その他の解決方法

2024-09-05

"Build:Cannot find type definition file for 'node'" エラーの解決方法

"Build:Cannot find type definition file for 'node'" エラーは、ASP.NET MVCとAngularを組み合わせたプロジェクトでTypeScriptを使用する場合によく発生するエラーです。このエラーは、TypeScriptコンパイラが node モジュールの型定義ファイルを見つけられないことを示しています。

原因

このエラーにはいくつかの原因が考えられます。

  • Node.jsのバージョンが古い
  • node_modules フォルダが破損している
  • TypeScriptコンパイラの設定が間違っている
  • Visual Studio Team Services (VSTS) エージェントが古い

解決方法

このエラーを解決するには、以下の方法を試してください。

Node.jsのバージョンを確認する

まず、使用しているNode.jsのバージョンを確認してください。最新のバージョンのNode.jsを使用していない場合は、最新バージョンにアップグレードしてください。

node_modules フォルダを削除して再インストールする

node_modules フォルダが破損している場合は、削除して再インストールする必要があります。以下のコマンドを実行して、node_modules フォルダを削除できます。

rm -rf node_modules

その後、以下のコマンドを実行して、node_modules フォルダを再インストールできます。

npm install

TypeScriptコンパイラの設定を確認する

TypeScriptコンパイラの設定が間違っている場合は、修正する必要があります。tsconfig.json ファイルを開き、typeRoots プロパティが以下のようになっていることを確認してください。

"typeRoots": [
    "node_modules/@types"
]

VSTSエージェントを更新する

VSTSエージェントが古い場合は、更新する必要があります。VSTSエージェントを更新するには、以下の手順を実行してください。

  1. VSTSポータルにサインインします。
  2. プロジェクトを選択します。
  3. ビルド > エージェントとプール に移動します。
  4. エージェントプールを選択します。
  5. エージェント タブをクリックします。
  6. 更新するエージェントを選択します。
  7. 更新 をクリックします。

上記の方法で解決できない場合は、以下の方法も試してみてください。

  • Visual Studioを再起動する
  • コンピュータを再起動する
  • 別のIDEを使用する

このエラーは、TypeScript 2.4以降で発生する可能性があります。TypeScript 2.3以前を使用している場合は、このエラーが発生しない可能性があります。

このエラーは、Windows、macOS、Linuxのいずれのプラットフォームでも発生する可能性があります。

このエラーは、Visual Studio、Visual Studio Code、WebStormなどのいずれのIDEでも発生する可能性があります。




import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-root',
  templateUrl: './app.component.html',
  styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent {
  title = 'ASP.NET MVC with Angular';

  constructor() {
    console.log('Node.js version:', process.version);
  }
}
<h1>{{ title }}</h1>
h1 {
  font-family: sans-serif;
}

package.json ファイル

{
  "name": "aspnet-mvc-angular",
  "version": "1.0.0",
  "description": "ASP.NET MVC with Angular",
  "scripts": {
    "start": "ng serve",
    "build": "ng build"
  },
  "dependencies": {
    "@angular/cli": "^13.0.0",
    "@types/node": "^18.0.0",
    "aspnet-core-mvc": "^6.0.0",
    "bootstrap": "^4.6.1",
    "jquery": "^3.6.0",
    "node-sass": "^6.0.0",
    "tslib": "^2.3.1",
    "typescript": "^4.6.2"
  },
  "devDependencies": {
    "@angular/compiler-cli": "^13.0.0",
    "@angular/core": "^13.0.0",
    "@angular/forms": "^13.0.0",
    "@angular/router": "^13.0.0",
    "@types/jasmine": "^3.10.0",
    "jasmine": "^4.0.0",
    "jasmine-core": "^4.0.0",
    "karma": "^7.0.0",
    "karma-chrome-launcher": "^3.0.0",
    "karma-jasmine": "^4.0.0",
    "karma-spec-reporter": "^5.0.0",
    "ts-node": "^10.0.0"
  }
}

tsconfig.json ファイル

{
  "compilerOptions": {
    "target": "es5",
    "module": "commonjs",
    "outDir": "./dist",
    "strict": true,
    "esModuleInterop": true,
    "forceConsistentCasingInFileNames": true,
    "skipLibCheck": true,
    "esModuleResolution": "node",
    "typeRoots": [
      "node_modules/@types"
    ]
  },
  "include": [
    "src/**/*.ts"
  ],
  "exclude": [
    "node_modules",
    "dist"
  ]
}

使用方法

  1. このコードをコンピュータにダウンロードします。
npm install
  1. 以下のコマンドを実行して、アプリケーションをビルドします。
ng build
ng serve

このコードを実行すると、ASP.NET MVC with Angular というタイトルのWebページが表示されます。




npm install @types/node --save-dev

このコマンドを実行すると、node_modules フォルダに @types/node パッケージがインストールされます。

tsc コマンドに --noImplicitAny オプションを追加する

以下のコマンドを実行して、tsc コマンドに --noImplicitAny オプションを追加できます。

tsc --noImplicitAny app.ts

このオプションを追加すると、TypeScriptコンパイラは、すべての変数を明示的に型指定するように強制します。これにより、Build:Cannot find type definition file for 'node' エラーが発生する可能性が低くなります。

tsconfig.json ファイルに paths プロパティを追加する

{
  "paths": {
    "node": ["node_modules/@types/node"]
  }
}

このコードを追加すると、TypeScriptコンパイラは、node モジュールの型定義ファイルを探す場所を指定できます。

Visual Studio または Visual Studio Codeでプロジェクトを再読み込みする

Visual StudioまたはVisual Studio Codeでプロジェクトを再読み込みすると、TypeScriptコンパイラが最新の変更を認識するようになります。これにより、Build:Cannot find type definition file for 'node' エラーが解決される場合があります。

コンピュータを再起動すると、すべてのキャッシュと一時ファイルをクリアできます。これにより、Build:Cannot find type definition file for 'node' エラーが解決される場合があります。


node.js asp.net-mvc angular



EJS、Handlebars、Pug:Node.jsで人気テンプレートエンジン徹底比較

テンプレートエンジンを使用すると、以下の利点があります。開発効率の向上: テンプレートを使用することで、HTML コードを毎回手書きする必要がなくなり、開発時間を短縮できます。コードの保守性向上: テンプレートとロジックを分離することで、コードが読みやすくなり、保守しやすくなります。...


「JavaScript、jQuery、Node.js」における「jQueryをNode.jsで使用できるか」の説明(日本語)

一般的に、jQueryをNode. jsで直接使用することは推奨されません。Node. jsはサーバーサイドでのJavaScript実行を想定しており、ブラウザ環境向けのjQueryの機能は直接利用できないからです。詳細な解説:jQuery: ブラウザ環境でDOM操作やイベント処理、アニメーションなどを簡潔に記述するためのJavaScriptライブラリです。...


Node.jsとは何ですか? (What is Node.js?)

Node. jsは、JavaScriptをサーバーサイドで実行するためのプラットフォームです。つまり、従来ブラウザ上でしか実行できなかったJavaScriptを、サーバー上で実行できるようにする環境を提供します。JavaScript: プログラミング言語のひとつで、主にブラウザ上で動きます。...


Node.js デバッグ入門: 実践的なコード例

Node. js アプリケーションのデバッグは、JavaScript コードのエラーや問題を特定し、解決するためのプロセスです。以下に、一般的なデバッグ手法を日本語で説明します。console. log() 関数を使用して、コードのさまざまな箇所で変数の値やメッセージを出力します。...


Node.js ファイル自動リロードのコード例解説

Node. jsでファイルを自動リロードする方法について、日本語で説明します。最も一般的な方法は、Node. jsのモジュールを使用することです。代表的なモジュールは以下の通りです。nodemon: Node. js開発用のツールで、ファイルの変更を検知して自動的にプロセスを再起動します。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



jQuery DataTablesで始めるASP.NET MVCグリッド

jQuery DataTables:豊富な機能とカスタマイズ性サーバーサイドとクライアントサイドの両方の処理に対応無料でオープンソースKendo UI Grid:高度な機能と洗練されたデザインデータの編集、フィルタリング、並べ替え、グループ化などが容易


jQuery で $.getJSON が IE8 でキャッシュされたデータを返す問題

jQuery の $.getJSON メソッドは、サーバーから JSON データを取得する便利な方法です。しかし、Internet Explorer 8 (IE8) では、このメソッドがキャッシュされたデータを返す問題が発生することがあります。


ASP.NET MVC フレームワークにおける複数送信ボタンの処理方法 (C#、HTML、ASP.NET MVC)

ASP. NET MVC フレームワークでフォームに複数送信ボタンを設置し、それぞれ押下されたボタンによって異なる処理を実行したい場合、いくつかの方法があります。ここでは、代表的な 2 つの方法を紹介します。方法 1: 同じ名前を持つ送信ボタンと Action メソッドのパラメータ


ASP.NET MVC開発者必見!Model Stateを使いこなしてエラー処理をスマートに

Controllerクラスには、ModelStateというプロパティが用意されています。これはDictionary<string, ModelState>型のオブジェクトであり、キーはモデルのプロパティ名、値はModelState型のオブジェクトとなります。ModelStateオブジェクトには、IsValidプロパティやErrorsプロパティなど、エラーに関する情報が含まれています。


ASP.NET MVC で部分ビューをレンダーする際の jQuery 以外のアプローチ

ASP. NET MVC で部分ビューをレンダリングする際、jQuery 単体では利用できません。しかし、jQuery を使って Ajax という非同期通信機能と連携させることで、部分ビューの描画を実現できます。ここでの流れは以下の通りです