Webデザイナー必見!HTMLテーブルで縦書きテキストを美しく表示するテクニック
HTMLテーブルで縦書きテキストを表示する方法
writing-mode
プロパティを使うruby
要素を使う
writing-mode
プロパティを使う方法は、CSSで以下のコードを追加するだけです。
table {
writing-mode: vertical-rl;
}
vertical-rl
は、縦書きで右から左に書くことを意味します。左から右に書く場合は vertical-lr
を使用します。
ruby
要素を使う方法は、縦書きにしたいテキストを ruby
要素で囲み、rb
要素でルビを指定します。
<table>
<tr>
<td>
<ruby>
縦書きテキスト
<rb>たてがき</rb>
</ruby>
</td>
</tr>
</table>
この方法は、ルビを振りたい場合に便利です。
テキストの回転
text-rendering
プロパティを使って、テキストを回転させることもできます。
table {
text-rendering: rotate;
}
ただし、この方法はすべてのブラウザでサポートされているわけではありません。
注意点
writing-mode
プロパティを使う場合、テーブルの幅を指定しないと、テキストがはみ出してしまう可能性があります。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>縦書きテキストのサンプル</title>
<style>
table {
width: 200px;
border-collapse: collapse;
}
td {
border: 1px solid #ddd;
padding: 5px;
}
.vertical {
writing-mode: vertical-rl;
}
.rotated {
text-rendering: rotate;
}
</style>
</head>
<body>
<table>
<tr>
<td>
通常
</td>
<td>
<span class="vertical">縦書き</span>
</td>
<td>
<span class="rotated">回転</span>
</td>
</tr>
</table>
</body>
</html>
通常 | 縦書き | 回転 |
---|---|---|
通常 | 縦書き | 回転 |
説明
width
プロパティでテーブルの幅を指定しています。border-collapse
プロパティでテーブルの境界線を1つにまとめています。.vertical
クラスは、writing-mode
プロパティでテキストを縦書きにしています。.rotated
クラスは、text-rendering
プロパティでテキストを回転させています。
- このコードは、サンプルコードです。必要に応じて、自由に改変してください。
- 縦書きテキストを表示するには、ブラウザによってはフォントの設定が必要になる場合があります。
HTMLテーブルで縦書きテキストを表示する他の方法
transform プロパティを使う
table {
transform: rotate(-90deg);
}
画像を使う
テキストを縦書きに書き、画像として保存します。そして、その画像をテーブルに挿入します。
この方法は、すべてのブラウザでサポートされています。ただし、テキスト編集が難しくなるというデメリットがあります。
JavaScriptを使って、テキストを縦書きに書き換えます。
この方法は、高度な技術が必要となります。
どの方法を使うべきかは、以下の点を考慮する必要があります。
- ブラウザの互換性
- テキスト編集のしやすさ
- デザインの自由度
HTMLテーブルで縦書きテキストを表示するには、いくつかの方法があります。どの方法を使うべきかは、上記の点を考慮して決める必要があります。
html css text-rendering