Reactでサクッと画像表示!publicフォルダとsrcフォルダの違いと使い分けを図解

2024-05-23

ReactJS での画像資産の保存場所: public フォルダ vs src フォルダ

ReactJS で画像ファイルを扱う際、public フォルダsrc フォルダ のどちらに保存するのが適切か迷うことがあります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、状況に応じて最適な保存場所を選択することが重要です。

public フォルダ

メリット

  • 静的ファイル (画像、CSS、JavaScript など) を直接参照できるため、開発が簡単
  • デプロイ時に自動的にコピーされるため、設定不要
  • キャッシュ有効期限を設定できるため、パフォーマンス向上に役立つ
  • バージョン管理が難しい
  • ソースコードと混同しやすい
  • セキュリティ上のリスクがある

src フォルダ

  • ソースコードと明確に区別できる
  • Webpack などを使用してビルド時に処理できるため、最適化が可能
  • 開発時に直接参照できないため、設定が必要
  • デプロイ時に手動でコピーする必要がある場合がある
  • パフォーマンスが低下する場合がある

一般的に、以下の状況に応じて保存場所を選択することをおすすめします。

  • 頻繁に変更しない画像: public フォルダ
  • バージョン管理が必要な画像: src フォルダ

    補足

    • 上記は一般的なガイドラインであり、状況によって最適な選択は異なる場合があります。
    • 複雑なプロジェクトでは、より詳細な設定が必要になる場合があります。
    • 最新の情報については、ReactJS の公式ドキュメントを参照してください。

    上記以外にも、画像を保存する方法はいくつかあります。例えば、CDN (Content Delivery Network) を利用したり、ベース64 エンコードしてソースコードに埋め込んだりするなどがあります。

    注意事項

    • 上記の情報は、あくまでも参考情報であり、専門的な知識や経験を保証するものではありません。
    • 具体的な実装方法やトラブルシューティングについては、専門家に相談することをおすすめします。



    サンプルコード: ReactJS で画像ファイルを扱う

    import React from 'react';
    
    const MyComponent = () => {
      return (
        <img src="/public/image.jpg" alt="Image description" />
      );
    };
    
    export default MyComponent;
    
    import React from 'react';
    import { useStaticAsset } from 'react-use-static-asset';
    
    const MyComponent = () => {
      const image = useStaticAsset('/src/images/image.jpg');
    
      return (
        <img src={image} alt="Image description" />
      );
    };
    
    export default MyComponent;
    

    説明

    1. import React from 'react'; で React をインポートします。
    2. const MyComponent = () => { でコンポーネントを定義します。
    3. <img src="/public/image.jpg" alt="Image description" /> で画像要素をレンダリングします。
    4. /public/image.jpg は、public フォルダにある image.jpg ファイルへのパスです。
    5. alt="Image description" は、画像が表示されない場合に表示される代替テキストです。
    6. }; でコンポーネントを終了します。
    7. export default MyComponent; でコンポーネントをデフォルトエクスポートします。
    1. import { useStaticAsset } from 'react-use-static-asset';useStaticAsset フックをインポートします。
    2. const image = useStaticAsset('/src/images/image.jpg');useStaticAsset フックを使用して、画像ファイルのパスを取得します。
    3. {image} は、useStaticAsset フックによって取得された画像ファイルのパスです。
    • 上記はあくまでサンプルコードであり、実際のプロジェクトでは状況に応じて変更する必要があります。
    • useStaticAsset フックは、react-use-static-asset パッケージを使用する必要があります。
    • 画像ファイルのパスは、プロジェクトの構造に応じて変更する必要があります。



    ReactJS で画像ファイルを扱うその他の方法

    CDN は、世界中にサーバーを配置し、画像などの静的ファイルを高速かつ効率的に配信するサービスです。ReactJS で CDN を利用すると、以下のメリットがあります。

    • パフォーマンス向上: CDN は、ユーザーに近いサーバーから画像を配信するため、読み込み速度が向上します。
    • スケーラビリティ: CDN は、トラフィックの増加に対応できるよう、自動的にスケーリングできます。
    • コスト削減: CDN は、帯域幅のコストを削減できます。

    CDN を利用するには、以下の手順が必要です。

    1. CDN プロバイダーを選択する (例: CloudFlare, Amazon CloudFront)
    2. CDN アカウントを作成する
    3. 画像ファイルを CDN にアップロードする
    4. CDN ドメイン名を取得する
    5. ReactJS アプリケーションで CDN ドメイン名を使用する

    import React from 'react';
    
    const MyComponent = () => {
      return (
        <img src="https://cdn.example.com/image.jpg" alt="Image description" />
      );
    };
    
    export default MyComponent;
    

    Base64 エンコードしてソースコードに埋め込む

    小さな画像の場合は、Base64 エンコードしてソースコードに埋め込む方法もあります。この方法のメリットは、CDN を利用する必要がないことです。デメリットは、ファイルサイズが大きくなることと、コードが読みづらくなることです。

    import React from 'react';
    
    const imageData = 'data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAAAEAAAABCAQAAAC1HAwCAAAAC0lEQVR42mNkYAAAAAYAAjCB0C9AAAAASUVORK5CYII=';
    
    const MyComponent = () => {
      return (
        <img src={imageData} alt="Image description" />
      );
    };
    
    export default MyComponent;
    

    Webpack などのビルドツールを使用して、画像ファイルを処理することもできます。例えば、以下のことができます。

    • 画像ファイルを圧縮する
    • 画像ファイルのハッシュ値を生成する

    ビルド時に画像ファイルを処理すると、以下のメリットがあります。

    • ファイルサイズを削減できる
    • キャッシュを有効にできる
    • コードをクリーンに保てる
    • ビルドツールを使用するには、設定が必要になります。

    上記以外にも、ReactJS で画像ファイルを扱う方法はいくつかあります。例えば、GraphQL やサーバーサイドレンダリングを利用するなどがあります。


    reactjs


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