ読み込み

  • Fetch API
    XHR の現代的な代替手段で、よりシンプルで強力な機能を提供します。
  • XMLHttpRequest (XHR)
    サーバーからコンテンツを非同期に読み込み、ページに動的に挿入します。

html iframe



ポップアップブロック検知とJavaScript

ポップアップブロックを検知する目的ポップアップブロックはユーザーのプライバシーやセキュリティを保護するためにブラウザに組み込まれている機能です。そのため、ポップアップブロックが有効になっている場合、ポップアップを表示することができません。この状況を検知し、適切な対策を講じるために、JavaScriptを使用することができます。...


HTML5 Doctype を含む基本的な HTML テンプレート

HTML5 Doctype を使用する利点将来性 HTML5 は今後も進化し続ける最新規格です。HTML4 Doctype は時代遅れになりつつあり、将来的にサポートされなくなる可能性があります。新機能 HTML5 Doctype は、video、audio、canvas などの新しい要素と API を導入します。これらの機能により、より魅力的でインタラクティブな Web サイトを作成できます。...


テキストエリア自動サイズ調整 (Prototype.js)

Prototype. js を使用してテキストエリアのサイズを自動調整する方法について説明します。Prototype. js を読み込みます。window. onload イベントを使用して、ページの読み込み後にスクリプトを実行します。$('myTextarea') でテキストエリアの要素を取得します。...


順序付きリストのカスタマイズ方法

HTML、CSS、そしてHTML リストを使用することで、順序付きリストの番号をカスタマイズすることができます。リスト項目 <li>タグを使用して作成します。順序付きリスト <ol>タグを使用して作成します。例CSSを使用して、順序付きリストの番号をカスタマイズすることができます。...


CSS最小高さレイアウト解説

HTML、CSS、XHTMLにおける100%最小高さCSSレイアウトについて、日本語で解説します。100% 最小高さレイアウトは、要素の最小高さを親要素の100%に設定するCSSレイアウト手法です。これにより、要素が常に親要素と同じ高さになるよう確保することができます。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



Internet Explorer 7 で子要素の幅が意図せず崩れる?原因と解決策を解説

Internet Explorer 7 (IE7) では、絶対配置された親要素の子要素にパーセンテージ幅を設定すると、幅が意図せず崩れる場合があります。これは、IE7 の古いボックスモデルと CSS 2.1 の解釈に起因する問題です。原因この問題の根本的な原因は、IE7 が古いボックスモデルを使用していることです。このモデルでは、要素の幅はコンテンツ幅、パディング、ボーダーの合計で計算されます。一方、CSS 2.1 では、要素の幅はコンテンツ幅のみで計算されます。


ユーザーのタイムゾーン決定方法

HTML、ブラウザ、タイムゾーンの文脈で「ユーザーのタイムゾーンを決定する」とは、Webページのユーザーが現在いる地域の時間帯を特定することを指します。JavaScriptのIntl. DateTimeFormatオブジェクトを使用する Intl


HTML フォームの複数送信ボタン

HTML フォームでは、通常、送信ボタンは1つのみ存在します。しかし、特定のシナリオにおいて、複数の送信ボタンを使用することが有用な場合があります。より直感的なユーザーインターフェイス 複数のボタンを使用することで、ユーザーが意図するアクションを明確に選択できるようになります。


JavaScript、HTML、CSSでWebフォントを検出する方法

CSS font-family プロパティを使用するCSS font-family プロパティは、要素に適用されるフォントファミリーを指定するために使用されます。このプロパティを使用して、Webページで使用されているフォントのリストを取得できます。


オートコンプリート無効化設定

上記のコードでは、usernameという名前の入力フィールドにautocomplete="off"を設定しています。これにより、ブラウザは過去の入力履歴に基づいて自動的に値を提案しなくなります。autocomplete属性には、以下のような値を設定することもできます。