React Router ページ離脱検知

2024-10-06

React.js と React Router でページ離脱を検知する

React.jsReact Router を使用して、ユーザーがページを離脱したことを検知する方法について説明します。

useEffect Hook を使用してページ離脱イベントをリスナーに追加する

  • window.addEventListener を使用して、beforeunload イベントをリスナーに追加します。
  • useEffect Hook を利用して、コンポーネントのマウント時とアンマウント時にイベントリスナーを追加および削除します。
import { useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  useEffect(() => {
    const handleBeforeUnload = (event) => {
      // ページ離脱時の処理
      event.preventDefault(); // ページ離脱を阻止することもできます
      return 'ページを離脱しますか?'; // ブラウザの確認ダイアログを表示します
    };

    window.addEventListener('beforeunload', handleBeforeUnload);

    return () => {
      window.removeEventListener('beforeunload', handleBeforeUnloa   d);
    };
  }, []);

  // コンポーネントのレンダリング
  return (
    // ...
  );
}

useLocation Hook を使用してページの変更を検知する

  • useEffect Hook で、ロケーション情報が変更されたときに処理を実行します。
  • useLocation Hook を使用して、現在のロケーション情報を取得します。
import { useLocation, useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  const location = useLocation();

  useEffect(() => {
    // ロケーションが変更されたときの処理
    console.log('ページが変更されました:', location.pathname);
  }, [location]);

  // コンポーネントのレンダリング
  return (
    // ...
  );
}
  • useRouteMatch Hook を使用して、現在のルート情報を取得します。
import { useRouteMatch, useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  const match = useRouteMatch();

  useEffect(() => {
    // ルートが変更されたときの処理
    console.log('ルートが変更されました:', match.path);
  }, [match]);

  // コンポーネントのレンダリング
  return (
    // ...
  );
}

注意

  • ページ離脱の検出は、ユーザーの意図に反してページを離脱させたり、データを保存するなどの操作を行う場合に慎重に使用してください。
  • beforeunload イベントはブラウザのデフォルトの動作をオーバーライドするため、ユーザーエクスペリエンスに影響を与える可能性があります。



React Router ページ離脱検知のコード解説

import { useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  useEffect(() => {
    const handleBeforeUnload = (event) => {
      // ページ離脱時の処理
      event.preventDefault(); // ページ離脱を阻止することもできます
      return 'ページを離脱しますか?'; // ブラウザの確認ダイアログを表示します
    };

    window.addEventListener('beforeunload', handleBeforeUnload);

    return () => {
      window.removeEventListener('beforeunload', handleBeforeUnloa   d);
    };
  }, []);

  // コンポーネントのレンダリング
  return (
    // ...
  );
}
  • window.removeEventListener
    コンポーネントがアンマウントされるときに、イベントリスナーを削除します。
  • handleBeforeUnload 関数
    beforeunload イベントが発生したときに呼び出される関数です。
    • event.preventDefault(): ページ離脱を阻止します。
    • return 'ページを離脱しますか?': ブラウザの確認ダイアログを表示します。
import { useLocation, useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  const location = useLocation();

  useEffect(() => {
    // ロケーションが変更されたときの処理
    console.log('ページが変更されました:', location.pathname);
  }, [location]);

  // コンポーネントのレンダリング
  return (
    // ...
  );
}
  • useEffect Hook
    ロケーション情報が変更されたときに処理を実行します。
    • console.log('ページが変更されました:', location.pathname);: ページが変更されたことをログに出力します。
import { useRouteMatch, useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  const match = useRouteMatch();

  useEffect(() => {
    // ルートが変更されたときの処理
    console.log('ルートが変更されました:', match.path);
  }, [match]);

  // コンポーネントのレンダリング
  return (
    // ...
  );
}



window.onbeforeunload イベントリスナーの使用

  • ブラウザのネイティブイベントである window.onbeforeunload を直接使用して、ページ離脱を検知することができます。
import { useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  useEffect(() => {
    window.onbeforeunload = () => {
      // ページ離脱時の処理
      return 'ページを離脱しますか?';
    };

    return () => {
      window.onbeforeunload = null;
    };
  }, []);

  // コンポーネントのレンダリング
  return (
    // ...
  );
}

react-router-dom の useLocation Hook と useEffect Hook を組み合わせて

  • useLocation Hook で現在のロケーション情報を取得し、useEffect Hook でロケーションが変更されたときに処理を実行します。
import { useLocation, useEffect } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const location = useLocation();

  useEffect(() => {
    // ロケーションが変更されたときの処理
    console.log('ページが変更されました:', location.pathname);
  }, [location]);

  // コンポーネントのレンダリング
  return (
    // ...
  );
}
import { useRouteMatch, useEffect } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const match = useRouteMatch();

  useEffect(() => {
    // ルートが変更されたときの処理
    console.log('ルートが変更されました:', match.path);
  }, [match]);

  // コンポーネントのレンダリング
  return (
    // ...
  );
}

カスタムフックの作成

  • ページ離脱検知のロジックを再利用するために、カスタムフックを作成することができます。
import { useEffect } from 'react';

function usePageLeaveDetection() {
  useEffect(() => {
    window.addEventListener('beforeunload', () => {
      // ページ離脱時の処理
      return 'ページを離脱しますか?';
    });

    return () => {
      window.removeEventListener('beforeunload', () => {});
    };
  }, []);
}

function MyComponent() {
  usePageLeaveDetection();

  // コンポーネントのレンダリング
  return (
    // ...
  );
}

これらの方法の選択は、プロジェクトの要件と好みによって異なります。

  • カスタムフックはロジックの再利用性が高く、コードの整理に役立ちます。
  • useLocationuseRouteMatch は React Router の機能を利用するため、より柔軟性があります。
  • window.onbeforeunload はブラウザのネイティブ機能を使用するため、シンプルですがブラウザの動作に依存します。
  • ブラウザの動作やユーザーの設定によっては、検出が失敗する場合があります。
  • ページ離脱の検出は、ユーザーエクスペリエンスに影響を与える可能性があるため、慎重に使用してください。

reactjs react-router



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