【保存版】Angular CLI でピア依存関係をスムーズに扱う!コマンドとオプションの決定版
Angular CLI でピア依存関係を扱う方法
ピア依存関係は、package.json
ファイルの peerDependencies
プロパティに記載されています。このプロパティには、必要なピア依存関係とそのバージョン範囲がリストされています。
Angular CLI でピア依存関係をインストールするには、以下の 2 つの方法があります。
npm install
コマンドに --save-dev
オプションを指定して、ピア依存関係を開発依存関係としてインストールできます。例:
npm install my-library --save-dev
このコマンドは、my-library
とそのピア依存関係を node_modules
ディレクトリにインストールし、package.json
ファイルの devDependencies
プロパティにそれらを追加します。
ng add
コマンドは、Angular CLI によって提供されるコマンドで、ライブラリとピア依存関係を簡単にインストールできます。例:
ng add my-library
注意事項
- ピア依存関係は、手動でインストールする必要があります。Angular CLI は自動的にインストールしません。
- ピア依存関係のバージョンが、
package.json
ファイルに指定されているバージョン範囲と一致していることを確認してください。バージョンが一致していない場合、エラーが発生する可能性があります。 - 複数のメジャーバージョンを跨ぐピア依存関係をインストールする場合は、
--force
オプションをnpm install
またはng add
コマンドに指定する必要がある場合があります。
Angular CLI でピア依存関係をインストールするサンプルコード
npm install コマンドを使用する
npm install my-lib rxjs --save-dev
このコマンドは、以下の操作を実行します。
my-lib
とrxjs
をnode_modules
ディレクトリにインストールします。my-lib
をpackage.json
ファイルのdevDependencies
プロパティに追加します。
ng add my-lib
出力
上記のコマンドを実行すると、次の出力がコンソールに表示されます。
installing [email protected]...
...
installing [email protected]...
...
Successfully installed [email protected] and its peer dependencies:
[email protected]
package.json ファイル
上記のコマンドを実行すると、package.json
ファイルは次のように更新されます。
{
"name": "my-app",
"version": "0.0.0",
"devDependencies": {
"my-lib": "^0.1.0",
"rxjs": "^6.6.0"
}
}
- この例では、
my-lib
のバージョンを^0.1.0
に設定しています。これは、マイナーバージョンが更新されても、メジャーバージョンは同じままである限り、新しいバージョンが自動的にインストールされることを意味します。
Angular CLI でピア依存関係をインストールするその他の方法
npm install-peer
コマンドは、ピア依存関係のみをインストールするために使用できます。例:
npm install-peer [email protected]
このコマンドは、[email protected]
を node_modules
ディレクトリにインストールし、package.json
ファイルに依存関係を追加しません。
手動でインストールする
ピア依存関係を手動でインストールするには、以下の手順を実行します。
- ピア依存関係の必要なバージョンを特定します。これは、
package.json
ファイルのpeerDependencies
プロパティを確認することで行うことができます。 npm install
コマンドを使用して、必要なバージョンでピア依存関係をインストールします。例:
npm install [email protected]
yarn
を使用している場合は、yarn add
コマンドを使用してピア依存関係をインストールできます。npm install
コマンドと同様に、--save-dev
オプションを指定して開発依存関係としてインストールすることも、オプションを指定せずにインストールすることもできます。例:
yarn add my-lib --save-dev
yarn add rxjs
npm install-peer
コマンドを使用する場合は、ピア依存関係がpackage.json
ファイルに依存関係として追加されないことに注意してください。- 手動でピア依存関係をインストールする場合は、
package.json
ファイルに依存関係を追加することを忘れないでください。
angular dependencies angular-cli