Reactで:hoverを実装する方法

2024-09-14

ReactでインラインCSSスタイルの:hoverを実装する方法

Reactでは、インラインCSSスタイルをコンポーネントのスタイルプロパティに直接指定することができます。:hoverなどの擬似クラスを使用する場合は、JavaScriptの条件演算子を使用してスタイルを動的に切り替えることができます。

基本的な例

import React, { useState } from 'react';

function HoverButton() {
  const [isHovered, setIsHovered] = useState(false);

  const handleHover = () => {
    setIsHovere   d(!isHovered);
  };

  return (
    <button
      style={{
        backgroundColor: isHovered ? 'blue' : 'gray',
        color: isHovered ? 'white' : 'black',
        padding: '10px',
        borderRadius: '5px',
      }}
      onMouseOver={handleHover}
      onMouseOut={handleHover}
    >
      Hover Me
    </button>
  );
}

解説

  1. 状態管理
    useStateフックを使用して、マウスがボタン上にホバーされているかどうかを表すisHovered状態を管理します。
  2. イベントハンドラー
    onMouseOveronMouseOutイベントハンドラーをボタンに設定し、マウスがボタンの上に乗ったときと外れたときにisHovered状態を更新します。
  3. 条件演算子
    styleプロパティの値に条件演算子を使用して、isHovered状態に応じて異なるスタイルを適用します。

さらに高度な例

より複雑なスタイルを適用したい場合は、CSSモジュールやスタイルライブラリーを使用することもできます。

CSSモジュール

import styles from './Button.module.css';

function HoverButton() {
  const [isHovered, setIsHovered] = useState(false);

  return (
    <button
      className={`${styles.button} ${isHovered ? styles.hover : ''}`}
      onMouseOver={handleHover}
      onMouseOut={handleHover}
    >
      Hover Me
    </button>
  );
}

スタイルライブラリー (Styled Components)

import styled from 'styled-components';

const Button = styled.button`
  background-color: gray;
  color: black;
  padding: 10px;
  border-radius: 5px;

  &:hover {
    background-color: blue;
    color: white;
  }
`;

function HoverButton() {
  return <Button>Hover Me</Button>;
}



import React, { useState } from 'react';

function HoverButton() {
  const [isHovered, setIsHovered] = useState(false);

  const handleHover = () => {
    setIsHovere   d(!isHovered);
  };

  return (
    <button
      style={{
        backgroundColor: isHovered ? 'blue' : 'gray',
        color: isHovered ? 'white' : 'black',
        padding: '10px',
        borderRadius: '5px',
      }}
      onMouseOver={handleHover}
      onMouseOut={handleHover}
    >
      Hover Me
    </button>
  );
}
import styles from './Button.module.css';

function HoverButton() {
  const [isHovered, setIsHovered] = useState(false);

  return (
    <button
      className={`${styles.button} ${isHovered ? styles.hover : ''}`}
      onMouseOver={handleHover}
      onMouseOut={handleHover}
    >
      Hover Me
    </button>
  );
}
import styled from 'styled-components';

const Button = styled.button`
  background-color: gray;
  color: black;
  padding: 10px;
  border-radius: 5px;

  &:hover {
    background-color: blue;
    color: white;
  }
`;

function HoverButton() {
  return <Button>Hover Me</Button>;
}

コード解説

  • onMouseOveronMouseOutイベントハンドラーでisHovered状態を更新します。
  • useStateフックでisHovered状態を初期化します。
  • classNameプロパティでCSSモジュールのクラス名と、isHovered状態に応じて追加するクラス名を指定します。
  • CSSモジュールを使用して、ボタンのスタイルを定義します。

Styled Components

  • &:hoverセレクターを使用して、ホバー時のスタイルを定義します。
  • Styled Componentsを使用して、ボタンのスタイルを定義します。



import styles from './Button.module.css';

function HoverButton() {
  const [isHovered, setIsHovered] = useState(false);

  return (
    <button
      className={`${styles.button} ${isHovered ? styles.hover : ''}`}
      onMouseOver={handleHover}
      onMouseOut={handleHover}
    >
      Hover Me
    </button>
  );
}

Styled Componentsは、JavaScriptのテンプレートリテラルを使用してCSSを定義できるライブラリーです。

import styled from 'styled-components';

const Button = styled.button`
  background-color: gray;
  color: black;
  padding: 10px;
  border-radius: 5px;

  &:hover {
    background-color: blue;
    color: white;
  }
`;

function HoverButton() {
  return <Button>Hover Me</Button>;
}

CSS-in-JS

CSS-in-JSは、JavaScriptでCSSを定義し、コンパイル時にCSSファイルに変換するアプローチです。

import { css } from '@emotion/react';

function HoverButton() {
  const [isHovered, setIsHovered] = useState(false);

  const buttonStyles = css`
    background-color: gray;
    color: black;
    padding: 10px;
    border-radius: 5px;

    &:hover {
      background-color: blue;
      color: white;
    }
  `;

  return (
    <button css={buttonStyles}>Hover Me</button>
  );
}

それぞれの方法のメリットとデメリット

  • デメリット
    ファイルの分割や管理が複雑になることがある。
  • メリット
    クラス名のスコープ化により衝突を防ぐことができる。
  • デメリット
    他のスタイルライブラリーと競合する可能性がある。
  • メリット
    JavaScriptのテンプレートリテラルを使用してCSSを定義できる。
  • デメリット
    コンパイルが必要なため、ビルドプロセスが複雑になることがある。
  • メリット
    JavaScriptでCSSを定義できるため、動的なスタイルを簡単に実装できる。

reactjs



JavaScript, React.js, JSX: 複数の入力要素を1つのonChangeハンドラーで識別する

問題 React. jsで複数の入力要素(例えば、複数のテキストフィールドやチェックボックス)があり、それぞれに対して同じonChangeハンドラーを適用したい場合、どのように入力要素を区別して適切な処理を行うことができるでしょうか?解決方法...


Reactの仮想DOMでパフォーマンスを劇的に向上させる!仕組みとメリットを完全網羅

従来のDOM操作と汚れたモデルチェック従来のWeb開発では、DOMを直接操作することでユーザーインターフェースを構築していました。しかし、DOM操作はコストが高く、パフォーマンスの低下を招きます。そこで、汚れたモデルチェックという手法が登場しました。これは、DOMの状態をモデルとして保持し、変更があった箇所のみを更新することで、パフォーマンスを向上させるものです。...


React コンポーネント間通信方法

React では、コンポーネント間でのデータのやり取りや状態の管理が重要な役割を果たします。以下に、いくつかの一般的な方法を紹介します。子コンポーネントは、受け取った props を使用して自身の状態や表示を更新します。親コンポーネントで子コンポーネントを呼び出す際に、props としてデータを渡します。...


React JSX プロパティ動的アクセス

React JSX では、クォート内の文字列に動的にプロパティ値を埋め込むことはできません。しかし、いくつかの方法でこれを回避できます。カッコ内でのJavaScript式クォート内の属性値全体を JavaScript 式で囲むことで、プロパティにアクセスできます。...


React JSXで<select>選択設定

React JSXでは、<select>要素内のオプションをデフォルトで選択するために、selected属性を使用します。この例では、"Coconut" オプションがデフォルトで選択されています。selected属性をそのオプションに直接指定しています。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



JavaScriptとReactJSにおけるthis.setStateの非同期処理と状態更新の挙動

解決策:オブジェクト形式で状態を更新する: 状態を更新する場合は、オブジェクト形式で更新するようにする必要があります。プロパティ形式で更新すると、既存のプロパティが上書きされてしまう可能性があります。非同期処理を理解する: this. setStateは非同期処理であるため、状態更新が即座に反映されないことを理解する必要があります。状態更新後に何か処理を行う場合は、コールバック関数を使用して、状態更新が完了してから処理を行うようにする必要があります。


Reactでブラウザリサイズ時にビューを再レンダリングする

JavaScriptやReactを用いたプログラミングにおいて、ブラウザのサイズが変更されたときにビューを再レンダリングする方法について説明します。ReactのuseEffectフックは、コンポーネントのレンダリング後に副作用を実行するのに最適です。ブラウザのサイズ変更を検知し、再レンダリングをトリガーするために、以下のように使用します。


Reactでカスタム属性にアクセスする

Reactでは、イベントハンドラーに渡されるイベントオブジェクトを使用して、イベントのターゲット要素に関連付けられたカスタム属性にアクセスすることができます。カスタム属性を設定ターゲット要素にカスタム属性を追加します。例えば、data-プレフィックスを使用するのが一般的です。<button data-custom-attribute="myValue">Click me</button>


ReactJSのエラー解決: '<'トークン問題

日本語解説ReactJSで開発をしている際に、しばしば遭遇するエラーの一つに「Unexpected token '<'」があります。このエラーは、通常、JSXシンタックスを正しく解釈できない場合に発生します。原因と解決方法JSXシンタックスの誤り タグの閉じ忘れ すべてのタグは、対応する閉じタグが必要です。 属性の引用 属性値は常に引用符(シングルまたはダブル)で囲む必要があります。 コメントの誤り JavaScriptスタイルのコメント(//や/* ... */)は、JSX内で使用できません。代わりに、HTMLスタイルのコメント(``)を使用します。


React ドラッグ機能実装ガイド

React でコンポーネントや div をドラッグ可能にするには、通常、次のステップに従います。React DnD ライブラリを使用することで、ドラッグアンドドロップ機能を簡単に実装できます。このライブラリの useDrag フックは、ドラッグ可能な要素を定義するために使用されます。