React Link onClick イベント 解説

2024-09-28

React Link コンポーネントのonClickイベントの使い方について

React Linkコンポーネントは、ページ遷移を管理するためにReact Routerで使用されるコンポーネントです。通常、クリックすると新しいページに遷移しますが、onClickイベントを使用して、その挙動をカスタマイズすることができます。

基本的な使い方

import { Link } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  return (
    <Link to="/about">
      About Page
    </Link>
  );
}

このコードでは、Linkコンポーネントを使用して、/aboutページへのリンクを作成しています。クリックすると、/aboutページに遷移します。

onClickイベントの追加

onClickイベントをLinkコンポーネントに追加することで、クリック時の挙動を制御できます。

import { Link } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const handleClick = () => {
    // クリック時の処理
    console.log('Link clicked!');
  };

  return (
    <Link to="/about" onClick={handleClick}>
      About Page
    </Link>
  );
}

このコードでは、handleClick関数を定義し、それをonClickプロパティに渡しています。これにより、リンクがクリックされたときにhandleClick関数が実行されます。

React Reduxとの連携

React Reduxを使用している場合は、onClickイベントを使用して、Reduxストアのデータを更新することができます。

import { Link } from 'react-router-dom';
import { useDispatch } from 'react-redux';
import { incrementCounter } from './actions';

function MyComponent() {
  const dispatch = useDispatch();

  const    handleClick = () => {
    dispatch(incrementCounter());
  };

  return (
    <Link to="/about" onClick={handleClick}>
      About Page
    </Link>
  );
}

このコードでは、useDispatchフックを使用してReduxストアへのディスパッチ関数を取得しています。handleClick関数内で、dispatch(incrementCounter())を呼び出すことで、incrementCounterアクションをディスパッチし、Reduxストアのカウンター値をインクリメントします。

注意事項

  • Linkコンポーネントは、toプロパティを使用して遷移先のパスを指定します。このプロパティは必須です。
  • onClickイベントを使用すると、デフォルトの遷移挙動がキャンセルされることがあります。これを防ぐには、preventDefaultメソッドを使用してデフォルトのイベントをキャンセルしないようにすることができます。



import { Link } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  return (
    <Link to="/about">
      About Page
    </Link>
  );
}
  • クリックすると、/aboutページに遷移します。
  • Linkコンポーネントを使用して、/aboutページへのリンクを作成します。
import { Link } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const handleClick = () => {
    // クリック時の処理
    console.log('Link clicked!');
  };

  return (
    <Link to="/about" onClick={handleClick}>
      About Page
    </Link>
  );
}
  • リンクがクリックされたときにhandleClick関数が実行されます。
  • handleClick関数を定義し、それをonClickプロパティに渡します。
import { Link } from 'react-router-dom';
import { useDispatch } from 'react-redux';
import { incrementCounter } from './actions';

function MyComponent() {
  const dispatch = useDispatch();

  const    handleClick = () => {
    dispatch(incrementCounter());
  };

  return (
    <Link to="/about" onClick={handleClick}>
      About Page
    </Link>
  );
}
  • handleClick関数内で、dispatch(incrementCounter())を呼び出すことで、incrementCounterアクションをディスパッチし、Reduxストアのカウンター値をインクリメントします。
  • useDispatchフックを使用してReduxストアへのディスパッチ関数を取得します。



React Routerのnavigateフックを使用する

React Router v6以降では、navigateフックを使用してプログラム的にページ遷移を行うことができます。これにより、onClickイベントを使用せずにページ遷移を制御できます。

import { useNavigate } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const navigate = useNavigate();

  const handleClick = () => {
    navigate('/about');
  };

  retur   n (
    <button onClick={handleClick}>About Page</button>
  );
}

この例では、button要素を使用してリンクの代わりとしています。クリックすると、navigateフックを使用して/aboutページに遷移します。

カスタムフックを使用する

複雑なロジックが必要な場合は、カスタムフックを使用してonClickイベントの処理をカプセル化することができます。

import { useNavigate } from 'react-router-dom';

function useNavigateOnClick(path) {
  const navigate = useNavigate();

  const handleClick = () => {
    navigate(path);
  };

  return handleClick;
}

function MyComponent() {
  const handleClick = useNavigateOnClick('/about');

  return (
    <button onClick={handleClick}>About Page</button>
  );
}

この例では、useNavigateOnClickというカスタムフックを作成し、navigateフックを内部で使用しています。このフックをコンポーネントで使用することで、onClickイベントの処理を簡潔に記述できます。

条件付きレンダリングを使用してリンクを表示または非表示にする

特定の条件に基づいてリンクを表示または非表示にする場合は、条件付きレンダリングを使用することができます。

import { Link } from 'react-router-dom';

function MyComponent({ isLoggedIn }) {
  return (
    {isLoggedIn ? (
      <Link to="/about">About Page</Link>
    ) : (
      <p>Please log in to access this page.</p>
    )}
  );
}

この例では、isLoggedInプロパティに基づいてリンクを表示または非表示にします。

サードパーティライブラリを使用する

より高度なリンクの機能が必要な場合は、サードパーティライブラリを使用することもできます。例えば、react-router-domNavLinkコンポーネントは、アクティブなリンクのスタイルを自動的に適用するなどの機能を提供します。


reactjs react-router react-redux



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