【保存版】React onClick preventDefault でリンク挙動を自由自在に操る
React で onClick と preventDefault() を使ってハイパーリンクの再読み込み/リダイレクトを防止する方法
React において、ハイパーリンクのクリック時にページの再読み込みやリダイレクトを防止したい場合があります。これは、preventDefault()
関数を使用して実現できます。
説明
例
// リンク要素
<a href="#" onClick={(e) ->
e.preventDefault()
// ここでカスタム処理を実行
}>リンクテキスト</a>
上記の例では、preventDefault()
関数を使用して、ハイパーリンクのクリック時にページの再読み込みを防止しています。代わりに、カスタム処理を実行することができます。
補足
preventDefault()
関数は、イベントオブジェクトを引数として受け取ります。preventDefault()
関数は、イベントバブリングとイベントキャプチャを阻止しません。これらのイベント伝達メカニズムを制御するには、stopPropagation()
またはstopImmediatePropagation()
関数を使用する必要があります。preventDefault()
関数は、フォームの送信をキャンセルすることもできます。
- この説明はあくまでも基本的な例であり、状況に応じて様々な応用が可能です。
- より複雑な処理を行う場合は、React の状態管理やルーティング機能などを活用するのも有効です。
サンプルコード:React で onClick と preventDefault() を使ってハイパーリンクの再読み込み/リダイレクトを防止する
import React, { useState } from 'react';
function MyComponent() {
const [count, setCount] = useState(0);
const handleClick = (event) => {
event.preventDefault();
setCount(count + 1);
};
return (
<div>
<a href="#" onClick={handleClick}>リンクテキスト</a>
<p>クリック数: {count}</p>
</div>
);
}
export default MyComponent;
- MyComponent コンポーネント: このコンポーネントは、
count
という状態変数とhandleClick
というイベントハンドラを定義します。 - handleClick イベントハンドラ: このイベントハンドラは、
preventDefault()
関数を使用して、ハイパーリンクのクリック時にページの再読み込み/リダイレクトを防止します。その後、count
状態変数の値を 1 増やします。 - JSX: JSX を使用して、ハイパーリンクとクリック数を表示するテキスト要素をレンダリングします。ハイパーリンクの
onClick
イベントハンドラにはhandleClick
関数を渡します。
動作
このコードを実行すると、ブラウザに以下の画面が表示されます。
リンクテキスト
クリック数: 0
ハイパーリンクをクリックすると、ページは再読み込みされず、代わりに count
状態変数の値が 1 増えます。クリック数を表示するテキスト要素が更新され、新しいクリック数が表示されます。
応用
このサンプルコードは、以下の点で応用できます。
handleClick
イベントハンドラ内で、より複雑な処理を実行する。count
状態変数を代わりに、別のデータを管理するために使用する。- 複数のハイパーリンクに同じ
handleClick
イベントハンドラを使用する。
React で onClick と preventDefault() 以外の方法でハイパーリンクの再読み込み/リダイレクトを防止する方法
Router を使用する
React には、react-router
や react-router-dom
などのルーティングライブラリが用意されています。これらのライブラリを使用して、ハイパーリンクのクリックをルーティングイベントに変換し、カスタム処理を実行することができます。
import React from 'react';
import { Link } from 'react-router-dom';
function MyComponent() {
return (
<div>
<Link to="/about">リンクテキスト</Link>
</div>
);
}
export default MyComponent;
上記の例では、react-router-dom
の Link
コンポーネントを使用して、ハイパーリンクをレンダリングしています。このコンポーネントは、クリック時に router
イベントを発生させます。このイベントを useHistory
フックを使用して捕捉し、カスタム処理を実行することができます。
カスタムリンクコンポーネントを作成する
preventDefault()
関数を使用せずに、独自のリンクコンポーネントを作成することもできます。このコンポーネントは、クリック時にカスタム処理を実行し、ページの再読み込み/リダイレクトを防止することができます。
import React, { useState } from 'react';
const MyLink = ({ href, children }) => {
const [isClicked, setIsClicked] = useState(false);
const handleClick = (event) => {
event.preventDefault();
// ここでカスタム処理を実行
setIsClicked(true);
};
return (
<a href={href} onClick={handleClick}>
{children}
</a>
);
};
function MyComponent() {
return (
<div>
<MyLink href="#" onClick={handleClick}>リンクテキスト</MyLink>
<p>クリック状態: {isClicked ? 'クリック済み' : '未クリック'}</p>
</div>
);
}
export default MyComponent;
上記の例では、MyLink
というカスタムリンクコンポーネントを作成しています。このコンポーネントは、href
と children
プロップを受け取り、クリック時に handleClick
関数を呼び出します。handleClick
関数は、preventDefault()
関数を使用してページの再読み込み/リダイレクトを防止し、isClicked
状態変数の値を true
に設定します。
Fetch API を使用する
Ajax や Fetch API を使用して、サーバーからデータを非同期に取得し、ページの再読み込み/リダイレクトを防止することができます。
import React, { useState, useEffect } from 'react';
function MyComponent() {
const [data, setData] = useState([]);
useEffect(() => {
fetch('/data.json')
.then((response) => response.json())
.then((data) => setData(data));
}, []);
const handleClick = (event) => {
event.preventDefault();
// ここで data を処理
};
return (
<div>
<a href="#" onClick={handleClick}>リンクテキスト</a>
<ul>
{data.map((item) => (
<li key={item.id}>{item.name}</li>
))}
</ul>
</div>
);
}
export default MyComponent;
上記の例では、useEffect
フックを使用して、/data.json
という URL から JSON データを非同期に取得しています。データ取得後、data
状態変数に設定されます。ハイパーリンクのクリック時に handleClick
関数を呼び出すと、preventDefault()
関数を使用してページの再読み込み/リダイレクトを防止し、data
を処理します。
これらの方法は、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。状況に応じて適切な方法を選択してください。
- Router を使用する: ルーティング機能を使用したい場合に適しています。
- カスタムリンクコンポーネントを作成する: より柔軟な制御が必要な場合に適しています。
- Fetch API を使用する: サーバーからデータを非同期に取得する必要がある場合に適しています。
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