ReactでURLを取得する方法

2024-09-09

Reactで現在のフルURLを取得する方法

Reactでは、クライアントサイドで現在のフルURLを取得する方法はいくつかあります。ここでは、その方法を日本語で説明します。

window.locationオブジェクトの使用

最も直接的な方法は、ブラウザのグローバルオブジェクトであるwindow.locationを使用することです。このオブジェクトには、現在のURLに関する様々なプロパティが含まれています。

import { useEffect, useState } from 'react';

function MyComponent() {
  const [currentUrl, setCurrentUrl] = useState('');

  useEffect(() => {
    setCurrentUrl(window.location.href);
  }, []);

  return (
    <div>
      <p>Current URL: {currentUrl}</p>
    </div>
  );
}

このコードでは、useEffectフックを使用して、コンポーネントがマウントされたときにwindow.location.hrefを取得し、currentUrl状態に設定しています。

useLocationフックの使用

React RouterのuseLocationフックは、現在のURLに関する情報にアクセスするためのより便利な方法を提供します。

import { useLocation } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const location = useLocation();

  return (
    <div>
      <p>Current URL: {location.path   name}</p>
    </div>
  );
}

このコードでは、useLocationフックを使用して、現在のURLのパス部分を取得しています。

URLライブラリの使用

より複雑なURL操作が必要な場合は、URLライブラリを使用することもできます。例えば、url-parseライブラリは、URLを解析してその各部分を抽出することができます。

import { useEffect, useState } from 'react';
import urlParse from 'url-parse';

function MyComponent() {
  const [currentUrl, setCurrentUrl] = useState('');

  useEffect(() => {
    const parsedUrl = urlParse(window.location.href);
    setCurrentUrl(parsedUrl.href);
  }, []);

  return (
    <div>
      <p>Current URL: {currentUrl}</p>
    </div>
  );
}



ReactでURLを取得する方法のコード解説

import { useEffect, useState } from 'react';

function MyComponent() {
  const [currentUrl, setCurrentUrl] = useState('');

  useEffect(() => {
    setCurrentUrl(window.location.href);
  }, []);

  return (
    <div>
      <p>Current URL: {currentUrl}</p>
    </div>
  );
}
  • return
    コンポーネントのレンダリング結果を返します。
  • setCurrentUrl
    currentUrl状態を更新します。
  • window.location.href
    ブラウザの現在のURLを取得します。
  • useEffectフック
    コンポーネントがマウントされたときに一度だけ実行されます。
import { useLocation } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const location = useLocation();

  return (
    <div>
      <p>Current URL: {location.path   name}</p>
    </div>
  );
}
  • location.pathname
    現在のURLのパス部分を取得します。
  • useLocationフック
    React Routerのフックで、現在のURLに関する情報を取得します。
import { useEffect, useState } from 'react';
import urlParse from 'url-parse';

function MyComponent() {
  const [currentUrl, setCurrentUrl] = useState('');

  useEffect(() => {
    const parsedUrl = urlParse(window.location.href);
    setCurrentUrl(parsedUrl.href);
  }, []);

  return (
    <div>
      <p>Current URL: {currentUrl}</p>
    </div>
  );
}
  • parsedUrl.href
    解析されたURLのフルURLを取得します。
  • url-parseライブラリ
    URLを解析してその各部分を抽出します。



  • historyオブジェクト
    window.historyオブジェクトは、ブラウザの履歴に関する情報を提供します。
    import { useEffect, useState } from 'react';
    
    function MyComponent() {
      const [currentUrl, setCurrentUrl] = useState('');
    
      useEffect(() => {
        setCurrentUrl(window.history.location.href);
      }, []);
    
      return (
        <div>
          <p>Current URL: {currentUrl}</p>
        </div>
      );
    }
    
  • useParamsフック
    React RouterのuseParamsフックは、現在のURLのパラメータを取得します。
    import { useParams } from 'react-router-dom';
    
    function MyComponent() {
      const { id } = useParams();
    
      return (
        <div>
          <p>Current URL: /users/{id}</p>
        </div>
      );
    }
    
  • query-stringライブラリ
    URLのクエリパラメータを解析します。
    import { useEffect, useState } from 'react';
    import queryString from 'query-string';
    
    function MyComponent() {
      const [queryParams, setQueryParams] = useState({});
    
      useEffect(() => {
        const parsed = queryString.parse(window.location.search);
        setQueryParams(parsed);
      }, []);
    
      return (
        <div>
          <p>Query Parameters: {JSON.stringify(queryParams)}</p>
        </div>
      );
    }
    

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