【超便利】Angularで入力値を制限する方法:HTML属性、Reactive Forms、カスタムディレクティブ、ライブラリなどを使いこなす

2024-06-23

Angular でテキスト入力値を制限する方法(数字のみ入力可など)

HTML属性を使用する

HTMLの input 要素に以下の属性を設定することで、入力できる値を制限できます。

  • maxlength: 入力できる最大文字数
  • pattern: 入力できる値のパターン(正規表現で指定)
  • type: 入力できる値の種類 (number:数値のみ、email:メールアドレスのみなど)

例:半角英数字のみ入力可能にする

<input type="text" pattern="[A-Za-z0-9]+$">
<input type="number" max="100">

Reactive Forms を使用すると、より詳細な入力値制限を設定できます。

例:必須入力かつ8文字以上20文字以下のパスワード入力

import { FormControl, Validators } from '@angular/forms';

const passwordControl = new FormControl('', [
  Validators.required,
  Validators.minLength(8),
  Validators.maxLength(20)
]);

上記のように、HTML属性と Reactive Forms を組み合わせることで、様々な入力値制限を実現できます。

    これらの情報をもとに、具体的な状況に合わせて適切な方法を選択してください。




    Angular での入力値制限 - サンプルコード

    この例では、input 要素に pattern 属性を使用して、半角英数字のみ入力可能にするフォームを作成します。

    <form>
      <label for="name">名前:</label>
      <input type="text" id="name" pattern="[A-Za-z0-9]+$" required>
    
      <button type="submit">送信</button>
    </form>
    

    Reactive Formsを使用する

    この例では、Reactive Formsを使用して、必須入力かつ8文字以上20文字以下のパスワード入力フォームを作成します。

    import { Component } from '@angular/core';
    import { FormControl, Validators } from '@angular/forms';
    
    @Component({
      selector: 'app-root',
      template: `
        <form [formGroup]="passwordForm">
          <label for="password">パスワード:</label>
          <input type="password" id="password" formControlName="password" required>
    
          <button type="submit">送信</button>
        </form>
      `
    })
    export class AppComponent {
      passwordForm = new FormControl('', [
        Validators.required,
        Validators.minLength(8),
        Validators.maxLength(20)
      ]);
    }
    

    上記はあくまで基本的な例です。実際の開発では、状況に合わせて様々なバリエーションを組み合わせることで、より複雑な入力値制限を実現できます。

    補足

    • 上記のコードは、Angular 14以降で動作確認しています。
    • Reactive Forms を使用する場合、@angular/forms モジュールのインポートが必要です。
    • 入力値のバリデーションエラーメッセージをどのように表示するかは、コンポーネントのロジックに実装する必要があります。



    Angular でテキスト入力値を制限する方法:その他の方法

    NgBootstrap は、Angular でBootstrapコンポーネントを使用するためのライブラリです。NgBootstrapには、入力値制限用のコンポーネントが用意されています。

    例:スピンボタンを使用した数値入力

    <input type="number" ngbSpinButton>
    

    入力イベントを監視し、不正な入力をキャンセルすることで、入力値を制限できます。

    例:特殊文字を禁止する

    import { Component, OnInit } from '@angular/core';
    
    @Component({
      selector: 'app-root',
      template: `
        <input type="text" (input)="onInput($event.target.value)">
      `
    })
    export class AppComponent implements OnInit {
      ngOnInit() {
      }
    
      onInput(value: string) {
        const allowedChars = /^[A-Za-z0-9]+$/;
        if (!allowedChars.test(value)) {
          // 特殊文字が入力された場合の処理
          console.error('特殊文字が入力されました');
        }
      }
    }
    

    カスタムディレクティブを作成することで、独自の入力値制限ロジックを実装できます。

    import { Directive, Input, OnChanges, ElementRef } from '@angular/core';
    
    @Directive({
      selector: '[allowedChars]',
    })
    export class AllowedCharsDirective implements OnChanges {
      @Input() allowedChars: string;
    
      constructor(private el: ElementRef) {}
    
      ngOnChanges() {
        const input = this.el.nativeElement as HTMLInputElement;
        input.addEventListener('input', (event) => {
          const value = event.target.value;
          const filteredValue = value.replace(/[^A-Za-z0-9]+/g, '');
          if (value !== filteredValue) {
            input.value = filteredValue;
          }
        });
      }
    }
    

    サードパーティライブラリを使用する

    Angular には、入力値制限に特化したサードパーティライブラリがいくつか用意されています。

      これらのライブラリを使用することで、より簡単に複雑な入力値制限を実現できます。

      上記の方法を状況に合わせて組み合わせることで、様々な入力値制限の要件を満たすことができます。


        angular


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