React Router v6 でリダイレクトを行う

2024-04-16

React Router でページをリダイレクトする方法

useNavigate フックは、React Router v6 で導入された新しいフックで、以前の useHistory フックよりも簡潔で使いやすいのが特徴です。

import { useNavigate } from 'react-router-dom';

const MyComponent = () => {
  const navigate = useNavigate();

  const handleClick = () => {
    navigate('/new-page'); // 新しいページにリダイレクト
  };

  return (
    <button onClick={handleClick}>新しいページへ</button>
  );
};

Redirect コンポーネントは、React Router v5 以前で使用されていた方法で、現在でも有効です。

import { Redirect } from 'react-router-dom';

const MyComponent = () => {
  return (
    <Redirect to="/new-page" /> // 新しいページにリダイレクト
  );
};

一般的に、useNavigate フックの方が新しく、より簡潔で使いやすいのでおすすめです。

ただし、Redirect コンポーネントの方が、より詳細な制御が必要な場合に役立つことがあります。

例えば、リダイレクトする前に条件チェックを行ったり、リダイレクト時にデータを渡したりする場合などに便利です。

その他の注意点

  • リダイレクトする前に、ユーザーに確認メッセージを表示するなど、適切な処理を行うようにしましょう。
  • セキュリティ上の理由から、ユーザーが入力した URL に直接リダイレクトすることは避けてください。常にサーバー側で検証してからリダイレクトするようにしましょう。

補足情報

  • redux とは、React アプリケーションにおけるデータ管理を容易にするためのライブラリです。
  • 本回答では、React Router v6 を前提に説明していますが、v5 以前のバージョンでも同様の手法でリダイレクトを行うことができます。



useNavigate フックを使う

import React from 'react';
import { useNavigate } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const navigate = useNavigate();

  const handleClick = () => {
    navigate('/new-page'); // 新しいページにリダイレクト
  };

  return (
    <button onClick={handleClick}>新しいページへ</button>
  );
}

export default MyComponent;

Redirect コンポーネントを使う

import React from 'react';
import { Redirect } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  return (
    <Redirect to="/new-page" /> // 新しいページにリダイレクト
  );
}

export default MyComponent;

説明

  • 上記のコードは、それぞれ MyComponent というコンポーネントを定義しています。
  • MyComponent コンポーネントは、ボタンをクリックすると /new-page にリダイレクトします。
  • useNavigate フックと Redirect コンポーネントのどちらを使用するかによって、リダイレクトの方法が異なります。

補足

  • 上記のコードはあくまで基本的な例であり、実際の状況に合わせて変更する必要があります。



React Router でページをリダイレクトするその他の方法

以下に、いくつかの例を紹介します。

window.location オブジェクトを使う

window.location.href = '/new-page'; // 新しいページにリダイレクト

<Link> コンポーネントの to プロパティに replace 属性を指定する

<Link to="/new-page" replace>新しいページへ</Link> // 新しいページにリダイレクト (ブラウザ履歴に残らない)

プロграмmatic navigation を使う

import { createBrowserHistory } from 'history';

const history = createBrowserHistory();

history.push('/new-page'); // 新しいページにリダイレクト

それぞれの方法のメリットとデメリット

方法メリットデメリット
useNavigate フック簡潔で使いやすい詳細な制御が難しい
Redirect コンポーネント詳細な制御が可能v6 以降は非推奨
window.location オブジェクトシンプルブラウザ履歴に残ってしまう
<Link> コンポーネントアクセシビリティに優れているブラウザ履歴に残ってしまう
プロграмmatic navigation柔軟性が高い複雑

状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。

  • シンプルで分かりやすい方法を求める場合は、useNavigate フックがおすすめです。
  • 詳細な制御が必要な場合は、Redirect コンポーネントやプロграмmatic navigation を使用することができます。
  • アクセシビリティを重視する場合は、<Link> コンポーネントを使用することができます。

reactjs redux react-router


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