【React】bodyの背景色変更をもっと自由に!useEffect、CSS in JS、グローバルCSS徹底比較

2024-07-27

Reactでbodyの背景色を変更する方法

useEffectフックを使う

最もシンプルでよく使われる方法は、useEffectフックを使う方法です。

import React, { useEffect } from 'react';

function App() {
  useEffect(() => {
    document.body.style.backgroundColor = 'red';
  }, []);

  return (
    <div>
      {/* コンポーネントの内容 */}
    </div>
  );
}

export default App;

このコードでは、useEffectフック内で document.body.style.backgroundColor プロパティに red を設定することで、bodyの背景色を赤色に変更しています。

CSS-in-JSライブラリを使う

CSS-in-JSライブラリを使用すると、よりスタイリッシュな方法でbodyの背景色を変更することができます。

Styled-components を例に挙げてみます。

import React from 'react';
import styled from 'styled-components';

const Body = styled.body`
  background-color: red;
`;

function App() {
  return (
    <Body>
      {/* コンポーネントの内容 */}
    </Body>
  );
}

export default App;

このコードでは、styled-components を使って Body コンポーネントを作成し、その background-color プロパティを red に設定することで、bodyの背景色を赤色に変更しています。

グローバルCSSを使う

グローバルCSSを使用すると、アプリケーション全体に一貫したスタイルを適用することができます。

body {
  background-color: red;
}

このCSSをプロジェクトのルートディレクトリにある global.css などのファイルに保存し、インポートすることで、bodyの背景色を赤色に変更することができます。

  • 上記以外にも、コンテキストAPIやCSSモジュールなどを使ってbodyの背景色を変更する方法があります。
  • 方法を選ぶ際は、プロジェクトの規模や複雑さ、そして開発者の好みなどを考慮する必要があります。



import React, { useEffect } from 'react';

function App() {
  useEffect(() => {
    document.body.style.backgroundColor = 'red';
  }, []);

  return (
    <div>
      {/* コンポーネントの内容 */}
    </div>
  );
}

export default App;

説明:

  • このコードは、useEffectフックを使用して、コンポーネントがマウントされた後にbodyの背景色を赤色に変更します。
  • useEffectフックの第二引数に空の配列を渡すことで、この処理が一度だけ実行されるようにしています。
import React from 'react';
import styled from 'styled-components';

const Body = styled.body`
  background-color: red;
`;

function App() {
  return (
    <Body>
      {/* コンポーネントの内容 */}
    </Body>
  );
}

export default App;
  • styled-components は、コンポーネントにスタイルを直接記述できるCSS-in-JSライブラリです。
body {
  background-color: red;
}



Context APIを使うと、コンポーネント階層を越えてデータを共有することができます。この機能を利用して、bodyの背景色をグローバルに設定することができます。

import React, { useState, createContext } from 'react';

const BackgroundColorContext = createContext({
  backgroundColor: 'red',
});

function App() {
  const [backgroundColor, setBackgroundColor] = useState('red');

  return (
    <BackgroundColorContext.Provider value={{ backgroundColor, setBackgroundColor }}>
      {/* コンポーネントの内容 */}
    </BackgroundColorContext.Provider>
  );
}

function ChildComponent() {
  const { backgroundColor, setBackgroundColor } = useContext(BackgroundColorContext);

  return (
    <div style={{ backgroundColor }}>
      {/* コンポーネントの内容 */}
    </div>
  );
}

export default App;
  • このコードでは、BackgroundColorContext というContextを作成し、その中に backgroundColorsetBackgroundColor というプロパティを定義しています。
  • App コンポーネントでは、BackgroundColorContext.Provider コンポーネントを使用して、backgroundColorsetBackgroundColor の値をコンポーネント階層に提供しています。
  • ChildComponent コンポーネントでは、useContext フックを使用して BackgroundColorContext から backgroundColorsetBackgroundColor の値を取得し、それらを div コンポーネントのスタイルに適用しています。

カスタムフックを使う

カスタムフックを使うと、再利用可能なロジックを作成することができます。この機能を利用して、bodyの背景色を変更するロジックをカプセル化することができます。

import React, { useState } from 'react';

function useBackgroundColor() {
  const [backgroundColor, setBackgroundColor] = useState('red');

  return {
    backgroundColor,
    setBackgroundColor,
  };
}

function App() {
  const { backgroundColor, setBackgroundColor } = useBackgroundColor();

  return (
    <div style={{ backgroundColor }}>
      {/* コンポーネントの内容 */}
    </div>
  );
}

export default App;
  • このコードでは、useBackgroundColor というカスタムフックを作成し、その中に backgroundColorsetBackgroundColor というステートと、それらを操作する関数を実装しています。

CSSモジュールを使う

CSSモジュールを使うと、コンポーネントごとに分離されたCSSを作成することができます。この機能を利用して、bodyの背景色をコンポーネントごとに設定することができます。

.body {
  background-color: red;
}
import React from 'react';
import './App.css';

function App() {
  return (
    <div className="body">
      {/* コンポーネントの内容 */}
    </div>
  );
}

export default App;
  • このコードでは、App.css というCSSファイルを作成し、その中に .body クラスを定義しています。
  • App コンポーネントでは、div コンポーネントに .body クラスを適用することで、その背景色を赤色に設定しています。

emotionを使う

emotionは、CSS-in-JSライブラリの1つです。スタイリングをコンポーネント内に直接記述できるだけでなく、動的なスタイルを生成したり、テーマを適用したりする機能も備えています。

import React from 'react';
import styled from '@emotion/styled';

const Body = styled.body`
  background-color: red;
`;

function App() {
  return (
    <Body>
      {/* コンポーネントの内容 */}
    </Body>
  );
}

export default App;
  • emotionは、CSS-in-JSライブラリの中でも特に使いやすく、強力な機能を備えています。

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