Sass ミックスインを使用して Angular Material カスタムテーマを作成する

2024-04-12

Angularでカスタムテーマパレットを使用する方法

手順:

  1. パレットの定義:

    • scss ファイルを作成し、使用する色の変数を定義します。一般的には、一次色、二次色、アクセント色などを定義します。
    • 例:
    $primary: #007bff; // 青
    $accent:  #ff4081; // ピンク
    $warn:   #dc3545; // 赤
    
  2. テーマの作成:

    • @angular/material パッケージに用意されている theme 関数を使用して、カスタムテーマを作成します。
    • この関数には、パレット変数、フォントファミリ、その他の設定を渡します。
    @import '~@angular/material/theming';
    
    $myTheme = mat-create-theme($primary, $accent, $warn);
    
    • アプリの global.scss ファイルに、作成したテーマをインポートします。
    • mat-theme ミックスインを使用して、テーマをアプリケーションコンポーネントに適用します。
    @import 'your-theme-file.scss'; // カスタムテーマファイルをインポート
    
    $body: mat-typography-body-1;
    
    mat-theme($myTheme) {
      body {
        font: $body;
      }
    }
    

補足:

  • Angular Materialは、ライトテーマとダークテーマの2つのデフォルトテーマを提供しています。これらのテーマをベースに、独自のカスタマイズを行うこともできます。
  • より複雑なテーマを作成するには、mat-palette 関数を使用して、色相、彩度、明度に基づいてカスタムパレットを生成することができます。

例:

この例では、Angular Material でシンプルなカスタムテーマを作成する方法を示します。

my-theme.scss ファイルを作成し、次の内容を追加します。

$primary: #007bff;
$accent:  #ff4081;
$warn:   #dc3545;

$myTheme = mat-create-theme($primary, $accent, $warn);

global.scss ファイルに my-theme.scss ファイルをインポートし、テーマを適用します。

@import 'my-theme.scss';

body {
  background-color: mat-color($myTheme, 'primary');
  color: mat-color($myTheme, 'text');
}

このコードを実行すると、アプリケーション全体に青色の背景と黒色のテキストが適用されます。

この例はほんの一例です。カスタムテーマパレットを使用して、独自の外観と動作を備えたアプリケーションを作成することができます。




サンプルコード:Angular Materialでカスタムテーマパレットを使用する

$primary: #007bff; // 青
$accent:  #ff4081; // ピンク
$warn:   #dc3545; // 赤

$myTheme = mat-create-theme($primary, $accent, $warn);

このコードは、以下のことを行います。

  • $primary$accent$warn 変数を使用して、テーマの色を定義します。
  • mat-create-theme 関数を使用して、これらの色変数に基づいて $myTheme カスタムテーマを作成します。
@import 'my-theme.scss';

body {
  background-color: mat-color($myTheme, 'primary');
  color: mat-color($myTheme, 'text');
}
  • body セレクタを使用して、アプリケーションの body 要素にスタイルを適用します。
  • mat-color 関数を使用して、$myTheme テーマから primarytext の色を取得します。
  • background-color プロパティを使用して、body 要素の背景色を primary 色に設定します。
  • color プロパティを使用して、body 要素のテキストの色を text 色に設定します。
  • この例では、基本的な色の設定のみを示しています。より複雑なテーマを作成するには、mat-palette 関数を使用してカスタムパレットを作成したり、mat-theme ミックスインを使用してテーマの他の側面をカスタマイズしたりすることができます。

このサンプルコードを参考に、独自のニーズに合わせてカスタムテーマを作成することができます。




Angular Material でカスタムテーマパレットを使用するその他的方法

Sass ミックスインを使用して、カスタムテーマをより簡単に作成および管理することができます。ミックスインは、テーマの色、フォント、その他のスタイルをカプセル化し、再利用可能なコンポーネントとして定義することができます。

@import '~@angular/material/theming';

$my-theme = mat-create-theme($primary, $accent, $warn);

@mixin my-theme-mixins {
  @include mat-theme($myTheme);

  body {
    background-color: mat-color($myTheme, 'primary');
    color: mat-color($myTheme, 'text');
  }

  .mat-button {
    background-color: mat-color($myTheme, 'accent');
    color: mat-color($myTheme, 'text');
  }
}

この例では、my-theme-mixins ミックスインを作成し、body 要素と mat-button コンポーネントのスタイルを定義しています。このミックスインを他のコンポーネントで使用して、簡単にテーマを適用することができます。

CSS 変数をを使用する

CSS 変数は、テーマの色やその他の値を定義するもう 1 つの方法です。CSS 変数は、SASS ミックスインよりも簡潔で、テーマの構成をよりわかりやすくすることができます。

:root {
  --primary: #007bff;
  --accent:  #ff4081;
  --warn:   #dc3545;
}

body {
  background-color: var(--primary);
  color: var(--text);
}

.mat-button {
  background-color: var(--accent);
  color: var(--text);
}

この例では、CSS 変数を使用してテーマの色を定義し、body 要素と mat-button コンポーネントのスタイルに適用しています。

プリプロセッサを使用する

Angular Material は、Sass、Less、Stylus などのプリプロセッサと互換性があります。プリプロセッサを使用して、テーマをより動的にしたり、複雑なロジックを実装したりすることができます。

// Sass を使用して、テーマの色を暗闇に応じて動的に調整する

@import '~@angular/material/theming';

$primary: #007bff;
$accent:  #ff4081;
$warn:   #dc3545;

$myTheme = mat-create-theme($primary, $accent, $warn);

@include mat-theme($myTheme);

body {
  background-color: mat-color($myTheme, 'primary');
  color: mat-color($myTheme, 'text');
}

.mat-button {
  background-color: mat-color($myTheme, 'accent');
  color: mat-color($myTheme, 'text');
}

// 暗闇を検出した場合、テーマの色を暗くする
@media (prefers-color-scheme: dark) {
  $darkPrimary = mix($primary, black, 20%);
  $darkAccent = mix($accent, black, 30%);
  $darkWarn = mix($warn, black, 40%);

  $myDarkTheme = mat-create-theme($darkPrimary, $darkAccent, $darkWarn);

  @include mat-theme($myDarkTheme);
}

この例では、Sass を使用して、テーマの色を暗闇に応じて動的に調整します。@media クエリを使用して、ダークモードを検出し、その場合にテーマの色を暗くするカスタムテーマを作成します。

どの方法を選択するかは、プロジェクトの要件と好みによって異なります。 基本的なテーマを作成する場合は、基本的な方法で十分です。より複雑なテーマや動的なテーマを作成する場合は、ミックスイン、CSS 変数、またはプリプロセッサを使用するとよいでしょう。

これらの方法は、Angular Material でカスタムテーマパレットを使用する出発点に過ぎません。創造性を発揮して、独自のニーズに合わせてテーマをカスタマイズしてください。


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