【React Native】知っておきたい!FlatListのListHeaderComponentを固定表示にするテクニック

2024-07-27

React Native の FlatList で ListHeaderComponent をスティッキーにする方法

ヘッダーをスティッキーにするには、以下の2つの方法があります。

方法 1: stickyHeaderIndices プロパティを使用する

stickyHeaderIndices プロパティは、スティッキーにするヘッダーのインデックスを配列で指定します。この方法は、すべてのヘッダーをスティッキーにするのではなく、特定のヘッダーのみをスティッキーにしたい場合に有効です。

<FlatList
  data={data}
  renderItem={({ item }) => <Text>{item}</Text>}
  stickyHeaderIndices={[0, 3]}
  ListHeaderComponent={() => <Text>Sticky Header</Text>}
/>

上記の例では、インデックス 0 と 3 のヘッダーがスティッキーになります。

方法 2: SectionList コンポーネントを使用する

SectionList コンポーネントは、セクションヘッダーとセクションアイテムをグループ化して表示するために使用できます。SectionList コンポーネントを使用すると、すべてのセクションヘッダーを自動的にスティッキーにすることができます。

<SectionList
  sections={sections}
  renderItem={({ item }) => <Text>{item}</Text>}
  renderSectionHeader={({ section }) => <Text>{section.title}</Text>}
/>

上記の例では、sections プロパティでセクションデータを定義し、renderSectionHeader プロパティでセクションヘッダーをレンダリングします。

  • stickyHeaderIndices プロパティと SectionList コンポーネントを組み合わせて使用することはできません。
  • スティッキーヘッダーを使用すると、リストのスクロールのパフォーマンスが低下する可能性があります。
  • iOS と Android では、スティッキーヘッダーのレンダリング方法が異なる場合があります。



import React from 'react';
import { View, Text, FlatList } from 'react-native';

const data = [
  { id: 1, title: 'Item 1' },
  { id: 2, title: 'Item 2' },
  { id: 3, title: 'Item 3' },
  { id: 4, title: 'Item 4' },
  { id: 5, title: 'Item 5' },
];

const renderItem = ({ item }) => (
  <View style={{ padding: 10 }}>
    <Text>{item.title}</Text>
  </View>
);

const renderStickyHeader = () => (
  <View style={{ backgroundColor: '#f0f0f0', padding: 10 }}>
    <Text>Sticky Header</Text>
  </View>
);

const App = () => (
  <FlatList
    data={data}
    renderItem={renderItem}
    stickyHeaderIndices={[0]}
    ListHeaderComponent={renderStickyHeader}
  />
);

export default App;

このコードでは、data プロパティでリストのデータ定義し、renderItem プロパティでリストアイテムをレンダリングします。renderStickyHeader プロパティは、スティッキーヘッダーのコンテンツを定義します。

stickyHeaderIndices プロパティには、[0] という配列を指定しています。これは、インデックス 0 のヘッダーをスティッキーにすることを意味します。

このコードを実行すると、リストをスクロールしても、ヘッダーは画面上に留まります。

  • このコードはあくまで例であり、必要に応じて変更できます。
  • 実際のアプリケーションでは、より複雑なデータを扱う可能性があります。
  • スティッキーヘッダーを使用すると、パフォーマンスが低下する可能性があることに注意してください。



react-native-sticky-header は、React Native でスティッキーヘッダーを簡単に実装するためのライブラリです。このライブラリを使用すると、stickyHeaderIndices プロパティや SectionList コンポーネントを使用するよりも、より柔軟でコード量が少ないスティッキーヘッダーを作成できます。

カスタムフックを使用する

カスタムフックを使用して、スティッキーヘッダーのロジックをカプセル化することができます。この方法は、より複雑なスティッキーヘッダーを実装する場合に役立ちます。

import React, { useState, useRef } from 'react';
import { View, Text, FlatList } from 'react-native';

const data = [
  { id: 1, title: 'Item 1' },
  { id: 2, title: 'Item 2' },
  { id: 3, title: 'Item 3' },
  { id: 4, title: 'Item 4' },
  { id: 5, title: 'Item 5' },
];

const renderItem = ({ item }) => (
  <View style={{ padding: 10 }}>
    <Text>{item.title}</Text>
  </View>
);

const renderStickyHeader = () => (
  <View style={{ backgroundColor: '#f0f0f0', padding: 10 }}>
    <Text>Sticky Header</Text>
  </View>
);

const useStickyHeader = (data) => {
  const [stickyHeaderVisible, setStickyHeaderVisible] = useState(false);
  const headerRef = useRef(null);

  const handleScroll = (event) => {
    const scrollOffset = event.nativeEvent.contentOffset.y;
    const headerHeight = headerRef.current.offsetHeight;

    if (scrollOffset >= headerHeight) {
      setStickyHeaderVisible(true);
    } else {
      setStickyHeaderVisible(false);
    }
  };

  return {
    stickyHeaderVisible,
    headerRef,
    handleScroll,
  };
};

const App = () => {
  const { stickyHeaderVisible, headerRef, handleScroll } = useStickyHeader(data);

  return (
    <FlatList
      data={data}
      renderItem={renderItem}
      onScroll={handleScroll}
      ListHeaderComponent={() => (
        <View ref={headerRef} style={{ display: stickyHeaderVisible ? 'flex' : 'none' }}>
          {renderStickyHeader()}
        </View>
      )}
    />
  );
};

export default App;

この例では、useStickyHeader というカスタムフックを使用して、スティッキーヘッダーの表示状態を管理しています。このフックは、stickyHeaderVisible というステートと、headerRef という参照変数を返します。

stickyHeaderVisible ステートは、ヘッダーが現在表示されているかどうかを示します。headerRef 参照変数は、ヘッダーコンポーネントへの参照を保持します。

onScroll プロパティを使用して、リストのスクロールイベントを処理します。スクロールイベントが発生すると、handleScroll 関数が呼び出されます。この関数は、スクロールオフセットとヘッダーの高さを取得し、ヘッダーを表示するかどうかを決定します。

ネイティブモジュールを使用する

プラットフォーム固有のネイティブモジュールを使用して、スティッキーヘッダーを実装することもできます。この方法は、より高度なカスタマイズが必要な場合に役立ちます。

注意事項

  • 上記の方法はすべて、React Native の最新バージョンで動作することを確認してください。
  • 複雑なスティッキーヘッダーを実装する場合は、パフォーマンスを最適化するために適切な方法を選択することが重要です。

React Native FlatList で ListHeaderComponent をスティッキーにする方法はいくつかあります。状況に応じて、最適な方法を選択してください。


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