【超便利】JavaScript/jQueryでリサイズ完了判定!タイマーやライブラリを活用した3つの方法

2024-05-16

JavaScript/jQuery: $(window).resize イベントが完了した後に実行する方法

ウィンドウのリサイズイベント $(window).resize() は、リサイズ操作が完了するに何度も実行されてしまいます。そのため、リサイズ操作が完了したにのみ処理を実行したい場合は、工夫が必要です。

解決策

以下の2つの方法があります。

setTimeout() を使用する

  1. setTimeout() 関数を使用して、リサイズイベントから一定時間後に処理を実行します。
  2. リサイズイベントが発生するたびに、setTimeout() で設定したタイマーをクリアします。
  3. これにより、リサイズ操作が完了した一度だけ処理が実行されます。
$(window).resize(function() {
  clearTimeout(timer);
  timer = setTimeout(function() {
    // 処理内容を記述
  }, 200); // 200ミリ秒後に処理を実行
});

resize イベントの伝播を抑制する

  1. resize イベントの伝播を抑制し、一度だけ処理を実行します。
  2. これには、jQuery.debounce()_.throttle() などのライブラリを使用することができます。
$(window).resize(_.throttle(function() {
  // 処理内容を記述
}, 200)); // 200ミリ秒以内に一度だけ処理を実行
  • 処理内容が軽量な場合は、setTimeout() を使用する 方法が簡潔です。
  • 処理内容が重く、頻繁なリサイズイベントの影響を受けたくない場合は、resize イベントの伝播を抑制する 方法が適しています。

補足

  • 上記の例では、タイマーの待機時間を 200ミリ秒 に設定していますが、これは適宜調整してください。
  • リサイズイベントの発生頻度や処理内容の負荷に応じて、最適な方法を選択してください。



$(window).resize(function() {
  clearTimeout(timer);
  timer = setTimeout(function() {
    // ウィンドウ幅を取得
    const windowWidth = $(window).width();

    // ウィンドウ幅に応じて処理を分岐
    if (windowWidth < 600) {
      // スマートフォン向けレイアウトに切り替え
      console.log('スマートフォン向けレイアウトに切り替え');
    } else if (windowWidth < 960) {
      // タブレット向けレイアウトに切り替え
      console.log('タブレット向けレイアウトに切り替え');
    } else {
      // PC向けレイアウトに切り替え
      console.log('PC向けレイアウトに切り替え');
    }
  }, 200);
});
  • ウィンドウ幅が600px未満の場合は、スマートフォン向けレイアウトに切り替えます。
  • それ以外の場合は、PC向けレイアウトに切り替えます。

上記はあくまでも一例であり、実際の処理内容はご自身の用途に合わせて変更してください。




JavaScript/jQuery: $(window).resize イベントが完了した後に実行する方法:その他の方法

requestAnimationFrame() を使用する

  • requestAnimationFrame() は、ブラウザの描画タイミングに合わせて関数を呼び出すためのAPIです。
  • リサイズイベントが発生したタイミングで requestAnimationFrame() を使用し、次の描画フレームで処理を実行することで、リサイズ操作が完了に処理を実行することができます。
$(window).resize(function() {
  requestAnimationFrame(function() {
    // 処理内容を記述
  });
});

MutationObserver を使用する

  • MutationObserver は、DOMツリーの変更を監視するためのAPIです。
  • ウィンドウサイズの変更は、DOMツリーの変更として扱われるため、MutationObserver を使用してリサイズイベントを検知し、処理を実行することができます。
const observer = new MutationObserver(function(mutations) {
  mutations.forEach(function(mutation) {
    if (mutation.type === 'childList' && mutation.target === window) {
      // 処理内容を記述
    }
  });
});

observer.observe(document.documentElement, {
  childList: true
});

カスタムイベントを使用する

  • リサイズイベントが完了したことを示すカスタムイベントを発行し、そのイベントを基に処理を実行することができます。
  • これには、EventDispatcherEventEmitter などのライブラリを使用することができます。
// リサイズイベント完了時に発行されるカスタムイベント
const resizeCompleteEvent = new CustomEvent('resizeComplete');

$(window).resize(function() {
  clearTimeout(timer);
  timer = setTimeout(function() {
    // ウィンドウ幅を取得
    const windowWidth = $(window).width();

    // ウィンドウ幅に応じて処理を分岐
    if (windowWidth < 600) {
      // スマートフォン向けレイアウトに切り替え
      console.log('スマートフォン向けレイアウトに切り替え');
    } else if (windowWidth < 960) {
      // タブレット向けレイアウトに切り替え
      console.log('タブレット向けレイアウトに切り替え');
    } else {
      // PC向けレイアウトに切り替え
      console.log('PC向けレイアウトに切り替え');
    }

    // リサイズ完了イベントを発行
    window.dispatchEvent(resizeCompleteEvent);
  }, 200);
});

// リサイズ完了イベントをリッスン
window.addEventListener('resizeComplete', function() {
  // 処理内容を記述
});
  • 処理内容が比較的重く、パフォーマンスを重視する場合は、requestAnimationFrame() を使用する 方法が適しています。
  • ダイナミックに生成された要素のリサイズを検知したい場合は、MutationObserver を使用する 方法が適しています。
  • 既存のライブラリを活用したい場合は、カスタムイベントを使用する 方法が適しています。

上記以外にも、様々な方法が存在します。それぞれの方法の特徴を理解し、状況に応じて最適な方法を選択してください。


javascript jquery


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