React.js で Intersection Observer API を使って DOM 読み込みを検知

2024-04-23

React.js で DOM が読み込まれたときにコールバックする

DOM が読み込まれたことを検知するには、いくつかの方法があります。

componentDidMount ライフサイクルメソッドは、コンポーネントが DOM にマウントされた後に呼び出されます。このメソッド内で、DOM 操作やデータフェッチなどの処理を行うことができます。

class MyComponent extends React.Component {
  componentDidMount() {
    // DOM 操作やデータフェッチなどの処理
  }

  render() {
    return (
      <div>
        {/* コンポーネントのレンダリング */}
      </div>
    );
  }
}

useEffect フックは、コンポーネントのマウント、更新、アンマウント時に実行されるコードを記述するために使用されます。DOM が読み込まれたことを検知するには、空の依存関係配列 ([]) を useEffect フックに渡します。

import React, { useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  useEffect(() => {
    // DOM 操作やデータフェッチなどの処理
  }, []);

  return (
    <div>
      {/* コンポーネントのレンダリング */}
    </div>
  );
}

useLayoutEffect フックは、useEffect フックと似ていますが、ブラウザのレイアウトが更新された後に実行されます。DOM が読み込まれたことを検知するには、空の依存関係配列 ([]) を useLayoutEffect フックに渡します。

import React, { useLayoutEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  useLayoutEffect(() => {
    // DOM 操作やデータフェッチなどの処理
  }, []);

  return (
    <div>
      {/* コンポーネントのレンダリング */}
    </div>
  );
}

これらの方法のいずれかを使用して、React.js で DOM が読み込まれたときにコードを実行できます。どの方法を使用するかは、状況によって異なります。

補足

  • componentDidMount はクラスコンポーネント専用ですが、useEffectuseLayoutEffect は関数コンポーネントでも使用できます。
  • DOM が読み込まれたことを検知する以外にも、useEffectuseLayoutEffect フックを使用して、コンポーネントのマウント、更新、アンマウント時にさまざまな処理を実行できます。



例 1: componentDidMount ライフサイクルメソッドを使用する

class MyComponent extends React.Component {
  componentDidMount() {
    console.log('DOM が読み込まれました');
  }

  render() {
    return (
      <div>
        {/* コンポーネントのレンダリング */}
      </div>
    );
  }
}

例 2: useEffect フックを使用する

import React, { useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  useEffect(() => {
    console.log('DOM が読み込まれました');
  }, []);

  return (
    <div>
      {/* コンポーネントのレンダリング */}
    </div>
  );
}
import React, { useLayoutEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  useLayoutEffect(() => {
    console.log('DOM が読み込まれました');
  }, []);

  return (
    <div>
      {/* コンポーネントのレンダリング */}
    </div>
  );
}

これらのコードを実行すると、ブラウザのコンソールに "DOM が読み込まれました" というメッセージが表示されます。

説明

  • 上記のコードでは、MyComponent というコンポーネントを作成しています。
  • componentDidMount ライフサイクルメソッド、useEffect フック、useLayoutEffect フックのいずれかを使用して、DOM が読み込まれたときに console.log 関数を実行しています。
  • console.log 関数は、ブラウザのコンソールにメッセージを出力します。
  • 実際のコードでは、console.log 関数ではなく、必要な処理を実行するコードを記述する必要があります。
  • DOM が読み込まれたことを検知する以外にも、これらのライフサイクルメソッドやフックを使用して、さまざまな処理を実行できます。



React.js で DOM が読み込まれたときにコールバックするその他の方法

useRef フックは、React コンポーネント内で参照可能な DOM 要素を作成するために使用できます。DOM 要素が参照可能になったら、その要素のプロパティやメソッドにアクセスしたり、イベントリスナーを追加したりできます。

import React, { useRef } from 'react';

function MyComponent() {
  const myRef = useRef(null);

  useEffect(() => {
    if (myRef.current) {
      // DOM 要素にアクセスしたり、イベントリスナーを追加したりする
      console.log(myRef.current.nodeName);
      myRef.current.addEventListener('click', () => {
        console.log('要素がクリックされました');
      });
    }
  }, []);

  return (
    <div ref={myRef}>
      {/* コンポーネントのレンダリング */}
    </div>
  );
}

Intersection Observer API は、ブラウザ内で要素が視覚的に表示されたり隠されたりしたことを検知するための API です。この API を使用して、DOM 要素が画面に表示されたときにコールバックを実行できます。

import React, { useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  const observer = new IntersectionObserver((entries) => {
    entries.forEach((entry) => {
      if (entry.isIntersecting) {
        // DOM 要素が画面に表示されたときに実行する処理
        console.log('要素が画面に表示されました');
      }
    });
  });

  useEffect(() => {
    if (myRef.current) {
      observer.observe(myRef.current);
    }

    return () => {
      observer.unobserve(myRef.current);
    };
  }, [myRef]);

  const myRef = useRef(null);

  return (
    <div ref={myRef}>
      {/* コンポーネントのレンダリング */}
    </div>
  );
}

カスタムフックを使用する

useEffect フックと useRef フックを組み合わせて、DOM が読み込まれたときにコールバックを実行するカスタムフックを作成できます。

import React, { useState, useEffect, useRef } from 'react';

function useDOMContentLoaded() {
  const [isLoaded, setIsLoaded] = useState(false);
  const doc = useRef(null);

  useEffect(() => {
    const handleDOMContentLoaded = () => {
      setIsLoaded(true);
    };

    doc.current = document;
    doc.current.addEventListener('DOMContentLoaded', handleDOMContentLoaded);

    return () => {
      doc.current.removeEventListener('DOMContentLoaded', handleDOMContentLoaded);
    };
  }, []);

  return isLoaded;
}

function MyComponent() {
  const isLoaded = useDOMContentLoaded();

  if (!isLoaded) {
    return <div>読み込み中...</div>;
  }

  return (
    <div>
      {/* コンポーネントのレンダリング */}
    </div>
  );
}

これらの方法は、それぞれ異なるユースケースに適しています。状況に合わせて適切な方法を選択してください。

  • useRef フックは、DOM 要素だけでなく、その他の値も参照するために使用できます。
  • Intersection Observer API は、パフォーマンスに影響を与える可能性があることに注意してください。
  • カスタムフックは、コードを再利用可能にするために役立ちます。

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