React初心者でも安心! bild後のindex.html パス設定ガイド

2024-06-17

React.js でビルド後に index.html 内の相対パスを設定する方法

この問題は、index.html ファイル内で相対パスを使用して静的ファイルを参照している場合によく発生します。例えば、以下のようになっています。

<link href="css/style.css" rel="stylesheet">
<script src="js/app.js"></script>

ビルド後、これらのファイルは build ディレクトリに配置されますが、index.html ファイルはルートディレクトリに残ります。そのため、上記の相対パスは正しく動作せず、ファイルが見つからなくなります。

この問題を解決するには、以下の 2 つの方法があります。

homepage フィールドを使用する

package.json ファイルに homepage フィールドを追加することで、ビルド後の静的ファイルのルートパスを指定できます。例えば、以下のようになっています。

{
  "name": "my-react-app",
  "version": "0.1.0",
  "homepage": "./",
  "scripts": {
    "build": "webpack"
  }
}

この設定により、index.html ファイル内の相対パスは、build ディレクトリを基準としたものになります。つまり、以下のようになります。

<link href="build/css/style.css" rel="stylesheet">
<script src="build/js/app.js"></script>

publicPath オプションを使用する

Webpack の publicPath オプションを使用して、ビルド後の静的ファイルのパスを指定することもできます。このオプションは、webpack.config.js ファイルで設定します。例えば、以下のようになっています。

module.exports = {
  output: {
    filename: 'bundle.js',
    path: path.resolve(__dirname, 'build'),
    publicPath: '/'
  }
};
<link href="/css/style.css" rel="stylesheet">
<script src="/js/app.js"></script>

上記のいずれの方法を使用しても、index.html ファイル内の相対パスを正しく設定することができます。

補足:

  • 上記の方法は、Create React App などのビルドツールを使用している場合に適用されます。
  • ビルドツールによっては、上記とは異なる方法で静的ファイルのパスを設定できる場合があります。詳細は、それぞれのツールのドキュメントを参照してください。



React.js でビルド後に index.html 内の相対パスを設定するサンプルコード

{
  "name": "my-react-app",
  "version": "0.1.0",
  "homepage": "./",
  "scripts": {
    "build": "webpack"
  }
}

次に、以下のコマンドを実行してアプリケーションをビルドします。

npm run build

ビルドが完了すると、build ディレクトリに静的ファイルが生成されます。

index.html ファイルはルートディレクトリに残りますが、homepage フィールドの設定により、以下の相対パスは正しく動作します。

<link href="build/css/style.css" rel="stylesheet">
<script src="build/js/app.js"></script>

この例では、Webpack の publicPath オプションを使用して、ビルド後の静的ファイルのパスを指定します。

// webpack.config.js

module.exports = {
  output: {
    filename: 'bundle.js',
    path: path.resolve(__dirname, 'build'),
    publicPath: '/'
  }
};
npm run build
<link href="/css/style.css" rel="stylesheet">
<script src="/js/app.js"></script>
  • 上記のサンプルコードは、基本的な例です。実際のアプリケーションでは、より複雑な構成が必要になる場合があります。



React.js でビルド後に index.html 内の相対パスを設定するその他の方法

BASE タグを使用する

index.html ファイルの <head> セクションに <BASE> タグを追加することで、すべての相対パスの基準となるベース URL を指定できます。例えば、以下のようになっています。

<head>
  <base href="/build">
  ...
</head>

この設定により、以下の相対パスは正しく動作します。

<link href="css/style.css" rel="stylesheet">
<script src="js/app.js"></script>

URL オブジェクトを使用する

JavaScript で URL オブジェクトを使用して、相対パスの絶対パスに変換することができます。例えば、以下のようになっています。

const url = new URL('css/style.css', window.location.href);
const href = url.href;

<link href={href} rel="stylesheet">

この方法を使用すると、ビルド環境やデプロイ環境に応じて、パスを動的に変更することができます。

ライブラリを使用する

path-to-regexpuse-base などのライブラリを使用して、相対パスの処理をより簡単に済ませることもできます。これらのライブラリは、複雑な階層構造を持つアプリケーションで特に役立ちます。

上記の方法のいずれを選択するかは、個々のアプリケーションのニーズと要件によって異なります。

各方法の比較:

方法利点欠点
homepage フィールド設定が簡単ビルドツールの種類によってサポートされていない場合がある
publicPath オプション柔軟性が高い設定が複雑になる場合がある
BASE タグシンプル古いブラウザではサポートされていない場合がある
URL オブジェクト動的にパスを変更できるコードが煩雑になる場合がある
ライブラリ使いやすい導入にオーバーヘッドがかかる場合がある

React.js でビルド後に index.html 内の相対パスを設定するには、さまざまな方法があります。それぞれの方法には長所と短所があるため、アプリケーションのニーズに合った方法を選択することが重要です。


reactjs build path


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